前回7月中旬での釣行では、糸が引き出され、成すすべなく根に潜られ、最後はリーダーが切られてしまいました。
あの興奮をもう一度ということで、また翌週やってきました、同じ場所へ。
お馬鹿な単細胞なだけなのです。
しかし単細胞とは言え考えてます。今度はスピニングロッドとリールの両方パワーを上げて勝負に望みます。
アブ ソルティーステージのスピニングと、ストラディック4000番HGで、どこまで勝負になるか楽しみです。
もうバスロッドはパワー不足なので、予備竿としても持っていきません。ベイト含めてライトジギングロッドが3本あれば、これ以上予備にもなりませんから。
しかも2本しか積みませんので、それ以上のロッドは邪魔になるだけです。
これにより3ピースのベイトロッドが予備に回ります。
いつものよう、日の出とともに砂浜から船出します。
意気込んで出て行かなくても、直ぐにポイントに到着します。
ポイントに向かう途中、あたりの様子をみます?
ウネリがスゴイ!
船出の時は波が黒鼻の磯で抑えられていましたが、その沖側へ出ると、白波が立つような高波にのまれてしまいそうです。
小さな小さなボートなので、そこは慎重になります。
湾内の奥まったところでポイントを探そう!
青物狙いを諦めて、根まわりを攻め、ヒラメでも狙ってみよう。
絶対に自然には勝てませんので、状況を受け入れその日のベスト、ベターを探すしかありまん。
釣り開始は、やはり購入したロッドを試すところから始めます。
ライトジギングモデルであるので、ガイドが小さい。特にこのアブのライトジギングモデルはマイクロガイドを使っているから小さい。ガイドが小さい分感度よくなるってことのようです。
ジグ28グラムをリーダー5号でミチイトに結びます。
投げてみます。
リーダーの結び目の処理が甘く、ガイドに引っ掛かって、次の瞬間ピチッ?
糸が切れて、いきなりジグのロストです。
ロストというのか?捨てただけのような。
何とも幸先よくない。始まりです。
ゼスタ アグラーム60グラムをセットし、次は軽く飛ばしてみます。
質が良いのに安いジグです。
安売りでメタルジグ60グラムで398円でした。カラーバリエーションも豊富で、他のカラーリングも買いだめしました。
投げます。
ガイドへの引っ掛かりが多少ありますが、何とかなります。ジグの重さに引っ張り出され、飛んで行くような感じです。
もう少しガイドが大きくても良いのに!
青物のような明確な当たりに、マイクロガイドを使うような渋い当たりを期待していません。そんな感度重視にする必要性あるのかな?
キャスティングモデルも1本は必要だなと感じたところです。
そうです!ヤっちまったな~!って感が少し芽生えました。
黒鼻から松部漁港方向に流されながらの釣りになります。
根の真上で水深の変化が激しいため、根掛かりが激しいので底まで落とせません。
キャストし、水平引きが強いられます。
暫くして待ちに待ったその時が訪れました。
キャストし着水したところでベールを起こし、テンション張りながらフォールしていると、カツカツカツっと当たりがあった次の瞬間、ドラグが鳴りながら竿が曲がり絞り込まれます。
直ぐに糸が出されないように、ドラグを締めこみます。
ドラグを締めるとともに、竿がより曲がります。
しかし、バットパワーには余裕がありそう。
リールを巻いて応戦します。
あれ?4000番でもごり巻きしないと巻けない?
ロッドでポンピングして寄せることに変更します。
ポンピングして巻き上げる。
ポンピングして巻き上げる。
そして、走られ糸が引き出される。
またポンピングして巻き上げる。
ポンピングして巻き上げる。
そして、走られる。
これを何度か繰り返しながら、ようやく寄せます。
ボート近くに寄ってきたので、網を用意するため片手を伸ばしたところで、また走られます。
いい加減、大人しくしろ!
観念せい!
また、この繰り返しでした!
ようやく力つき、網に収まったのは、カンパチ(こども)です。
このクラスでこんなに引きがスゴイのかって、驚かされました。
イナダと同じ長さなら、断然引きが強い!
青物釣りは、暫く辞められません。