昨年から続く不漁のため、水温が20℃超えて魚の活性が上がるまで、魚釣りは暫く休止することにしました。
バイクツーリングにちょうど良い季節になりましたが、そのバイクはアルミ材のスイングアームが金属疲労割れをしており、補修するまで乗ることが出来ません。
そこで今年の春は登山を多めにしようと思います。
3日間ほど良い天気が続いた5月中旬に福島県と新潟県と山形県の三つの県境部な位置する飯豊山へ登山してきました。
夜10時半から車で移動し、朝3時頃に登山口近くの駐車場に到着しました。その後1時間ほど仮眠し、夜が明けた朝4時40分、御沢(おさわ)野営場駐車場からスタートしました。

初めて訪れる場所なので、足元がしっかり見える明るさになってからスタートしました。
駐車場から登山口まで1キロほど車が通れるような道が続きます。
橋を渡ったところに大滝との分岐になっております。
ここで右側へ進むと本格的な登山道が現れます。

この道標の案内表示を地蔵山や三国岳などと示して欲しいですね。
急な坂道をしばらく進むうち、木々の隙間から太陽の光が射し込むようになりました。

ちょうどカタクリに光が射して輝いてました。

振り返ると木々の隙間から見える三国岳の山頂が見えました。
今回の登山では、飯豊山本山までの行程からすると、三国岳がちょうど半分になります。登り始めて30分ほどで見えた先が果てしなく遠くに感じられました。

更に登山口から地蔵山まではとても辛い登りが続きましたので、体力的にも精神的にも厳しい登りとなりました。
その道中に登山道に積もり溶けかけた雪が現れました。
その雪は今にも踏抜きそうな箇所で、それを避けるため登山道脇の藪との隙間を通ろうとしたとき、掴んだ小枝が折れてしまい、バランスを崩し左側足首の着地が悪くて捻挫してしまいました😢
その後は半歩づつ進むと痛みをあまり感じなかったので、トレッキングポールを2本使いゆっくり進むことにしました。
何とか地蔵山まで登り尾根まで出ると、ようやく三国岳山頂に建てられた三国小屋が見えました。

この地蔵山まで到達すると稜線からは視界が開けて良い景色を眺められました。


地蔵山から見ても、まだ三国岳まで遠くに見えます。

下の写真で一番高い山が、三国岳になります。

但しこの三国岳へ辿り着くには平坦な稜線ではなく、途中に剣ヶ峰と呼ばれる険しい道が待っていました。

鎖場もありつつ

なかなかの険しさでした。

この剣ヶ峰も捻挫しダメージを受けた足で何とか登ることが出来ました。

途中からスローペースとなりましたが、三国小屋(三国岳避難小屋)へ朝8時に到着しました。標準的タイムと言えばそうですが、いつもの自分からすると倍近くの時間を要しました。

今回の行程からするとこの三国岳は、ようやく1/3に過ぎません。
ここから飯豊山本山までの往復が始まります。
体力的に楽になるよう山小屋に寝袋と着替や食料の半分などを置き、荷物を軽くした装備にて飯豊本山を目指すことにしました。

荷物が軽くなった状態にて再スタートしました。

やはり荷物が軽くなった分、痛めた足への負担も減りました。
スピードアップし時間的な余裕を作りたかったのですが、この三国岳周りに残った雪が中途半端に溶けて登山道を覆っており、また裂けた状態(クレヴァス状態)になっていたため、足下を確認しながら進んだため、ここでもスローペースを強いられました。

更に足が痛み、道はアップダウンもあったため、なかなかスピードアップすることが出来ませんでした。

登山道の脇にはカタクリやイワウチワの花が沢山咲いていて、とても綺麗でした。


写真を撮りながら進むので尚更遅い!
綺麗な景色なのでちょうど良いスピードだと思いながら、沢山写真を撮りながら進みました。








朝10時に切合小屋に到着しました。

普段歩くスピードよりかなり遅いのですが、これでも良いのかと考え直しました。
歩くスピードを半分にすると、景色を見る時間が倍になりますからね。



その引換に山頂へなかなか辿り着けない焦りが倍になります💦

しかし、時間的には余裕があったので、ゆっくり山頂付近を歩けました。
足が痛みゆっくりとしか歩けませんでした。



山頂付近の小屋に到着しましたが、飯豊本山は更に20分ほど先にあり、少しショック!

そんなショックも、景色が良くて消し飛びます。

天気が良くて良かった〜

天気が良い日に仕事休みを入れ、登山して良かった〜、と思いました。
この飯豊本山から大日岳側の景色が絶景でした



振り返ってみても良い景色

どの方向をみても良い景色でした。


この山頂で30分ほど休憩し、三国小屋へ引き返しました。

16時過ぎに三国小屋到着
この小屋から、とても綺麗な夕陽が見ることが出来ました。




日入り後は、疲れ果てて直ぐに寝てしまいました。ほぼ寝てませんからね。
翌朝、目覚し時計をセットしていませんでしが、ちょうど日の出の時間に目が覚めました。
タイミング良く起きられて、朝日により照らされた綺麗な景色を見ることが出来ました。





綺麗な景色を見れましたが、引換えに負った足のダメージです。

左側足首がパンパンに腫れ、なんと痛々しいことか。
雪が溶けて緩くなった箇所の踏抜きには注意が必要です。
こんな足の状態では、分割ボートを担いで砂浜を歩けませんので、暫く釣りへいけませんね😢
バイクのスイングアームも疲労割れした箇所がありますので、その補修もありますので、釣りは暫く行けそうにありませんね。