35リットルのクーラーボックスをどの様に固定させるか?
暫くの間、対策出来ないまま時が過ぎてしまいました。
溶接機を購入し溶接出来るようになったことで、その対策の幅か増えました。
ボルト構造にすると、ボルトナットのスペースだけ一回り大きくなるところですが、溶接だとコンパクトにまとめられます。そこで固定金具の設計、製作します。
下から引っ張り固定させる為のボルトナットがありましたので、そちらを利用します。
前側の対策前
前側の対策後
ステンレスフラットバー(厚み2ミリ、幅25ミリ)に、ステンレスのアイストラップを溶接にて固定し、船のボルトナットを利用して固定。
後側の対策前
後側の対策後
こちらも、同じ材料を使ってボルト固定。
アイストラップとクーラーボックスのハンドルを、ロープかベルトで繋げれば完成です。
これで座椅子をひとつ持って行かないことにします。
座椅子の裏側には、発泡ウレタンにて浮力体があります。これによって不沈構造となりますが、クーラーボックスにも断熱材として発泡材質を使っているため、浮力体として機能します。
浮力としては、体積も同じくらいありますので同程度と考えます。
浮力として期待するからには、とにかくクーラーボックスを船から外れないように固定させなければなりません。
固定金具を製作したお話でした。
不沈構造となるよう安全対策もかねてますから、安易に座椅子を外すことはしておりません。が、あくまでもこれは個人の見解であって正確に浮力を確かめた訳ではありません。改造等は各個人の責任において行って下さい。