関東北側の山々の雪解けが進み、新緑の季節となりました。
この時期にキレイに咲く水芭蕉と景色が見たくなりました。
そんな単純な考えのもと、群馬県片品村の鳩待峠側から、尾瀬ヶ原へハイキングに出掛けてきました。
もう梅雨したの?と思われるような不安定な天気状態でしたので、予報を見ながら2日前に晴れ間を狙って行くことにしました。
尾瀬と言ってもエリアは広く、目的地として尾瀬ヶ原なのか?尾瀬沼なのか?燧ヶ岳なのか?で、複数ある入山ルートの中から最適なコースを選ぶことになります。
※至仏山は、今の雪解け時期は入山規制のため登山出来ません。
目的地が尾瀬ヶ原で日帰りなら、戸倉~(バス)~鳩待峠~(徒歩)~山ノ鼻~尾瀬ヶ原と言う王道往復ルートになると思います。
車でアクセスするなら、戸倉~鳩待峠の間はマイカー規制のため、片品村の戸倉駐車場(1日1,000円 ※1)に車を停め、片道1,000円(※1)のバスかタクシー(ジャンボタクシー)で移動することになります。
※1: 値段は2021年5月現在
天気は朝のみ晴れの予報でしたので、朝6時からのスタートとしました。
移動時間も考慮して朝2時頃起床です。
登山も釣りも、ほぼ同じような行動パターンですね。
同行者と言うのか?別行動者と言うのか?その方はトレイルランをしたいとの事でしたので、大清水まで車で送り届けることとしました。
その先は一人で走り、大清水~尾瀬沼~見晴~尾瀬ヶ原~山ノ鼻~鳩待峠~戸倉と言う王道コースを、なんと半日で?正確には数時間で廻ると言うイカれたコースプランです。
はぁ?
何度も聞き直しましたよ(笑)
その度に帰って来た返事は、イケます!
そうかい、では大清水まで送りましょう。
と。
私はハイキング、あなたはランニングと言うことで、鳩待峠までのゴール時間が、おおよそ同じ位になるだろう?という予定でした。
朝5時30分に大清水に送り届け、6時前に戸倉駐車場に戻り、ジャンボバスに乗り鳩待峠へ向かいました。
バスが到着した先にある山小屋、ここがスタート地点です。
この周りにはまだ少し雪が残ってました。
当然ですがルートが鳩待峠の北側になりますので、雪が木道にも残ってました。
30~40分歩き下ったところに、木道脇に水芭蕉
更に10分程度早歩きし、山ノ鼻に到着です。
この山ノ鼻まわりの水芭蕉もきれいでした。
研究見本園の水芭蕉は、日当たりが良い場所なので早咲きします。行ったときは少し遅かったかな?
山ノ鼻から、尾瀬ヶ原中央部にある下ノ大堀の水芭蕉へ向かいました。
前方に見える山が、燧ヶ岳。
振り返ると至仏山。
くねくねした木道もキレイな景色の一部に馴染んでいますね。
牛首分岐を過ぎて竜宮までの中間地点あたりにこの見たかった下ノ大堀の水芭蕉があります。
快晴ではなかったですけど、満足!
帰る途中にもう一度振り返り、燧ヶ岳方向をみてみましても、やはり良い景色ですね。
何度見てもキレイです。
ところで、別行動した方はどうなった?
それは山ノ鼻~牛首分岐の中間地点である上田代あたりで朝8時30分頃にスレ違いました。
21キロを2時間半だったので、かなり遅すぎると苛立っておりました(笑)
大清水側から尾瀬沼へ行く途中にある三平峠、尾瀬沼から見晴へ向かう白砂峠はまだ雪道だったようで、ペースが上げられなかったんだとか。
それにしても予定よりも随分早い時間でのスレ違いでした。
到着が早すぎるんですけどそのあとは、どうするの?
ここから走って戸倉までイキます!
はぁ?(笑)
まだ走りたいの?鳩待峠から戸倉まで結構な距離あるよ?それなら尾瀬ヶ原か三条ノ滝を周回してきたら?
それは高低差がないため却下との事、高低差が必要なんだとの事。
かなりイカれてますね(笑)
それでは戸倉駐車場近くの温泉施設 尾瀬ぷらり館で待ち合わせしましょう。
先に温泉入って休んでいて下さい。
と、また別行動。
う~ん、ド変態レベルですね。
待たせ過ぎてもいけません。
11時30分ごろ戸倉に戻り、温泉施設で合流。