中古で購入した11 エクスセンスBB4000Sを、デントヘルスの超音波洗浄を使ってオーバーホールしました。
まずは状態確認するため、脱脂洗浄と、グリスアップすることにします。
前年オーナーは、塩抜きの水洗いを怠ってた方だったようで、ベールの根本が錆びていました。
そうそう、この状態にするには、細い6角レンチが必要です。その細さは、0.89ミリです。
これがないとスプール受け部を、外せません。
このあとからは、グリスにまみれた手でスマホ持ちなくなかったので、写真撮ってありません。
いきなりですが、全分解後の状態です。
パーツがバラバラなんですが、大丈夫です。シマノのリールは何度もバラしているので、
覚えています。ほとんど同じパーツ構成ですから。
このあと、パーツを超音波洗浄し、グリスアップしながら組立てていきました。
ベアリングなど、脱脂洗浄するには超音波洗浄は、大変便利ですね。
洗浄油は、バイクのチェーンクリーナーを使用しました。
そのあと、パーツクリーナーにてスプレー脱脂しました。
グリスってなかなか落ちませんからね。
組立て完了し、ハンドルを回してみたら、満足な仕上がりに⤴️
コリコリ感、シャリシャリ感も全くない!
回転が滑らかで、軽い!
ベアリング洗浄した後、柔らかめのグリスに変更したこと、内部には1箇所ボールベアリングを追加したこと、ローラーベアリングも洗浄したことから得られた滑らかさです。
メンテナンスした効果を感じられたので、本当に満足!
ついでにスプール受け部にもボールベアリングを追加したので、ドラグ性能もアップしています。
今後はドラグをフェルトワッシャーからカーボンワッシャーへ変更する予定です。
更なるドラグ性能アップさせます。
そのパーツは、コレです。
エクスセンスとバイオマスターを並べて比較します。
ドラグワッシャー座金のサイズは、一枚だけ大きさが違います。
写真のスプール寄りのドラグワッシャー座金2枚は、シマノの部品番号では4になります。2枚必要。
写真でスプールから最も遠いドラグワッシャー座金1枚は、シマノの部品番号では7になります。これが1枚必要。
値段も1枚500円位しますので、3枚で1500円以上になります。
メーカー純正のフェルトだと1枚150円です。
どうせ交換するなら、値段は1000円アップしますが、その値段で性能アップ出来ますから、フェルトからカーボン材のドラグワッシャーへ変更しました。
バイオマスターSW5000と同じ大きさ(内径、外径、厚み同じでした。)なので、バイオマスターSWに新しいパーツを取り付けて、余ったカーボンワッシャーをエクスセンスへ取り付けます。
念のためバイオマスターのカーボンワッシャーを、エクスセンスに組み込んでみましたが、取り付けは問題ありませんでした。
青物掛けて、早く試したい!