錆び難いステンレス材を使いカヤックカート(ドーリー)を1台製作し、最後に少し改良して完成しました。何も不満は無いのですが、早速2台目を製作することしました。その記録を記載します。
まず1台目は、カート!って形をした数種類の市販品から良さそうなところを真似をし、各パーツはフロントハッチ内へ分解して収納出来る様にしました。
ただ1台目を製作する前までは、INNOのフロートボートZ1DR用のダンベル形ドーリー(生産中止?)の様な形のほうが、小さなカヤックの後部でも分解しないで積み込めるのでは?と考えていました。
ただ積込んだ時の高さが低いと底を擦りやすくなりますので、結果的に少し嵩上げした形の方が扱い易いのではないかと考え、1台目の様な形を選択しました。
先日、1台目のカヤックカート高さを低くしたところ、とても扱い易くなりました。
今回はほぼ車軸の高さにカヤックを載せるカートを製作することにしました。
興味本位で造ってみたくなっただけなのですが、これまでDIY活動で出た残材や端材が沢山ありましたので、有効活用することにしました。
まずは車軸の製作からです。
一番長い部品となる車軸は、3分割出来るようにしました。端材の寄集めなので、結果的に分割出来るように組合わせただけとも言えます💦

20Aステンレスパイプ(肉厚2.1mm=スケジュール番号10S)×長さ60cmを1本
15Aステンレスパイプ×長さ25cmを2本
バリが残る端材だったため、端部のバリ取りをし全体をサンドペーパーで磨いて、クリーニングしました。


この下処理だけで1時間くらい要してしまいました💦
因みに20Aパイプの肉厚はスケジュール番号10S以下だと、内側に15Aパイプ(外径21.7mm)を挿入出来ます。(シームレス管だとスケジュール番号20Sがギリか?)

面倒臭いなら15Aパイプを1m買った方が早くて楽チンですよね。
パイプ同士のラップ代は50mmとしましたので、連結したパイプの全長は1mになりました。。
車軸部となる内径22mmに合わせるタイヤは、バルーンタイヤの方が良いな〜と考えていましたが、車軸長さが足りませんでした。
カヤック幅800mm超+タイヤ幅以上の車軸長さが必要となるところを、タイヤ幅の見積りが甘く長さが足りなかったため、普通のノーパンクタイヤ(幅80mm)としました。


タイヤと20Aパイプの間に15Aパイプを通し、ワイヤーロックピンで連結するとこで、簡単に組立分割出来る形になります。

その車軸部のパイプを連結する金具等は、過去購入した4個以上のセット販売品から2個使用した等して余った残材を使用することにしました。

並べて見てみると、沢山の金具が余ってますね〜
長年DIYを続けていると、これもほんの一部に過ぎません😂
20Aと15Aパイプを連結する金具は、ステンレス材ワイヤーロックピン×2個
車軸両端のタイヤが脱輪しないよう防止する金具は、スレンレス材リンチピン×2個になります。
パイプにドリルで穴を開ける作業が発生するのですが、垂直に開けるためドリルスタンドを使いました。

ピン穴を同一にするためには手順と言うのか、コツはあります。
外側パイプの片側と内側パイプの片側にそれぞれ穴を開け、内側のパイプを挿し入れて穴の位置を揃えたら、開けたドリル穴をガイドにして、パイプ内側から、内側パイプと外側パイプを同時に穴を開ける事です。これで穴の芯は合うはずです。別々に穴を開けると僅かに芯ズレしますので、この修正作業がとても大変になります。ピンが通るようヤスリなどで削ると、必ず穴は歪な形になり大きく開きます。
ドリルガイドくらい使わないと難しい作業だと思います。
穴を開けたらワイヤーロックピンを使いパイプを連結します。

車軸の端部にリンチピン用のドリル穴を開け挿し込んだら、大凡の形が見えてきました。


ただ、このままだとタイヤが左右に動いてしまうので、スペーサーを入れる必要があります。(本当は20Aパイプの長さが800mm位(カヤック幅)有れば良かっただけなんですよね。ここは端材なので仕方なし)
そこでスペーサーとして、塩ビパイプVP25を必要長さ(私の場合は110mm)にカットして入れました。


