分割ボート釣りブログ

東京湾内房付近にて、分割ボートを使ったライトジギングを楽しんでいます。艤装品製作のため沢山の道具や材料を購入ますので、それらを家庭へ還元するDIY作業も行います。また、海だけではなく、流れ込んでくる川の調査と称する登山も行います。そんな内容を記録するブログになります。

スズキ2馬力船外機DF2 スロットルワイヤーケーブルの交換(エンジンオイルシール交換作業の一部)

 

エンジン周りのオイルシールを交換し、冷却水路の塩付着をクリーニングする目的として、エンジンを少し?分解することにしました。

そのために先日、エンジン周りのオイルシールやガスケットなど部品を購入しておきました。

f:id:Minow:20221201210114j:image

minow.hateblo.jp

スロットルワイヤーをクリーニングのため抜き出した後、差込み戻す際には入れ難く、動きも渋いのでそろそろ交換しようかな?と考えてました。

minow.hateblo.jp

ワイヤーは消耗部品であり、前オーナーの使用開始から12年程経過してますため、このタイミングにて交換することにしました。海上での安心安全のために、事前に出来ることはしておこうと思います。。

 

冒頭のとおり主目的はエンジン周りのオイルシール交換てす。ついでに冷却水路に付着した塩の除去になります。

その作業を行うには、まずはエンジンを取り外すことになります。そしてエンジンを取外すと、タイトルのスロットルワイヤーは、取替えしやすくなります。

この記事ではエンジンを取外す作業記録と、その中で行ったワイヤー取替作業を記載しておきます。

 

事前作業

ワイヤーを交換する前に、まずはワイヤーにオイルを染み込ませておきました。

使用するオイルは、普段バイク整備に使用しているワイヤーオイルになります。具体的にはバイク部品メーカーのデイトナから販売されるワイヤーオイルになります。

f:id:Minow:20221204104218j:image

そのオイルをワイヤー内部へ入れやすくする道具として、バイク整備ではお馴染みのインジェクターを準備しました。

バイクのスロットルワイヤーなどではとても注し難い構造なので、内部にオイルを入れやすくするためインジェクターという道具があります。

バイクのワイヤーは両側にタイコが付いてますので、ワイヤーが抜き取れませんが、この船外機用の新品ワイヤーは簡単に抜き取れますので、ワイヤーインジェクターは不要だと思います。

でも有れば、組付けた状態でオイルを注す時には便利だと思います。

 

では、エンジン分解していきます。
f:id:Minow:20221204124916j:image


f:id:Minow:20221204124926j:image

キャブレターを外します。
f:id:Minow:20221204124937j:image

配線を外します。
f:id:Minow:20221204125021j:image

f:id:Minow:20221204125030j:image

そしてスロットルワイヤーを引っこ抜き外しました。
f:id:Minow:20221204125308j:image

あとで組立の写真をいれますが、強引に引き抜くと、スロットルワイヤーの途中部分を引っ掛けておくプラスチックが破損しやすいため、そっと引き抜くか?素直にエンジンを降ろしましょう。

 

スロットルワイヤーを交換します。
f:id:Minow:20221204125325j:image

ティラーハンドルを通る穴にスロットルワイヤーが通してあります。その穴との隙間が狭くエンジンストップ(キル)スイッチと干渉しましたので、一旦外しました。

f:id:Minow:20221204125338j:image

f:id:Minow:20221204125404j:image

ハンドル周りの部品は一旦全バラシ状態としました。

f:id:Minow:20221204125415j:image

ワイヤー交換し、エンジン分解作業へ移りました。
f:id:Minow:20221204125435j:image

エンジン回りのパーツを、大きくバラバラにしました。
f:id:Minow:20221204125501j:image

エンジンを外すと、そこにゼリー状の塊が一部見られました。
f:id:Minow:20221204125513j:image

う〜ん。

これは詰まりやすい物質ですね。
f:id:Minow:20221204125603j:image

 

エンジンロアカバーからガソリンタンクとエンジンを外すと、スロットルワイヤーを通す箇所が現れ、楽に作業が出来ました。
f:id:Minow:20221204125529j:image

外さないと、ワイヤー交換は出来ないと思います。

ここからエンジン分解の本格的作業となります。
f:id:Minow:20221204125554j:image

この続きはコチラに記載しておきます。

 

minow.hateblo.jp

 

 

 

エンジンが組み上がったところで、エンジンロアカバーにあるスロットルワイヤーを固定させるバンドに、ワイヤーを取付けました。
f:id:Minow:20221205103442j:image

f:id:Minow:20221205103456j:image

そこへエンジンを載せて、全体を組み上げたら完成となります。
f:id:Minow:20221205103510j:image

f:id:Minow:20221205170852j:image

片付けが終わった後に気が付いたのですが、エンジンオイル(0.38L)を注ぎ入れ忘れてました。

面倒くさいとは思わず、この後すぐに室内作業にて行いました。

(エンジンオイルの量をすぐに忘れてしまうので、油性ペンにてオイルの取手に書いてあります。)

f:id:Minow:20221205162248j:image

案の定、オイルをフローリングに少し垂らしてしまい、その後始末も大変でした(笑)

少し臭いワックスになったと思います。

 

最後に

今回のオイルシール交換とエンジン分解による冷却水路の塩除去は、行って良かったと思います。

これでまた安心して海へ出られそうです。

安心して海へ出られれば、良い釣果に繋がる筈!

アウトドア&フィッシング ナチュラム