今回はカヤックカートの製作記録となります。
DIYだからこそ出来る高価なステンレス材による、贅沢仕様のカートを目指します!
(自作するより既製品を買ったほうが、安いし早いよ! →道程は険し過ぎるだけです😁)
春からカヤックにて乗り出す準備を冬から進めてきましたが、もう快適な春になってしまいましたね💦
必要な用品と部品はほぼ揃ったので何時でも出せる準備は整ったのですが、長い砂浜のアプローチに対応するためのカヤックカートの準備が遅れてました。
カヤックカートがあると、便利と言うか楽ですからね。
カヤック購入時に前オーナーの自作カヤックカートが有ったのですが、我が家のカヤック置場の収納方法と、カヤックの底を上に向け車載する方法の一連の動作を考えた場合、どこかで腕力に頼る作業が生じます。
そこで省力化を図ることにしました。(高年齢化しても継続して出来るよう、今のうちから省力化しておきたいんです。)

まず、既製品のカヤックカートで使い易そうな形のモノを購入しようとしました。
既製品の中では下の2つの様な形の商品が目に留まりましたが、この2つの良いところ取りした組合せが、自分には使い易そうだな?と・・・思い直しました。
それにしても5000円〜10000万円程で購入出来ますので、分割ボートのドーリーと比べると、随分安く感じられますね。
最終的には下の形なら、溶接で作りやすそうだとなりました。
自作しても手間が掛かる割に、材料費はさほど安価ではないことから、一度はコ・ス・パ最高な既製品のカヤックカートを購入することにしました。
が、分割ボート用の物置を覗いて見てみると?ステンレス材の端材パイプが5本残ってた事、仕事の面では他の部署へ異動しこれまでの様な時間が取れそうもないことから、時間があるうちに何とか端材を消費しておきたいかな?と・・・😅
(普通の人は思いません!)
頭の中で描いたイメージを設計図にすると、太さ20A厚みSCH10S のステンレスシームレスパイプ(60cm程の端材3本)をメインフレームとした構造に、カヤック受けとの継目に15Aパイプを入れ、ワイヤーロックピンにて接続させる構造です。
この頭に描いたイメージ図を具現化する切断前の材料はこんな具合です。

何をどう作ろうとしているのか?この時点では、さっぱり分かりませんよね。
ここから頭の中の設計図をもとに、大凡の長さにカットしました。
(カットする時点で、全く詳細寸法を決めてません。現物から合わせた寸法をマーキングしたらカット。いつもこんな感じで作業が進みます😊)
カットしてみると、車軸を通すパイプが一番長く41cm、次に長いパイプがカヤックと接するバー2本となり、その長さは38cmとなりました。
(端材から切出すので、欲しい寸法を優先し切出ししていくと、成り行きとなる寸法がどうしても発生します。)
カヤック底面とタイヤが干渉しないよう縦材2本の長さは15cm程度で十分でしたが、タイヤ径の大きいバルーンタイヤへ今後変更するかもしれませんので、少し長めとなる22cmとしました。(試行して後でカットする調整代を設けるため長めにカットしました。)

カットした部材を並べてみると?

この時点でイメージ図通りの形が、ほぼ形になりました。

この継ぎ目をワイヤーロックピンで接続する予定です。

切断後の端部はヤスリでバリ取り処理し、直角に溶接しやすいよう2×4木材にサドル金具による固定した治具を準備しました。

2箇所だけ点溶接したら、木材の治具から外して本溶接となります。
スズキッド 半自動溶接機バディ80ですが、電流電圧のどちらの目盛も7.5位が、今回のパイプ溶接には扱い易いやすい設定でした。
もう少し微調整することと腕を上げれば、より綺麗なビードになったかな?

まあカートの形になったことだし、ソコソコの溶接強度は出たと思うので、溶接ビードの多少の醜さは良しとしておきましょう。

これをシャフトとタイヤを合わせて、全体を組み立ててみると?

作業を始めて4時間でこの形になりました。
あ〜疲れた😫
形にしてみると、良い感じに仕上がってきました。
但し、この時点では連結ピンが有りませんので、天地逆方向にして組立ててます。
連結箇所を6mmのワイヤーロックピンとしたので、6mmのドリル穴を開けました。
このドリル穴の中心と角度を、シッカリと合わせておかないと、後で芯わ合わせる作業がとても大変になります。
外側のパイプの穴開けを先に行い、外側の穴をガイドにして内側のパイプに穴開けした方が、合わせやすいと思います。
用いた6mmのワイヤーロックピンはコチラ

ワイヤーロックピンは2本で、送料込み1000円程になりました。

カートが傾き過ぎないようにするストッパーを溶接にて取付けました。
ストッパーの長さを調整しやすく取外せる構造になるよう、ステーとしてパイプを溶接しました。

それがね、溶接したパイプの外径φ12とφ13を、最後に取り違えてしまいました💦
ストッパーとして予定した10Aパイプを、溶接したφ13のパイプに、インサート出来なくなってしまいました😢
ここは後でどうにでもなる箇所なので、後回しとしました😢(内心穏やかではない)
車軸(シャフト)は、前オーナーのカートのアルミ材φ20mmの丸棒を流用しました。
アルミの丸棒は、ソコソコ高額な材料ですよね。
車軸両端部のタイヤ抜け止めには、ステンレス製のリンチピンを使用しました。
4mmサイズを4個1000円程で購入しました。
コストダウンのためだと思われますが、手間の掛かる面取りはされてませんでしたので、ダイヤモンドヤスリを使い、軽く面取りしました。

