分割ボート釣りブログ

東京湾内房付近にて、分割ボートを使ったライトジギングを楽しんでいます。艤装品製作のため沢山の道具や材料を購入ますので、それらを家庭へ還元するDIY作業も行います。また、海だけではなく、流れ込んでくる川の調査と称する登山も行います。そんな内容を記録するブログになります。

202003 内房金谷沖 ライトジギング

3月上旬に、レンタルボートにて館山湾へ釣りに行く予定でした・・・。

が、残念ながら悪天候のため中止としました。

簡易なロッドホルダーの製作、失効したままにしていた船舶免許の更新と、時間とコストを随分掛けましたが、無駄になりました。

そんな鬱憤を晴らすため、平日金曜日でしたが、午前中だけは天候良かった(波低め、風弱め、気温高め、晴れ)ため仕事を休み、釣りに出かけてきました。

 

今回、同乗者がいますので、無理は出来ません。

その方は、レンタルボートに一緒に乗る予定であった方で、その日の為にタックルまで揃えてきていましたからね。無駄には出来ません。
何としても釣らせてあげなければ、行かねばならぬ!
( 単純に自分が釣りたいだけです)

 

午後からは、風、波ともに上がってくる予報でした。

午前中だけ天候が良いため、午前11時頃には上がる予定としました。また、干潮の時間帯を避けるためでもあります。

そこで、早上がりには、当然、早出に限ります!


夜明け前から準備を始め、薄明かりのなか出船しました。

今日の釣り場も、通い慣れた金谷沖です。
時間が少ないため、迷わず定番のポイントへ直行します。

しかし、目指したポイントには、遊漁船が近寄って来ません⤵️

魚群探知機で確かめるも、確かに魚影は少ない。
魚影無きところに、漁船無し。
魚影有るところに、漁船有り、です。

しかし、そんなことは良いんです。
少しでも魚影有れば、回遊魚は回って来ますから!
楽観的ですが、コレで良いんです。
回遊魚など、私の使用している魚群探知機の性能ではわかりません。
どうせ分からないのだから、ベイトフィッシュの群れと、地形的変化の有るところにポイントを絞り、そこで回遊魚を待つだけの作戦です。
ミニボートは、移動するスピードが遅いんだから、待ち伏せ作戦に限ります。


前置きは、これくらいにしておきます。


水深25~30メートルあたりが、今日のポイントです。
ポイントへ到着したら、魚の反応を見てみます。
久しぶりの釣りなので、どんな魚が根に付いているのか、探るところから始めます。

勿論パイロットルアーは、以前に紹介しましたダイソーメタルジグです。
これにツインタイプのアシストフックと、カラーリングしたナス型オモリを合わせたバージョンになります。
この日、活躍したメタルジグたちはコチラ。

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40グラム~120グラム迄の重さを、水深や船の流されるスピード、潮の流れなどにて調整します。

どのメタルジグも値段は、フックと合わせて150円から450円位のものばかりです(安っ)

魚にとっては、値段なんて関係ありませんからね。
魚のエサで有れば良いだけです。そのエサ感を、魚のいる水深で演出する性能が必要なだけ。
(魚を釣る前に、人間が釣られていませんか?
そんな私は、十分に釣られていますよ(笑))

では、ここから釣果報告。

パイロットルアーであるダイソーメタルジグを使い、しゃくること数分。
最初のヒット、なんと25センチ位のカワハギ!

ちゃんと小さな口に、伊勢尼16号のアシストフックが刺さっていました。

肝パンでは無いながらも、食べて美味しい魚にテンション上がります!

更に数分すると、同乗者に30センチ位のカサゴ
食べ頃サイズ。


この2匹の後、暫く沈黙が続きます。

アピール力のあるシルエットの少し大きなメタルジグ100グラムに替え、しゃくること数分、同乗者にその時は突然やってきました。

着底してすぐに巻き上げ開始した直後です。

重みを感じた瞬間、すでに魚は突進状態!
ドラグが鳴りっぱなしに!
緩めの設定だったが、締めても走りは止められない!

ラインの出方、竿の曲がりからして、こいつはデカイ!

同乗者 耐えるのみ!

腕が負けてるぞ!
バットエンドを体に当てて、リールの少し前を持ってモーメントを稼がないと!

流石、理系出身者です。こんな説明でも、すんなりと理解してくれました。

最初の突進が止まったところから、巻いて応戦に入ります。
が、敵はデカイ!それ以上にドラグが出ていきます。

巻いては、走られドラグが出される!

そんな楽しい時間が数分続きます。
魚に引かれて、ボートがくるくる回ります。
そんなパワーから、相当なサイズだと確信できます。

魚の疲れが見えてきました。
徐々に海面に近づいてきました。
デカイ!

同乗者にも疲れが見えます。

しかし、ボート周りで最後の抵抗!
このやり取りが同乗者の体力を更に奪います。腕が伸びてしまい、完全に竿がのされてます。

危ないっ、耐えろ!
竿を立てて、タモの方向へ向けさせ、頭を持ち上げろ!

無事にランディング!
玉網50センチ枠に何とか収まりました。

あげてみると、かろうじて80センチか?
ブリサイズ? サワラのデカイサイズか位。

クーラーボックスに入れてみるが、入らない?
クーラーボックスの内寸は53センチあるが、尻尾がはみ出ててる。
強引に曲げて何とか押し込みました。

その後、同じサイズが2匹釣れたところでクーラーボックスが満タンに!


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後の2匹は尻尾を切り落とし、曲げて押し込みました。

他にカンパチの子供(40センチくらい)が釣れました。

大漁でした!
これだから、沖釣りはやめられません。

アウトドア&フィッシング ナチュラム