分割ボートな乗り始めてから色々な艤装品を製作してきました。しかし数年間製作してくると、何となく完成形に近づいたのかな?と、一旦は休止していました。
先日から艤装品を久しぶりに製作し始めたところ、めちゃくちゃ楽しんですよね~
ちょっとでも不満があるなら、自分で作るから改良すれば良いんです。そんな不満解消に、無性に何か作りたくなりました。
最近、自転車グリップゴムを使ったラインブレーカーを作りましたが、これは携帯しやすさ重視した形で、糸を手繰りよせて切る能力は実は低いんです。
一回巻いた時の糸の長さが短いんです。
自転車グリップの外径はせいぜい3cm程になりますので、外周はその約3倍(円周率3.14)の約10cmとなります。一巻しても10cmなんです。
陸上からだと十分な長さかもしれませんが、海上てミニボートだと引いた分だけ船が動くため、とても効率の悪いラインブレーカーなんです。
もっとラインを巻き付けられないか?と考えると、必然的にラインブレーカーの径が大きい方が良いんですね。
釣武者の商品がΦ120~180もあるのが、船釣には向いています。
この釣武者のラインブレーカー位の大きさで、リングの中に持ち手が入るなら、もっと扱いんじゃないかな?って思います。
今回はそんな形に近いナカジマさんのカップリールMを、ラインブレーカーとして使い易いよう、スプールゴムを取付けることにしました。
釣具店で600円ほどにて購入出来ます。
このSサイズを探していたのですが、NEWカップリールになったモデルにはラインナップがなく、旧タイプは見つかりませんでした。
ラインブレーカーとして使い易そうなMサイズとしました。
横から見ると、テーパー状になっています。
中央部にはグリップがあり、とても握りやすい!
このカップリールの最大径は145mm程になりますが、
実際のスプール径は110mmほどになります。
持ち歩くにはデカいですよね。ラインブレーカーとしては携帯性は悪んです。
でも、なんでも道具を載せてしまうミニボート釣りなら、これくらいの大きさは全然邪魔になりません!
ただこのカップリール単品だけで使い物になるのか?だと、ラインブレーカーとしては使い難いんですよね。
ラインブレーカーとして使うには、スプール部を滑り難くしてあげないと、PEラインが滑ってしまいます。カップリールの中央部に糸を縛りつけた時、スプール部で滑らないよう、何かしら加工が必要となります。
そこでダイソーさんのキッチンコーナーにて販売されている目玉焼き用のシリコンゴムリングを購入してきました。
このゴムをスプール部に滑り止め材として使います。
このシリコンゴムは、ちょっと径が小さい位で良いんですが、かなり小さめなんです。
でも何とかなりそうなサイズ感です。
このシリコンゴムを嵌め込むには、持ち手側の方から手でゴムを嵌め込むことです。
ゴムの一箇所を押えつつ、ゴムを少し引っ張りながら中へ入れていくと収まりました。
シンデレラフィット?ですね。
これでスプール部が滑り難くなり、ラインブレーカーとして機能します。
プラスチック材のみのスプールだと、PEラインが滑ってしまうため、何かしら滑り難くする必要があります。そう、何でも良いのでPEOPLEラインとの摩擦抵抗を増やして上げれば良いんです。
見た目を気にしなければ、捻挫等したとき手首に巻くテーピング材でも十分なのです。
でも、私は見映え(写真映え)の良いシリコンゴムとしましたよ。
でもブログで人に見せないなら、私なら絶対テーピングだけですよ😊
そうこのラインブレーカーの置場を考えないといけません・
船内のバケツに置いておけば良いのかな?と考えますが、より使いやすいよう、小物ホルダーにでも紐でブラ下げておけば、直ぐに取出して使えるかなと考えます。
直ぐ取り出せて、直ぐ固定出来ることは、船上での無駄な時間ロスに繋がります。
結果として釣りに集中する時間が増えます。このブログを書き始めたころの初心に返りました😊
釣りに出掛けたら、少しでも長く海中にルアーを沈めておく時間や回数を稼ぐこと(時間的ロスを減らすこと)を、行く前にどれだけ準備出来るか?が、結果として良い釣果に繫がると考えています。
、事前準備が釣果に結びつくのは定量的には判断し難いのですが、偶然ではなく必然!
やれるだけの事をした上で、結果として釣果がついてくると考えています。