分割ボート釣りブログ

東京湾内房付近にて、分割ボートを使ったライトジギングを楽しんでいます。艤装品製作のため沢山の道具や材料を購入ますので、それらを家庭へ還元するDIY作業も行います。また、海だけではなく、流れ込んでくる川の調査と称する登山も行います。そんな内容を記録するブログになります。

21ツインパワーSW5000HG ウォームシャフト後部(下部)へボールベアリング1個追加

はじめに

今回も21ツインパワーSW5000HGにボールベアリングを1個追加する作業の記録になります。

ボールベアリングを1個追加し回転性能アップを実感出来ると、追加出来る箇所は全てボールベアリングに交換したくなってしまいます。そんな魔力に憑りつかれてしまいました。

minow.hateblo.jp

 

 

追加作業

まずはボディーガードを外します。
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ここのネジを外すには、トルクスドライバーT6サイズが必要になります。ダイソーにもドライバーセットに含まれた商品がありますので、そちらでも大丈夫だと思います。

カバーを外すとグリスがタップリと塗り込まれた箇所を少し拭き取ります。
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するとネジが2本現れます。
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ネジ2本を外し、ウォームシャフトカバーを外します。

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すると白色のプラスチック部品が見えますので、ピンセットでつまみ引き抜くと外れます。

さらにウォームシャフト部の奥にはワッシャーが2枚取り付けられていますので、これらを外しました。

ウォームシャフト後部から外した部品は、このような部品構成でした。
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写真中央部の銀色のワッシャーが曲げ座金になります。後に、この曲げ座金とゴムOリングを再使用しました。

因みにワッシャーを抜き取るには裁縫用針の先端を少し曲げた自作ピックアップツールが使いやすいです。

 

まずは取り付ける部品を並べてみました。(茶色のワッシャーは、クリアランス的なところから、最終的には取り付けませんでした。)
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ボールベアリングの回転構造からするに、片方は内径側にワッシャーが当たるようにし、反対側は外径側にワッシャーが当たるようにしないと、ボールベアリングの回転性能がちゃんと出ないと思ってます。

同じサイズのワッシャーにて両側からボールベアリングを挟み押えるような配置とするくらいなら、まだプラスチックカラーの方がマシかな?もしくは同じくらい?と思えます。

 

ここではボールベアリング(外径6mm内径3mm)をハサミ込むよう、ベアリング前後で異なるサイズのワッシャー配置としました。

具体的にはウォームシャフトとボールベアリングの間に、タミヤシムセットから内径3mm厚み0.1mmを1枚だけ挟みこみました。

でも20ステラSW5000は、ウォームシャフトとボールベアリングの間にワッシャーを入れてないんですよね。何が正解かは自分次第だと考えてますので、ここには薄くても1枚のワッシャーを入れました。

 

因みに今回はボールベアリングはミネベアの外径6mm内径3mmのDDL-630ZZを使用しました。

同じサイズのミニチュアベアリングでは、キャストップSMR63A2-H-X1ZZ もあります。こちらもそれほど高額ではなく1個500円弱になります。

ボールベアリングとブッシュの間に挟み込んだワッシャーは、組み込まれていた曲げ座金1枚のみとしました。曲げ座金の外径は6mmになりますので、ボールベアリングの外径側に接し、ブッシュに挟まれるような形となります。

因みに20ステラSWは、ここには曲げ座金とあわせて2枚のワッシャーを挟んでますが、このツインパワーSWではクリアランスがなく、曲げ座金1枚のみとしました。

薄めのワッシャーをもう一枚入れらましたが、少し遊びのあるクリアランス調整としました。ガタつく様ならまた調整します。

 

そうそう、この改造にて一番の重要なブッシュですが、20ステラSW5000用の部品を使用しました。

部品番号 : 95 ブッシュ 350円(税なし)になります。

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そのブッシュを並べて見比べてみました。

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白色のブッシュが21ツインパワーSW5000、黒色のブッシュが20ステラSW5000の部品になります。

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比べると良く分かりますが、ステラの部品の方が全長が短くなっております。ボールベアリングの組込み代になります。

因みにOリングゴムは転用しました。

 

今回のボールベアリング追加作業に必要となる購入する部品は、ブッシュとボールベアリングと内径3mmのワッシャー1枚だけです。

この箇所については、1000円程度でボールベアリングを1個追加出来ました。

 

本体を全分解しないで、ボディカバー周りの分解のみでボールベアリングを追加することも出来ます。コツはスプールシャフトを押えて動かなくしておくことです。

が、この方法はオススメ出来ません。

ウォームシャフトピンが外れたり、ウォームシャフトギアが外れたりすることがありますので、そのような場合には、結局全分解することになります。

慣れないうちは、急がば回れです。

 

因みに先に行ったのローターナットベアリング追加する際に、ピニオンギアを交換しました。

その作業時にリール内部構造を少し覗いてみましたので、こちらの作業の記録の方に写真を掲載しておきます。

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シマノ好きなので、この写真に(*´▽`*)

タマラン、素敵な内部構造ですね。

 

最後に

これでこのリールにはベアリングを2個追加し、性能アップさせることが出来ました。

購入後すぐに行ったので、ノーマル状態のポテンシャルを知らぬまま、カスタムしてしまい、違いの分からぬ男となりました💦

 

シーズン途中です。それも気温水温ともに良いシーズンに、こんなリールカスタムなんかしてないで、早く釣りに行きたい!

まずは釣りたい!その前にリールを早く試したい!

今週末はなんとか行けそうですかね?

 

 

 

 

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