これまで魚群探知機として、ホンデックス PS-500Cを使用してきました。
このモデルは、シンプルな魚群探知機の機能のみになります。
そこで、位置情報はスマートフォンの地図アプリとGPSにより、おおよその位置を得てきました。
スマートフォンのGPSは、海上だと少し誤差が有って、ピンポイントの根にはなかなか辿り着けなかったこともありました。
ですが、この組み合わせでもソコソコ使える仕様でした。
その証拠として、釣行記録にもあるよう、ちゃんと釣れてきました。
青物釣りは1m単位のピンポイントでなく、5m位ズレていても十分狙えます。
そもそも流し釣りだと、精度なんてものはありませんからね。
ある時、同乗者の所有する魚群探知機 ホンデックスPS-501CN を使ってみたところ、航跡が記録される機能がとても便利であることを知りました。
その航跡機能が気に入りまして、装備したモデルへアップグレードしようと考えました。
どうせなら海図情報も付いたモデルにしたいと考え、更に充電式乾電池にて作動することができるモデルを選ぶことにしました。
そうなると、現行モデルでは選択肢は1択になります。
金額的にはソコソコの高額になりますが、購入することにしました。
サイズはPS-500Cと同じであることから、自作した簡易防水ケースもピッタリサイズ!
配線も同じなので、ケースの中身を入れ替えるだけで、簡単にグレードアップ完了!
ホンデックス PS-611CN
【仕様】
タイプ:5型ワイド液晶
電源電圧:DC11~14V、消費電力/電流:約3.6W 約0.3A/12V
本体寸法(mm):W173×D191×H173
本体質量:約0.7kg
周波数:200kHz
出力:100W
水深表示範囲:最大:0~150m/最小:0~2m
地図データ:全国詳細地図内臓
アンテナ:内蔵
GPSが付いたモデルになります。
これで、海上での自船位置、進む速度、潮に流される速度を知る事ができます。
海図がインストールされていて、自船位置と海図により、おおよその水深は分かります。そのことで、かけ上がりや漁礁の位置と自船との距離感がわかり、よりピンポイントで狙うことができます。
あると便利な時計、満潮干潮時刻も表示されますので、スマホをいちいち見ないで済みます。
簡易防水ケースの中に入れ、ボタン操作をしてみたところ、操作ボタンがちょっとだけ凹んでいるため、防水カバー越しにボタンを押しにくくなりました。
ただし、ファスナーを半分開き、ボタンを押せば済むことなので、あまり気にはなりません。
使ってみたところでは、航跡、時計、干満を表示してくれる機能が、思っていた以上にとても便利でした。
海図と自船位置により、おおよその水深が分かり、魚群探知機により正確な水深が分かります。
そのため、カケ上がりなどの複雑に変化する地形では、ポジショニングがしやすいですね。
画面は、地図、魚群探知、地図+魚群探知の画面切り替えが出来て便利です。
必ずしも良い道具が有るからと言って、良い釣果に繋がるとは限りませんが、使い方次第でボウズとなる確率を減らすことができる道具であることには間違いありません。
2馬力のリトルボートでは、機動力はあまりありませんので、出船場所の選定に大きく左右されますが、その中で確率の高そうな場所を、効率良く攻める事が出来るようになりました。
これからもっと良い釣果に繋がるはずです。
今回の魚群探知機グレードアップにより、更に安定した釣果向上を目指していきます。