半年前にウェットパンツ用のハンガーを、有合せの材料(コマセバケツホルダー小×2)で製作しました。試作品になります。

このハンガーを使うと、下半身の形状にキープしてくれるので、内側がくっつかなく通気性が良いため、早く乾燥させられます。
そんな試作ハンガーに対する不満は、上部をチェーンで繫いだためグニャグニャしていて少し扱い難いことと少し重たいことです。
そんな不満がありましたので、ステンレス丸棒を曲げて、溶接接合により製作することにしました。その記録になります。
現状の寸法はこれくらい。

これを参考にし、よりシンプルな形に仕上げようと思います。
強度的にはメインフレームの材料は、φ4か5mmの丸棒で良かったのですが、在庫していたφ6mmを使用しました。

長さ2mのφ6mm丸棒は、一度に20本近く購入しましたが、コマセバケツホルダー等を製作してきましたので、ついに無くなりました!
まず長さ2mの棒から必要な長さを切り出す訳ですが、ウエスト部から少しヒップ寄りの部位を実測し、前回製作したハンガーの寸法も参考にして長さ850mmとしました。(ウエストサイズ+50〜100mm位とました。)
曲げの曲率は150mmで計算し、半円の両端部と中央部となる位置にマーキングして、自作ローラーベンダーを使い曲げました。
片側を半円形に曲げてみましたが、

思いのほかに綺麗に曲がりました!
しかし両端を曲げ終わり楕円形となったところで、端部どうしがピッタリと合わない!
どうしても捻れが生じますので、これを修正しました。
捻れを修正し両端が中央でピッタリ合うよう、捻れと曲げ修正作業が結構大変でした。
メインフレームの形が出来たところで、中央で吊るす箇所のシャフトを切り出し曲げました。
長さはテキトーでしたが、90°位曲げたところで丁度良い横幅となりました。

パーツが出来たところで、次の溶接作業へ移ります。
加工が終わったパーツを、溶接しやすい様クランプ固定し、中央のシャフト部は片方を養生テープにより固定させました。
最初に点付け溶接する箇所を、感覚の薄い分厚い革手袋で抑えつけたくないんです。手で抑えつけると位置がズレやすいので、仮固定させておくとストレスが少なく作業を行えます。
クランプ固定したパーツを屋外へ運び溶接しました。

ここ最近の土日休みは天気が悪く、溶接出来ませんでしたので、平日に仕事を休んで溶接した甲斐ありました。
溶接部の仕上がりは少々気になりますが、イメージ通りの形になりました。
フック部は時間の都合により、とりあえずカラビナを結束バンドにより固定させました。

これで十分使える形になりました🙌
カラビナによる仮固定したフック部は時間のある時に丸棒を曲げ加工して製作するか、形の近い市販品を切り詰めようかと悩みましたが、市販品S字フックから切り出すことにしました。
ステンレスφ5mm丸棒1mはホームセンターで1本1000円近くしますが、同じサイズの丸棒を綺麗に曲げ加工した市販品のS字フックが250円くらいで購入出来ました。
市販品のS字フックの方が断然安価です。

購入したフックを、金鋸で半分に切断しました。
フックをそのまま垂直に取り付けると、掛けたときの支点がズレてしまうので、❓マークの形に曲げました。

複雑な形をしたパーツを、厚い革手袋で抑えつけ固定しにくいので、バイスとマスキングテープ、結束バンドを使い仮固定しました。

この状態にしたまま点溶接し、接合したところで結束バンドとマスキングテープを外し、フックの根元付近を全周溶接しました。

細かなパーツを点付け溶接するなら、トリガーを引くだけでアークが発生する半自動溶接が扱いやすいですね。

フックも溶接で取付けてみると、とてもシンプルな形になりました。
ウェットパンツの紐には、4mmの2つ穴タイプのコードストッパーを取付けてます。

ハンガーに取付ける際はコードストッパーを引っ張り上げるだけで、ウェットパンツのウエスト部が締まるので、大変使い易い!


もちろんカヤックに乗る際の着替えや、トイレで用を足す際も便利なアイテムです。
特にライフジャケットを着用しウエスト部を見れない状態の時に、ウェットパンツなどの紐を締める際にはとても便利なアイテムだと思います。

試作品と比べて大幅な軽量化となり、フック部がグニャグニャしないので、ウェットパンツをハンガーに取付ける際にも扱い易くなりました。
良いウェットパンツ用ハンガーに仕上がりました🙌




