分割ボート釣りブログ

東京湾内房付近にて、分割ボートを使ったライトジギングを楽しんでいます。艤装品製作のため沢山の道具や材料を購入ますので、それらを家庭へ還元するDIY作業も行います。また、海だけではなく、流れ込んでくる川の調査と称する登山も行います。そんな内容を記録するブログになります。

2025/1 2馬力船外機DF2キャブレターのオーバーホール

海上を安全に航行し釣行出来るのは、小さくてもちゃんと稼動する船外機のお陰です。

そのパワーを引き出す要となるキャブレターは、とてもデリケートな装置であり、少し目詰りしただけで始動も困難になります。

安全航行のために、船外機のキャブレターは使用頻度に関わらず、1年に一度以上はオーバーホールしています。

そんなキャブレターオーバーホールの記録になります。

 

船外機を屋外へ出し、カバーを外し
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タンクを外して内部を見てみようと、スターターも外しました。

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キャブレターを止める2本のボルトを、8mmソケットレンチにて緩め外し、ワイヤーとチョークロッド、燃料パイプとブリーザーを外すと、キャブレターが取外せます。

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バイクの4連キャブレターと比べ、何と簡単に取り外せる構造で有り難いことだろうか!

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ここから本題のキャブレター内部点検となります。

まずフロートチャンバーを固定するボルトを、10mmソケットレンチにて外すと?

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ん?

大きな黒い粒が何個もあるぞ?

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指では潰れなく、爪で押すと割れる感じからして砂か?

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キャブレター上部横のパイプからしか入りこむ箇所が無いかな?

こんなの初めてだけど、早く気が付いて良かった〜

メンテナンスの重要性を再確認しました。

対策としてフィルターを取付けようと思います。

 

キャブレターの部品を全バラし

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超音波洗浄

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フロートチャンバーは外すのが面倒だったので、そのまま洗浄しました。

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クリーニング後、水を飛ばして乾燥させ

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部品を組立てました。
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最近、かなり視力が落ちてきていて、小さなジェット類を入れる作業が難しい・・・
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分割ボートを扱う体力面での限界が来たら、いつか足漕ぎカヤックへ移行するのだろうと考えていますが、このままでは先に視力による衰えが原因で、カヤックへの移行となるかも知れません😂

海上での釣行に適した健康寿命はそれほど長く無いのかもしれません。それまで存分に分割ボート釣りを楽しもうと思います。

 

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20ツインパワー4000PGのオーバーホールとゴメクサス チタン製ラインローラーの取付

ツインパワーの部品点数はそこそこ多く、とても手間がかかり面倒なのですが、気持ちよく使用していく上では必要な作業になります。

一年経過するのは早いもので、前回グリスアップしてから、もう1年経過しました。

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ベアリング部への塩ガミ固着防止として、1年に一回リールのオーバーホールをしているので、その季節がやってきただけの事ではあります。

単なるオーバーホールだけではつまらないので、2チタン製のラインローラーを取付け性能アップすることにしました。

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24ツインパワー4000に取付け使用してみたところ全く問題なく、すこぶる良い!

ベアリングの交換も楽な構造になりますので、20ツインパワーにも取付けるっきゃない!

と言うことで、オーバーホール開始!
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まずはラインを取り外し、スプールに付着した塩分除去から
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ラインを電動ドリルにて空のスプールに巻取り外したら、

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中性洗剤で超音波洗浄〜
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ドラグノブも、ハンドルも超音波洗浄〜

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ボールベアリングは小さなプラスチック容器でザルスオイルに浸け、数ミリ水を入れた超音波洗浄器に入れ、スイッチ・オン!

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すると?オイルが直ぐにベアリング内部に浸透し、汚れをクリーニングしてくれます。

ベアリングのオイル浸け仕様が好みの方には、この方法は良いですよ〜

ただ、ベアリングはグリスだろ?と言う方には、邪道な方法です。

 

ドラグワッシャーもクリーニングして、グリスアップしました。

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ラインローラーの表面は、純正は小さな錆びコブが発生していました。チタン材なので、これからはサビる心配は無くなりました☺

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このラインローラーを組立てる際に使用してグリスですが、主成分がフッ素系の撥水グリスを使用しました。

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極僅かな残量となったシマノの特殊撥水グリスの代替品として、エーゼットのフッ素グリスを購入し使用することにしました。

フッ素グリスを製造出来るメーカーは、国内にそう多くありませんし、まあ同じでしょう。

使用した感触としては、粘り具合などほぼ同じでした。

ラインローラーを組立てると?

