先日にキャブレターの分解洗浄しました。今回はその関連するスロットルワイヤー周りの分解洗浄を行いました。
キャブレターはスロットルグリップからワイヤーを介して操作します。
そんなワイヤーは頻繁に操作しますので、汚れ易くグリスも劣化しやすい箇所になり、動きがだんだん渋く悪くなってきます。
一年に一回以上はオーバーホールしておきたいパーツになります。
ここのオーバーホールは簡単なので、空き時間が少ないときや、暇潰しくらいの時間にて作業出来ます。
スロットルホルダーをネジ2本緩めて分解します。
この様にワイヤーのタイコが現れます。
バイクのスロットルと同じ構造です。
キャブレターがわのネジを緩め、ワイヤーを外します。
これで、スロットルワイヤーはフリーな状態になりました。
タイコ側を引っ張ると、ワイヤーが徐々に出て来ます。
全部引き抜いたら、汚れたワイヤーを綺麗にクリーニングします。
クリーニングといっても、パーツクリーナーで洗い流す程度です。
スロットルワイヤーのアウターチューブの内部をクリーニングします。
ワイヤーのアウターチューブ内部は、パーツクリーナーを吹付けると、クリーニング出来ます。
その後、エアーにて乾燥させたら、ワイヤーオイルをワイヤーのアウターチューブとインナーワイヤーに吹付けます。
あとはインナーワイヤーを通し、復旧していきます。
キャブレター側のナットを外し、曲がりを緩めておくと、ワイヤーを通し易くなります。
スロットルの汚れたグリスも綺麗に拭き取り、新しいグリスを塗り、組戻すと完了です。
スロットルグリップの周りは、とても汚れますので、半年に一度はクリーニングとグリスアップした方が良いですね。
とても簡単な整備なのですが、クリーニングとグリスアップしたあとのスロットルの軽さに感動するハズです。