先日にフィッシュグリップを海底へロストし、購入しました。フィッシュグリップを検索していたら、錆びないチタン製のフィッシュグリップが販売され、さらに比較的安価でしたので、試しに購入し更新しました。
安くて錆びない材質としては、ステンレス材がこれまでの定石でしたが、最近はチタン合金の価格が下がってきました。10年後くらいにはチタン製プライヤーの方が主流になるかもしれませんね。
今回購入したチタン合金のフィッシングプライヤーは何と!2000円台!
少しチープさがありますが、どうなんでしょう?
購入して見て触れてみたところ、全体的にはいい感じです。
外から見えませんが、ヒンジ部にバネが入っていて、プライヤーは常時開となります。
常に開くようにバネが入ってる?
と言うことは?バネに使われる鋼材=錆びやすいバネ鋼が入ってるのでは?
⇒ヒンジ部のバネ付近に磁石を近づけると、くっつきましたので、やはり錆びやすいバネ鋼なんだと推測されます。
グリップなど全体的に弱い磁性を帯びにくいので、ちゃんと錆びないチタンなのかな?と思います。
プライヤーの命とも言えるクランプ部の締まり具合は?
カッター部の刃が当たったところで、先端部に出来る隙間はこんな感じ
先端のスプリットリングオープナー部から1cm程は0.2〜0.3mm程隙間が見えます。大きなフックを使うジギングならちゃんと使えそうです。
ハンドル部の把持力は?
バネで開いた状態から握ること、さらにグリップ部が手に馴染み滑りにくい形状になっているため、握りやすいですね。
このプライヤーの売りの1つであるチタン合金は、軽い!とイメージですが、その重さは?
195g
軽くないじゃないか〜?って思います☺
重さはあまり重要ではなく、海水使用するプライヤーなので錆びなければ良いんです。
ヒンジ部のバネはチタンではなくバネ鋼だと思うので、きっと錆びるんじゃないですかね?
この錆難さは、使ってみないと分かりません。
暫く使って判断してみたいと思いましたが、錆びるのは必至なので、分解してバネを外しました。
このバネは磁石に強力にくっつきましたので、錆びやすいバネ鋼でした。
カッター刃の鋼材は錆びても、プライヤーの開閉には影響しないはずなので、錆びても良しとしました。欲しい機能と性能は、針ハズしとスプリットリングプライヤーだけですからね。
この錆難さは、使ってみないと分かりません。暫く使ってみて判断したいと思います。
錆びるんだろうな?きっと。
ゴメクサスやバックラッシュ製のチタンプライヤーの方が、安心感があると思います。
【数ヶ月使用し追記】
海水使用した後、念入りに洗うことも無く、ザッと水洗いしただけでしたが、何と!期待していませんでしたが、錆びませんでした。
そこで、このプライヤーのサイズにマッチし、ゴム材のプライヤーホルダーに変更しました。
このプライヤーには、このケースがピッタリでした。
意外と使える錆びないプライヤーですね。
この後、先端部のスナップリングオープナーは、私にとっては不要な機能なので、金ノコで切断しました。
先端にスナップリングオープナーがあると、フックをハズシ難いんで、私的には不要なんですよね。
ステンレス材カット用の金ノコ刃を使用しました。
意外と刃が入っていきますね。
ゆっくり数分かけてカットしました。
角ばった先端をヤスリで削り丸めておきました。
これでジギング用のフックをハズシやすい先端形状になりました。