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良い感じになりました🙌

ここから、リール本体のオーバーホールになります。

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0.89mmの六角レンチを使い、部品を外していきます。

次に、小さなドライバーにてネジを外し分解

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ローターナットは12mmの先が曲がったスパナ等を使い緩めます。このナットは逆ネジになっているため、反時計方向へ回すと緩みます。

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ローターを外したら、ワンウェイクラッチを外していきます。

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クラッチをシャフトから抜き出す時には、クラッチを抑えつつ、ボディを上側へシャフト先端が少し下側になる様にし、クラッチを外すとクラッチの内部部品がバラバラと飛び出しません。

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下のクラッチ部を拡大した写真ですが、クラッチローラーベアリングを、複雑な形の銀色のプレート1枚が蓋しているだけの構造になります。(ネジ止め無し)
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このプレートが下側になり、落ちてズレやすい方向でクラッチ全体を外さない事が、リール分解時に一番気を使うところです。

 

ここから本体を分解していきます。

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ボディーを分解するには、トルクスドライバーT6とT8とプラスドライバー0サイズが必要になります。

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ギアなどクリーニングしたら、グリスアップして組立て作業へ

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ボディの継目には、撥水性の高いフッ素系グリスを使用することにしました。

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撥水性があり他のグリスとも相性の良いシリコングリスを、ボディー継目の防水性アップするよう、これまで使用してきましたが、今回は試しにフッ素グリスを使用してみる事にしました。

組立てながら、シリコングリスの方が良かったかな?と、思いながら組立てました。

 

フッ素グリスは、他のグリスと馴染まないため、継目に付着したグリスを綺麗にクリーニングしないといけません。対するシリコングリスは、前のグリスが残っていようが関係なく、上乗せして使用出来ます。

これまでシリコングリスで防水性は良かった事、作業効率と併せて考えると、フッ素グリスは手間がかかり過ぎるかな?

 

ボディを組立てていき

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ローターを組立てたら、

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オーバーホール完成〜

最後に新品のライン(シマノ グラップラー8 PE200m 1.5号)を巻き、次回釣行への準備完了〜
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大物が掛かった時の悔しいラインブレークを味わいたくないので、ラインの号数は1.5号と太めな高強度なラインを使っています。

ラインを1.5号より細くしても、あまりヒット率は変わらないかな?と感じています。

 

水温も下ってきましたので、次の釣行はパワーギアタイプの4000番がマッチする、深場でのライトジギング〜ジギングとなりそうです。

滑らかで軽くなったリールを早く回したい!

 

 

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次回の釣行に向けたステッカータイプのメジャーと備品の購入

前回釣行時に、ランカーシーバスを釣り上げ、そのサイズを測ろうとメジャーを探したのですが、見つけられなく余計な時間を費やしました。

そこで、船底にステッカータイプのメジャーを貼付けておけば、探す手間は無くなるだろうと考え、ステッカータイプのメジャーを購入しました。

購入と言っても、溜まって消費しないうちに消滅していく飛行機のマイルを、ショッピングポイントに還元し、そのポイントを消費しただけなんですよ~🙌

 

ネット購入時には、送料がソコソコかかりますので、ステッカータイプのメジャーの他に、トレブルフックも購入しました。

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併せて、使いもしないであろうブレードタイプのタイラバを一つ追加購入しました。
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現在のストック本数と、消費スピードからして16本入トレブルフック2個も不要でしたが、予備として購入しました。
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最近シャッドワームで良い釣果が得られていますので、来年も同じ仕様で臨もうと、予備の予備品を購入してしまいました☺

 

有っても困りませんが、無くても困らない予備の予備品になります。

そうやって、どんどん余計な予備品が増え続けてきていますね。

 

ステッカータイプのメジャーは太いため半分に切り、同乗者の座る三分割の中間部と、操船者の座る後部の足元へ貼り付けることにしました。

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ほかに、撥水性能が高いフッ素グリスと、ゴメクサスのラインローラーも購入しました。

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以前はシマノ純正の特殊撥水グリスを使いましたが、あまりに少量で高額なため、これからはじまるリールのオーバーホールに向け、フッ素グリスを準備しました。

ゴメクサスのチタン製ラインローラーは、20ツインパワー4000PGに取付けようと思います。

バイク整備とともにやる事が多すぎて、なかなか時間が割くことが出来ませんでしたが、年末年始休みを使って、リールのオーバーホールを1台は進めようと思います。

 

忙しいな~

本革ソファーの保湿クリームメンテナンス(Leather MASTER Protection Cream レザーマスター プロテクションクリーム)

我が家で寛ぐ時に一番長く座っているソファーの素材が本革であることから、半年〜1年毎に保湿クリームをタップリ塗りメンテナンスしています。三人掛けの全面革となると、一回のメンテナンスにて100ml程度使います。

その保湿クリームはLeather MASTER(レザーマスター)ProtectionCream(プロテクションクリーム)という商品になり、最初に150mlの単品をお試しで買ってから、250mlのボトルを数本買い足し、長年愛用してきました。

が、2〜3年毎に購入する事すら面倒!って思うようになり、この度1000mlの大容量タイプを購入しました。

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250mlタイプより割安感はあるものの、このままだと約10年近くの在庫となりそう?

そのため品質的に大丈夫なのか?と懸念されますが、ソファー以外にバイク用の革ジャン数着+ビジネス用バッグ数個+ダイニング用革張りチェア等、他に多くの革製品を所有していますので、約5~6年程度で消費するだろうと思います。

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革製品は小まめに保湿メンテナンスしていると、表面の色落ちや擦れキズのダメージを受け難くなります。

釣具もメンテナンスは重要なので、モノが多くなる程、メンテナンスに時間を要するようになってしまうものですね。

これから少しづつ断捨離していかないといけませんね。

 

 

 

アウトドア&フィッシング ナチュラム