リンチピンを使いタイヤをシャフトに固定させました。

因みにこのタイヤは、前オーナーが自作したカートから流用したシャフト径20mmのノーパンクタイヤになります。
タイヤ新品だと3000円以上します。次にもし新規購入するなら、15Aサイズのパイプ外径が21.7mmなので、シャフト径22mmのタイヤを購入すると思います。
あと、カートの上でカヤックを横方向に向き替えしやすいよう、パイプにシャックル用の4mm穴を開け、ステンレスチェーンとシャックルで繋ぎました。
仮に取付けてみると、シャックルのネジの頭が飛び出るので、後にパイプの内側に変更しました。

剥き出しのチェーンだと傷つきやすくなりますので、滑り止め?を兼ね内径10mmのシリコンチューブを被せ保護することにしました。

ステンレスの3mmチェーンは、バイク吊り上げ設備に用いた端材を使用しました。
強度的には十分過ぎる材料になります。
シャックルは4mmを5個、新規に800円程で購入しました。
内径10mmのシリコンチューブは、ジェイモSP-1の排気パイプの接続部の交換時(1m購入して10cm使用)に使用した端材を使用しました。
シリコンチューブ内にチェーンを通す時、何もしないで通そうとすると摩擦力により、なかなか通せないと思います。
片方を針金にて縛りシリコンチューブに通しておき、チェーンとシリコンチューブ内部に中性洗剤を塗ってから引っ張ると、摩擦が減りますのでスルスル通せます。

チェーンを通した後は、内部を水洗いし乾燥させれば、チューブ入りのチェーンが完成となります。

シリコンチューブを組んだチェーンを、シャックルのボルト差込み方向を反対にし、パイプ内側から締め付けるようにして固定させました。
組立ててみると、やはり剥き出しのチェーンより、シリコンチューブに収めたチェーンの方が、クオリティー高く感じられますね☺


パイプエンドが開いてるとDIY感が出てしまいますので、シャックルが通るよう一部をニッパーでカットし、パイプエンドキャップ(28mmのインサートタイプ)を押し込み取付けました。

端部を綺麗に処理することで、飛躍的にクオリティーがアップします🙌
インサートキャップは20個入りで750円程になります。(20個入りが最安値?)

DIYならではですが、この様に細部のクオリティーを高めると、自己満足度が飛躍的に高まりますね!
(このキャップは後で外しました。)
後回ししたストッパー部ですが、溶接してインサート出来るよう接続することにしました。
折角溶接するのであれば、少し曲げて溶接しようと、端部を10°位斜めにカットして接合することにしました。
木材とサドルバンドを使いパイプを仮固定させ、2箇所ほど点溶接するまでの治具になります。
簡単に出来る治具ですが、有ると位置がズレに難くなります。とても重宝します。

在庫していた4.8mmのクイックリリースピンにて固定させました。
ストッパーの先端部には、18mm用のゴムキャップ(ホームセンターで120円)を使用しました。
パイプ径17.3mmに対して、18mm用ゴムキャップになりますので、ゴムと金属用の接着材を使用しました。

バイクのキャブレターフロートチャンパーシールゴムの更新時に少量使用し、その後在庫していた接着剤を今回有効利用しました。
ゴムキャップを取付けてみると、しっかりとストッパーの役割を果してくれました。

カヤック底面との滑止め材は、ダイソーさんのベビーコーナー等に並ぶ"ぶつかり防止ドアレバークッション"を使いました。

このクッション材を最後に取付けたため、先に取付けたパイプエンドキャップ、シャックルとチェーンを取外してから、パイプに通しました☺
ここはパイプエンドキャップを取付ける前に、計画的に作業するところでした。反省点ですね。
チェーンとシャックルは復旧しましたが、パイプエンドキャップは、もう一度作り直しかな?
キャップは無くても使える箇所であり、疲れて面倒くさくなったので、このまま暫く使うことにしようかな?

拘りも大事ですが、時に妥協する事も大事です☺
あと、カヤックに縛り付けるベルトを用意しないといけませんね。
このベルトがズレないよう通すチェーンは、先に切断したチェーンの端材を、曲げ戻してカートに溶接し有効利用しました。

カートに溶接して取付けました。


幅25mmの長さ2mの荷締めベルトにしました。

クーラーボックスをカヤックに固定させるためのベルトとして、もう一本余分に購入しました。
少し時間が掛かりましたが、これで完成しました。





高さ方向は余裕を持たせ過ぎてましたので、時間が出来た時に少しカットしても良さそうです。

カヤック置場からカヤックカートへ載せる作業は、とてもスムーズで楽チンでした〜🙌
カヤックの上に乗り、溶接強度を確認しましたが大丈夫でした。
カヤックカートは完成しましたし、乗り出しは5月のGW位になりそうかな?
それとも出張疲れで、先延ばしかな?
【その後の改良】
何回か使用したところ、傾斜ストッパーをへし折ってしまいましたので、改良することにしました。
カヤックを載せる高さを低くしたことで、転倒に対する安定性が格段にアップしました。そこで力学的に最も安定した形となるダンベル型も製作しました。
ダンベル型はパイプにドリル穴を開けて連結するだけなので、簡単に製作出来ます。
ただ連結する穴の芯を合わせる加工には、ボール盤やドリルガイド等が必要になります。
後にダブルタイヤ仕様にもなるよう車軸部をφ22に変更し、横幅を簡単に変更出来るようにしました。

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