半年前にステンレス材で自作したカヤックカートは、何回か使用し使い勝手を確かめてから、高さを切詰める調整代が設けてありました。
今回はそれを切詰め改良した事、さらに傾く角度のストッパー部を改良した作業の記録になります。

カヤックカートの傾きを抑えるストッパーですが、根元のパイプの隅肉溶接が甘かったこと、加えて段差乗り越え時に強引に引っ張ったことで、へし折ってしまいました。
現在はストッパーが無くなってしまったため、必要以上に前傾してしまい、カヤックを載せ難い状態になっていました😢
ストッパーを再度取り付けるにあたり、まず高さ方向を切詰める改良を施してから、カヤック牽引時にストッパーが邪魔にならないような構造(高さと角度)で取付けることにしました。

まずはタイヤの外周部から4〜5cm上でカヤックを支える形になるよう、不要な脚高10cmカットしました。
それが片方を間違って11cmもカットしてしまいました💦

なので、もう片方も1cm追加でカットして高さを揃えました。
仮組みしてみると?

カヤック底面とタイヤ外径部とのクリアランスを2〜3cmほどみていたので、1cm余分にカットした事によりギリギリ干渉しない高さとなりました☺
重心は低いほど牽引時の安定性は増すので、結果的に良い方向性となりました。(ただ危なかった〜)
次にストッパーを取付ける角度ですが、カートが前傾した時、前側が地面と油性ペン1本分になる位が、見た目良さそうかな?

そうすると、丸棒を曲げる若しくはパイプを溶接しコの字型にしたストッパーを取付けるか?

若しくは安価で簡単に出来そうな木材でも良さそうかな?

もしくはストッパーという概念に縛られることなく、荷重が掛かると起き上がるような構造とするか?

前傾していても、車軸より後方に張り出した端部があると、そこにカヤックの荷重を掛けることで、テコの原理で起き上がる構造になりますからね。

この起き上がる構造にストッパーを組合せた形にしようか?
どの改良案も良い方向性へ向かうと思うので、とりあえず材料を注文し、到着するまでの1週間ほど考えて、現物を見てから再考し取付けることにしました。
まず今回購入したのは、ステンレス材の15Aサイズで90°ベンドパイプ1本になります。

90°ベンド管は15Aサイズのパイプなので、カヤックカートのフレーム材である20Aサイズの薄肉パイプ(スケジュール番号5か10だったような?)の内側に差し込めます。
このベンド管を前側に付けても良し。

半分にカットして後側に取付けるのも良し。

と少し考えましたが、更なる改良の余地が残るよう、前側にストッパーとして取付けることにしました。(後端部は20Aの45°ロングエルボを突合せ溶接することにしました。)

90°ベンド15Aパイプを、薄肉20Aパイプ内側に差し込み、4mmの管付きボルトを通して固定させました。
穴の位置が0.数mmズレると、ネジを差し込めませんので、貫通穴を開けるのはとても難しい作業でした。
この管付きボルトに、シャックルでチェーンを連結させました。
ストッパーの端部はウェルナットで処理し、滑り止めとしてゴムが地面に接するようにしました。

90°ベンドパイプは、カートの右側左側のどちらに取付けても良かったのですが、カヤックの右側にドレンの突起があるので、それをキズ付け難くなるよう右側に取付けることにしました。


これでようやく完成〜
以前の仕様もでしたが、カート後部にカヤックの重みが掛かると前側が持ち上がる構造が復活しました。だけど今回の改良では、カヤックを牽引する時に、ストッパーの端部が車軸より高く持ち上がるようになったので、また引っ掛けて折れる心配が減りました。
この仕様なら壊れ難いんじゃないかな?
そうそう、端部のキャップを外していましたが、やはりキズつけやすくなるので、再度取付けることにしました。

が、この端部に45°エルボを溶接し取付けたところ、カヤックに端部が当たることが無くなりましたので、不要なキャップは外しました。

Amazonでフローバル(韓国)の45°ロングエルボは、1個600円程で購入出来ました。

あまり荷重が掛からない箇所なので、点溶接により取付けました。

エルボを取付けた後、チェーンを取付ける4mm穴を開け、シャックルで固定させて完成しました🙌

カートの上へカヤックを置いた時、後端部のチェーンかパイプにカヤックが載ると、シーソーのように前側が起き上がる構造になっています。

マイナーチェンジ前と基本構造は同じですが、本改良によってカヤックカートは格段に扱いやすくなりました🙌
カヤックフロントハッチから収納出来るようパーツを分解出来る構造も維持しています。
溶接して製作出来ると、楽しさ倍増です!
ただ、材料費と製作手間を考えると、市販品の方がお買い得だと思います💦
あとでストッパー先端にエラストマーゴムキャップも追加で取付けました。



更にクオリティーが上がり、自己満足感が高まりました🙌
低く載せることで転倒に対する安定性が格段に増したので、力学的に最も安定した形であろうダンベル型も製作しました。
これが意外と使いやすいかったんですね。簡単に製作出来ます。





