分割ボート釣りブログ

東京湾内房付近にて、分割ボートを使ったライトジギングを楽しんでいます。艤装品製作のため沢山の道具や材料を購入ますので、それらを家庭へ還元するDIY作業も行います。また、海だけではなく、流れ込んでくる川の調査と称する登山も行います。そんな内容を記録するブログになります。

19 グラップラー タイプJ S60-2 ジギングロッド インプレ

今までジギングロッドを、敬遠してきました。

その理由は、ジギングロッドの多くが、ワンピースタイプばかりで、ロッドケースに入れると更に長くなり、ハッチバックタイプの車には載せられなった(載せにくかった)から。

 

ここ1年ほどで中堅クラスのロッドではモデルチェンジが進み、グリップとブランクが別れて繋ぐタイプを、各社ラインナップし、充実してきました。

ロッドの選択肢が、増えてきたところになります。

その中から、自分に合ったものを選択し、購入することにしました。

 

 

気にはなっていたけれど、現在所有するライトジギングロッドが、ターゲットとする魚の大きさと水深、釣り方などにマッチし過ぎており、購買意欲が湧きませんでした。

夏場の釣りは、水深が多少浅めでも十分な結果が残せてきましたので、ライトジギングロッドが、とても活躍し過ぎたことも要因になります。

 

夏の海水浴シーズンも終わりましたので、これから冬のシーズンに向けて、深場を攻めていこうと思います。

 

水深が深くなると、どうしてもジグの重さが増します。更に糸の長さ分の抵抗がリールとロッドに負荷が載ることになります。

ライトジギングのロッドでは限界に近くなる水深なので、すこしパワーのあるジギングロッドを選ぼうと思います。

 

まずは、ロッド選びの基本として、良く釣りに行くポイントの水深、使うジグの重さ、そして好みの固さを考慮します。

 

参考となるのは、現在使用しているライトジギングロッドになりますが、アブのライトジギングシリーズ(スピニング)の中で最もパワーのあるモデルになります。

 

 

アブのスピニングタイプに限った話ですが、ジグMAX150gとは記載がありますが、水深50mほどで軽快なクイックジャークをするには、表記されるジグ重さの、せいぜい半分~2/3までが限界と感じております。

 

それより重いジグは、ベイトリールのキャスティングモデルの守備範囲としてきました。

(ベイトモデルは、表記されるジグ重さまでは、余裕で扱えます。)

ベイトリールの利点として、ジグが着底する瞬間の感覚を掴みやすいし、フォール中の当たりも掴みやすいです。

 

しかし、東京湾では干満差による激流の潮時は、どうしても激速なドテラ流し釣りを強いられます。

そんな状況においてはスピニングタックルが使いやすく、水深50mくらいのポイントで重さ100~150g位のジグを、クイックジャーク出来るパワーが、欲しくなりました。

要はライトジギングの直ぐ上のパワー、でもガチンコなジギングパワーまでは要りません。

魚を掛けたら、竿を曲げて楽しみたいですからね。

そんなパワー控えめなジギングロッドを、今回選び、購入したロッドになります。

 

 

まずは、各社からラインナップされるモデルの中から、私が気になった4モデルに絞りました。

 

気になる4モデルのロッドなのですが、全てを在庫している店はなかなか有りませんので、まとめて振り比べることは叶いません。せいぜい在庫していても2モデル位までです。

色々な店で1本~2本振ってみて比べ、欲しいモデルを物色してきました。

 

そもそも、各社のカタログ記載されるジグ重さのMAX値は、あまり信じられる値になりません。

各個人のシャクリ方とスピードによって、かなりのバラツキがあります。

ロッドだけは、一度振ってみてからでないと、納得して買えません。

 

そんな訳で今回は、購入までにかなり時間を掛けてしまいましたが、私なりに比較し購入しました。

 

ライトジギングロッドのベイトとスピニングタックルにて、ベイエリアジギングとしてほぼカバーしていますため、足りていないところを埋めてくれるようなロッドであること、ガチンコなジギングロッドではないけれど、ライトジギングに寄り過ぎていないパワーであることが条件です。

 

メーカーとしては、シマノ、アングラーズリパブリック(パームス)、ダイワ、テイルウォークから選びました。

各メーカーからラインナップされるセパレートタイプであるジギングロッドで、メタルジグ100~150gをクイックジャークにて操れるパワーを持つロッドは?

