分割ボート釣りブログ

東京湾内房付近にて、分割ボートを使ったライトジギングを楽しんでいます。艤装品製作のため沢山の道具や材料を購入ますので、それらを家庭へ還元するDIY作業も行います。また、海だけではなく、流れ込んでくる川の調査と称する登山も行います。そんな内容を記録するブログになります。

操船者(自分)用マルチホルダーの製作 (5種類の小道具ホルダー)

仕事の都合と天気とのタイミングが合わなくて、今年は全然釣りへ出かけられません。

今週も私用のため釣行は無理そうなので、憂さ晴らしと言うか艤装品の不満箇所を改善しようと思います。

これまで自分仕様の艤装品を製作してきましたので、不満な箇所は随分少なくなってきました。が、艤装品の不満な箇所はまだあります。それは、やっつけ仕事で仕上げた自分用のマルチホルダーです。

ラインブレーカーやクイックハリハズシ、フィッシュグリップなどのマルチホルダーを、下の写真のように、やっつけ仕事的な形にしました。

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やっつけ仕事とは、その場限りの仕事のことを言い、急ぎの用に間に合わせるため、急いでする仕事から転じて、単に「いい加減な仕事」という意味で使われるようになりました。

マルチホルダーの第一段階では、やっつけ仕事と言う言葉がマッチするブサイクな形に仕上げました。でも、使い勝手はバツグンでした。

 

そこへ先日、下の写真左側のような同乗者用マルチホルダーを製作したところ、使い勝手と見た目良い仕様となりました。
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同乗者用マルチホルダーのクオリティーの高さに、おや?自分用の物がクオリティー低過ぎやしないかい?と・・・。

こんなところ、どうでも良いところではありますが、同乗者用と同じかそれ以上のクオリティーにしないと、私的にはどうも納得いきません٩(๑`^´๑)۶

 

そこで、自分用マルチホルダーのクオリティーアップを狙い、同乗者用とほぼ同じような仕様に変更することにしました。

最終的な出来上がりとして、配列はこんな感じになるはず。

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今回も用意した材料は、ほぼ100円ショップ商品です。まな板をベースとして、ホルダー配置もこんな感じにしようと思います。

メイホウ シャクホルダーでも200円台なので、それほど高額ではありません。

このシャクホルダー底には水抜き用のドリル穴を開けてあります。

5つ用のホルダー配置にしようとすると、長さが足りないため、まな板の持ち手まで使うことになりそうです。

分割ボートへの取付はステンレス材のフラットバーを介してM8ボルト1本で固定することにする予定で、ステンレス材の切断、ヤスリ掛け、曲げ加工、ドリル穴開けと色々加工が必要となってきます。minow.hateblo.jp

 

 

まずはホルダー本体から製作していきます。

ホルダーとなる箸立てとシャクホルダーを、まな板に固定させていきます。

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この箸立てはダイソーさんで購入。メーカーは山田化学さんの吸盤やわらかスリムポケットという商品です。ほかのホームセンターなどでも見たかな?

このあと、クイックハリハズシ用のホルダーとピック用のホルダー配置を考えていたら、フィッシュグリップは2つ同じホルダーに入れることにしたため、まずはこのような形としました。

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コレって、同乗者用とほぼ同じ配置ですよね(汗)

ここまで同じにしなくても良いのに・・・。
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あとはボートへの固定用ステー(曲げたフラットバー)を製作し取り付けたら完成となります。

今回のステー材には、厚み2mm幅20mmのステンレス材フラットバーを使用しました。

厚み2mm幅25mmのフラットバーが強度的にベストな材料だったと思います。

170mm位の長さが欲しいがために、ホームセンターで1m購入しても使い道を思いつきませんでしたので、ここは妥協しました。

 

何だかんだ加工が大変なステンレス材を使いました。ホルダー本体に取り付けてみると、f:id:Minow:20211123130440j:image

この時点で、それなりの形となりました。

シャクホルダーはステンレス材フラットバー、まな板と共に固定させてあります。

 

ところで、左端の黒色の物は何?

→フィッシュピック用ホルダーとして、配管立管バンドにて塩ビパイプを挟み込んで取り付けました。

アカギ 15mm 立管バンド (ステンレス材 200円程度)を樹脂製サドルバンドと一緒に固定してみました。

 

あとはステンレス材フラットバーを曲げ、熱収縮チューブを手回しボルト穴に被せて、ボルト穴の形に切り、穴にワッシャーとボルトを入れたら完成!

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熱収縮チューブは、ボルトが抜け落ち難くなるための加工になります。こうする事で、艤装品の組立と分解、家での洗浄作業後の片付けなどのトータルタイムが短縮されて早くなります。

ワッシャーはボルトを回した時、熱収縮チューブが噛みこまないようにするため必須です。

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自分用のマルチホルダーだからと言う訳ではなく、他の艤装品も全て同じ様な加工や一手間を加え、使いやすくしてあります。

マルチホルダーなどの艤装品が直接釣果アップに結びつくことはありません。一例として、魚の処理をスムーズに行えることで、素早く次のフォールに移行出来き、メタルジグを海底に長く漂わせジャークする時間をアップさせることに繋がり、ヒット率が上がります。

小型ボートの操船者って、同乗者と比べて釣り以外の行動が意外と多くあります。そんな行動を少しでも減らすため、色々と艤装品を改良してきました。

 

これでまた一つ道具の使い勝手が良くなり、釣果アップしたら本望です。

 

今年の天候は荒れた日が多く感じます。それに仕事の都合も合わなくて、釣行すら出来ないことには話は始まりませんね。

 

メイホウさんのルアーホルダーを3〜4連した方が、もっと見た目はいいんですが、高額になってしまいます。

有ったら便利なホルダーですからね。形になりさえすれば、最後は何でもアリです。

 

(追記) 

ハリハズシが普段はブラブラし、取り出すときには先端が少し引っ掛けるため、何とかしたい!
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ということで、外径34mm内径30mm以上のパイプをガイドにしたいと思い、あちこちと探していました。

なかなか良い材料が見つからなかったのですが、f:id:Minow:20211202221252j:image

100円ショップのボールの空気入れポンプに使われているプラスチックパイプが丁度良く、取り付けることにしました。

まず欲しい長さにカットします。
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あとは樹脂製サドルバンドにて固定します。

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一つなサドルバンドだけだとグラつきが大きかったため、もう一つ追加し、フィッシュピックホルダーも取り付け

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試行錯誤しながらも、ようやく完成〜

寸法もピッタリ!

またこれで釣れた魚の処理動作の無駄が無くなり、本業の魚釣りに集中する時間がアップ出来そうです。

 

実際使用して感想ですが、とても使いやすいホルダーでした。
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