20 ストラディックSW5000ですが、ローターナット部にベアリングを追加し、カスタムしました。
そのカスタムにより、リテーナー(防水用シールゴムを抑えるプラスチック部品)と、ローターとの間に2mmの隙間が出来てしまいました。
こんな隙間は、プラスチックチューブを長さ2mmに切り、タッピングビスを中に通すようにすれば、良いだけです。
リテーナーが外れなければ良いのですから。
スプールとローターの隙間なんて、スプールに掘られたスリット加工から、敢えて見ようとしない限り、誰からも見えませんからね。
気にする必要などありません・・・・。
でも、この隙間が気になると言うのか・・・・。
単に部品を作ってみたいというのか・・。
道具(ルーター)があるから使ってみたいというのか(^_^;)
一度は立ち止まりましたが、やっぱり作ろう!
と、いうことで、また改造部品を製作することにしました。
ただし、性能はアップしません。
単なる自己満足するためだけの作業になります。
それでは、作業開始!
今日の作業場所は、ほぼ洗面所のシンクの中です。
ルーター研削して出てくる金属カスの清掃が楽になりますし、寒い時期の外作業は修行みたいなものになりますからね。
材料は、厚さ2mmアルミ板を1枚用意します。
大きさは、ローターの円周部より少し大きいサイズあれば十分です。
が、そんな都合良いサイズなんてありませんので、かなり大きめな100×150サイズを購入してきました。
丁度良い大きさの切り売りサイズが無かったので、私は秋葉原の電気街の材料屋にて購入してきました。
ホームセンターでも一番小さなサイズで150×150サイズくらいになりますが、500円程度で販売されています。
この材料を、ドリルとルーターを使って切削加工し、部品を製作していきます。
まずは、センターに8.5ミリの穴を開けます。
穴を開けたら、20ストラディックSW5000のローターナットとリテーナーを載せ、リテーナー外周部の固定穴にマーキングし、穴を開けます。
今回製作するパーツを、ストラディックのローターに開いていたリテーナー固定用のネジ穴を使い、固定させたいからです。
次に、ステラSW5000のローターナットとリテーナーを載せます。
リテーナー外周部の輪郭をマーキングしておきます。こんないい加減なマーキングで大丈夫です。
ここからグラインダーにて、荒々に削り出します。
荒々にカットされた状態から、ルーターで外周部を、更に大まかに削り出します。
この作業では、先に開けた3箇所の穴を使い、木材に固定させ、ルーターで削ると安全に作業が出来ます。
この100mmサイズの万力にて、挟んで作業すると安全です。
普段は置場では邪魔な存在ですが、有ればこんな時には役にたちますね。
次は、センターに仕上げのΦ12mm穴を開けます。
8mmくらいの穴までなら、ドリルの刃で穴開けは簡単に行えますが、8~10mmを越えてくると、簡単には穴開け出来ません。
それは、ドリルの刃を固定させるチャック部に限界があるから。
今回の材料はアルミ材なので、穴開けは木材に少し毛が生えたようなレベルになります。
そこで、ステップドリルを使います。
アマゾンにて、1本260円台で購入しました。安!
このステップドリルを使い、穴を広げて削りながら、最終的に12mmにします。
木に固定し、木も一緒に穴開けしますと、安全に作業が行えます。決して手に持って行わないように⚠️
穴の仕上がり具合は、なかなかですね。
穴を開けたらバリを取り除き、13ステラSW5000のローターナットを載せます。
ここから、最後の仕上げ作業になります。
ローターに仮固定させてみます。
リテーナーも載せ、リテーナー外周部の仕上げ用のマーキングをします。
あとは、ルーターにて削り出します。
こんな感じに、削り出しましたー ヽ(´▽`)ノ
最後に、マザーズのアルミ研磨材にて磨き、取り付けたら完成です。
バイク部品の研磨に普段使っていますが、アルミの研磨の他、大抵の金属やメッキパーツにも使えるので便利な研磨材です。