今回は東北内陸部を3日間観光してきました。
その最初に体力的には最もキツイ栗駒山を登ってきました。
栗駒山登山のコースとしては高低差500m位と比較的楽な登山なのですが、それよりも長時間ドライブの方が辛い行程となりました。
ほぼ寝ないまま運転し向かった先は、栗駒山南側の中腹に位置する登山口 いわかがみ平駐車場でしたが・・・・・・。
なんと土砂崩れ?による通行止め、がーん↷↷
いわかがみ平からの初心者向け登山コースの2つが、選択肢から消えてしまいました。
私は登山が好きなのか?と問われれば、ノー!キレイな景色を観たいだけ!と即答します。
出来る限り短い歩行時間にて登ることを第一にしていますので、いわかがみ平からのコースが無くなったことは、かなりショックでした。
天候が午後にかけて悪くなる予報だったので、暗いうちから登り始めて、途中日の出を見ながら登る予定でしたが、それは諦めました。
でも登山は諦めたくなかったので、栗駒山北側に位置する須川駐車場へ向かうこととしました。
バイクで昼間に走ると楽しいであろう長い長い暗闇のワインディングロードを走り抜け、須川高原温泉横の須川駐車場にやって来ました。
何とか日の出までに間に合いました。さらにキレイな雲海まで見ることも出来ました。
駐車場に戻り素早く身支度を済ませ、登山スタートしました。
ここ須川高原温泉の噴出場は、須川駐車場からほんの数分(1〜2分以内)歩いたところにあります。
登山口の案内看板などが見当たりませんでしたが、この噴出口に向かう歩道が登山口になります。
登山スタートが日の出の時間とは言え、予定よりかなり遅れていました。この日は天気が直ぐに悪くなる予報だったので、気は焦るばかりでした。
この時まで晴れだったんですけどね。
登山道の状態てすが、名残ヶ原までは道が整備されておりました。
少し歩くばかりと名残ヶ原に到着します。
名残ヶ原を超えたところにコース分岐点があります。ここで須川コースと自然観察路と別れます。
しかし、2021年7月時点で須川コースは有毒ガス大量発生により立入禁止となっておりましたので、結果的に自然観察路のみとなりました。
結局この日は、初心者・初級コースは自然観察路のみでした。
山頂付近の天候の状態ですが、この時はまだ雲がかかっていませんでした。
チャンス!急げ急げ!と歩を進めました。
歩き始めて30分もしない途中、名残ヶ原から山頂までの間にある産沼手前になりますが、一気に雲行きが怪しくなってきました。
あちゃ〜、モクモクしてきたな。これでは山頂で晴れ間を期待出来ませんね。
山道の状態ですが、名残ヶ原から産沼の間には沢を横切らなければなりません。そのうちの一つに三途の川があります。
ここは滑りにくいソールの防水仕様の登山靴があると良いですね。
沢のほかの登山道は、多くは下の写真のような道でした。
この道の状態だと登山靴があると歩きやすいですね。
ハイテックの防水機能付きトレッキングシューズを使用していますが、安価なのですが軽めの登山なら十分な性能です。
朝とは言え夏場なので汗をかきます。脱水状態となる前に途中、産沼にて水分補給休憩しました。
休憩後にリスタートした時、山頂を見上げましたが、やはり雲がかかっていました。
これでは、残念ですが山頂からの景色は期待出来ませんね。
ここで心が沈んでしまったことから、産沼から山頂までの距離1.3キロが、それ以上の距離に感じられました。
自然観察路は、勾配が緩やかなため登りやすいコースでした。
山頂は晴れていましたが、周りは雲で覆われおりました。それでも極稀にのぞく景色を楽しむことが出来ました。
30分程度休憩しながら晴れ間を期待しましたが、諦めて下山することにしました。
勾配が緩やかななので、帰路もとても楽なコースです。スイスイ歩けます。
そんな帰路の下山途中に山頂を振り返ると、こんなにもクリアな視界で快晴?
これまたショック!
しかし10分もしないうちに、また雲に隠れてしまいました。
山の天気は変わりやすいですね。
須川駐車場〜産沼ルート〜山頂までは、登り約2時間でした。
その後3日間、東北内陸部観光をして帰りました。
この時の旅行記は、イナズマ1200整備日記 東北内陸部観光 その1(バイクツーリングの予習と復習)
に記載しておきます。
この栗駒山は真夏でもキレイな山でしたが、秋の紅葉時期はもっとキレイなのでしょうね。
秋の天気良い日だと、雲海も日の出も紅葉も欲張りな登山が楽しめそうですね。
また訪れたい場所の一つとなりました。
このブログは釣りブログがメインのはずなのですが、今年は釣りから少し遠ざかっていますね。
機会有れば行きたいのですが、タイミングがなかなか合いません。
さらにオリンピックによる首都高速値上がり対応が影響し、高速道路渋滞箇所が出来てしまっています。そこを帰りに通過しなければならないため、オリンピックとパラリンピックが終わるまでは、千葉内房へは行かないかな?