今回は錆びてきたオール(パドル)のシャフトを更新することにしました。
更新するにあたり、より錆びにくいアルミからステンレス(SUS304)へ、材質変更しました。
使用しているのは、アキレスのアルミ材のオール(黒色)になります。
アルミ材は錆びにくいとは言え、海水には弱くていつか錆びる材質です。と言うか錆びてきましたので、今回交換することになりました。
使用後にシッカリと塩抜き洗いをしてきましたが、それでも隙間に海水が入り込み塩分が抜けきれずに腐食が進んできました。
ステンレス材への変更は、重量が多少増えますが、更新することにしました。
作業ですが、まずは分解から行いました。
先端部を抜き取ると、アルミの表面が白い粉をふいており、腐食進行していました。
そこで今回はステンレス(SUS304)材を使ったパイプ(直径32mm×厚さ1mm×長さ910mm)に変更しました。
市販されるオール長さだとシャフトは910mmより長いはずです。
しかし私の場合はグリップ側を切詰めてあるため、購入してきたパイプ長さ910mmでピッタリでした。
グリップ側からオールクラッチまでの長さを、揃えることから加工しました。
この支点部のプラスチック部品の隙間にて錆びており、なかなか抜けませんでした。
万力の歯を黒色のプラスチック部分に軽く当て、パイプを押したり引いたり苦労しながら、何とか外しました💦
ドリルで穴あけ加工しクラッチ部分を取付けたあと、先端部をビス止め固定しておきました。
もう一本加工し、何とか2本ともにシャフトを更新することが出来ました。
釣果には全く関係ないパーツではありますが、小型ボート釣りにおいてはとても重要なパーツになります。
船外機エンジンが停止してしまった時の非常用推進力でもあり、離岸着岸時の動力となる重要な装備品ですからね。
天気と仕事の都合良ければ、早く釣りへ出掛けたいものです。