塩ビパイプがスペーサー代わりとしてタイヤが内側へ寄ってこなくなりました。

ベルトロープを固定するよう、15Aパイプがギリ入るD型溶接リングを2個使用する予定でしたが、スペーサーとの間に隙間が無さ過ぎたため、こちらも在庫していた線径4mm×35mmの三角リングへ変更しました。

もう少し大きなDリングなら良かったのですが、これでは隙間が少ないですよね。ギリギリ過ぎて隙間にロープを通し難かったため、三角リングへ変更しました。




出来上がったドーリーにカヤックを載せ+体重を加えてみましたが、耐荷重的には全く問題なし!

横幅も問題なし!(後悔があるとすれば、両端5cmづつ長ければバルーンタイヤを装着出来たかな?)

コンクリート面ではベルト固定無しでもズレませんでしたが、砂浜は直ぐにズレ落ちてしまうので、トラックレールの角部に引っ掛けるようベルトを取付けました。


それがベルト紐が15cm程短かく届かなかったため、余っていた3mmのステンレスチェーンとシャックルを継ぎ足し、ステンレスチェーンとカラビナ1個を連結することでカヤックをベルト固定することにしました。端材だらけですね。
ここのクオリティーは端材の寄集めなので、妥協しておこう!

先ほどのカヤックの下な配置した写真だとドーリーの全体が見えませんので、単体だけにして見てみると?

パット見は塩ビパイプのように見えますが、ステンレス材なので強度は十分!
とても軽いしカヤックに積込み易くなりました。更に分割も出来ますので、車での運搬時もスペースに余裕が出来ました。

今回のドーリー製作はシンプルな形の割に加工がソコソコ有りました。あっという間ではありませんでしたが、パイプカットとドリル穴開け、ヤスリ掛けが大変な作業くらいだけで、割と簡単で単純な作業で完成させる事が出来ました。
(1台目は溶接作業多めでしたので、比べてしまうと随分と楽チンでした。)
半年間でカヤック用のカート(ドーリー)を3台も製作してしまいましたね☺

中でもダンベル型が、最もシンプルで造りやすく、最も転倒し難い形だと思います。
残材や端材を集めて製作したので、結果的に分割出来る構造になりましたが、一から材料を集め車軸を分割しないなら、ホームセンターなどで物干用材料コーナーなどで販売されるφ25mmオールステンレスパイプを車軸にして、内径25mmのタイヤを組合せれば、もっと軽くて簡単に製作出来ると思います。
パイプの中央部全体には、タイヤが内側に入ってこないよう、塩ビパイプ(VP-30)を1mスペーサーとして入れればオッケー。クッション材も配管用の既製品があります。
固定用ベルトは長さ2mのカムバックルタイプの荷締めベルトを半分に切り、塩ビパイプに縛るようにして固定すれば完成です。
タイヤとリンチピン以外はホームセンター等で入手可能な材料だと思います。これなら部品点数が少なく低コストに仕上がりますね。6000〜7000円位で出来るかな?
このドーリーには続きがありまして、翌週に探していた同じサイズの三角リングが物置から出できました😂(整理整頓が出来てないんですよね)
その三角リングを取付る位置が少し内側過ぎたと感じましたので、塩ビパイプのスペーサーを半分にカットして、間に挟むことにしました。

長さに余裕がなさ過ぎましたので、シャックルを一つ足し調整しました。
物置に片付ける際に、ふと思いつきました。


1台目のカヤックカートの横幅をもう少し広くした方が安定性が増すのでは?と考え、同じ20Aパイプを車軸のフレームとしてますので、タイヤと車軸を挿し込んでみました。

同じくピンで連結させる構造にすることで、1台目と2台目のカヤックカートは、車軸とタイヤの互換性が出ますので、後に改良することにしました。
2台のカヤックカートを、ダブルタイヤに対応した横幅へ改良しました。