 

 

シマノ 19 グラップラー S60-2

長さ:6'0"

仕舞寸法:130.7cm

ロッド重量:157g

ジグ重さ:MAX160g

(他のモデルと比べて最も軽量であり、スペック的に最もバランス良かったと感じました。シマノ贔屓であることも、判断基準として関係しています。)

今回、これを購入しました。

この後の釣行にて、沢山の魚に出会えました。

シャクる時にパワーはあるけど、魚が掛かると結構曲がります。

使って楽しくなるロッドでした。

 

 

アングラーズリパブリック
パームス シーラプチャーSTJS-62ML

 

長さ:6'2"

仕舞寸法:カタログ表記なし、ダイワのブラストとほぼ同じ仕舞寸法でした。

ロッド重量:200g

ジグ重さ:60~150g

(ダイワのブラストより張りが有りますから、もっと適合ジグ重さはあるように感じます。)

 

これは、最後まで候補として悩みました。細部のクオリティーも高いし、ロッドの張りや長さが一番しっくりきました。

 

 

ダイワ ブラスト VJ62MS

長さ:6'2"

仕舞寸法:138cm

ロッド重量:195g

ジグ重さ:70~180g

(う~ん、この張りと曲がりだとせいぜいMAX150gでしょう。適合ジグ重さの表記は、背伸びし過ぎ?です。けれど、曲げて操作する方には正しい表記だと思います。)

 

 

テイルウォーク ジグフォース SSD S603

長さ:6'0"

仕舞寸法:120cm (操作性重視しグリップ長さ660cmと長めの設定)

ロッド重量:180g

ジグ重さ:MAX170g 

 

曲がりはしっくりしていましたが、でも少しブランクが短すぎると感じました。

でも、メーカー記載の通り、操作性を狙った長さ設定です。

感覚的にはグリップが長めなので、ブランク長さが、ショートロッド(5フィート10インチ位?)に感じます。ショートロッドへの好みがハッキリ分かれるモデルだと思います。

 

 

以上の4択になりました。

 

 

その中から、好みのロッドの曲がりと張り(反発力)から選び、最後はグラップラーかシーラプチャーの2択としました。

そこから、最後はロッド重量の軽さから、シマノグラップラーとしました。

 

ロッドの張りだけで言うと、

パームスのロッドは、ブランクに一番張りが有るように感じましたので、パワーとしてはMLクラスで良いかな。

ダイワは張りが無くてヘナヘナな感じがして、表記通りのMクラス。

グラップラーとテイルウォークは、表記通りのパワー、そして張り(芯が通っているといった感じ)があると感じました。

 

どれも同じ価格帯であるので、値段での優劣はそれほどありません。

 

リールに一番近いガイドは、一番力が掛かるため、ダブルフットタイプのガイドが理想でしたが、最後はロッド重量が最も軽く、シングルフットではあるグラップラーとしました。

 

ライトジギングの直ぐ上のパワークラスとして、感覚的に一番馴染む曲がりとブランク固さだったから。

 

 

このロッド購入により、最も使わないキャスティングモデル1本とサヨナラする時が来ました。そもそも手元に8本もロッドは要りませんからね。

 

何本持っていても、船に持ち込むのは3本程度であり、現場で最後に握れるのは1本だけですからね。

持ちすぎても物置の肥やしにしかなりませんからね。このようにロッドとも、新しい出会いと別れが待っています(笑)

 

これに合わせる最初のリールは、ペン クラッシュ5000にしました。。

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バイオマスターSW5000クラスは小さく、6000クラスはベストマッチです。

ロッドパワー2のクラスに、リール6000クラスまでの糸巻き量は不要に感じます。ですが、サイズ感はとてもマッチしています。

 

本当はリールのサイズもパワーも、丁度この中間的なものが欲しいんですよね。

そこで、新型ストラディックSW5000PGを購入しました。

この後、20 ストラディックSW5000PGとの組み合わせることとしました。

 

東京湾にて使いましたが、魚が掛かった時にはパワーはあるけど曲がりすぎない、けど、しっかりとバットまで曲がるような丁度良い曲がり具合です。

シャクった時にはシャキッと感もあり、とてもクイックジャークしやすいです。

 

 

追加

シマノ ゲームタイプJ S64-2が、長さ、重さ、パワー(曲がり)、2ピース構造においてマッチしました。

が、グラップラーを購入した後、新発売に気づきましたので、残念ながら今回は見送りになりました。

 

 ライトジギングクラスの直上のパワーと、曲がりを楽しむクラスですので、ライトジギングロッドが折れたら、次はこのモデルが候補ですね。

 

と言いながら、この後すぐに購入することになりました。 しました。

minow.hateblo.jp

 

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