3月上旬に、レンタルボートにて館山湾へ釣りに行く予定でした・・・。
が、残念ながら悪天候のため中止としました。
簡易なロッドホルダーの製作、失効したままにしていた船舶免許の更新と、時間とコストを随分掛けましたが、無駄になりました。
そんな鬱憤を晴らすため、平日金曜日でしたが、午前中だけは天候良かった(波低め、風弱め、気温高め、晴れ)ため仕事を休み、釣りに出かけてきました。
今回、同乗者がいますので、無理は出来ません。
その方は、レンタルボートに一緒に乗る予定であった方で、その日の為にタックルまで揃えてきていましたからね。無駄には出来ません。
何としても釣らせてあげなければ、行かねばならぬ!
( 単純に自分が釣りたいだけです)
午後からは、風、波ともに上がってくる予報でした。
午前中だけ天候が良いため、午前11時頃には上がる予定としました。また、干潮の時間帯を避けるためでもあります。
そこで、早上がりには、当然、早出に限ります!
夜明け前から準備を始め、薄明かりのなか出船しました。
今日の釣り場も、通い慣れた金谷沖です。
時間が少ないため、迷わず定番のポイントへ直行します。
しかし、目指したポイントには、遊漁船が近寄って来ません⤵️
魚群探知機で確かめるも、確かに魚影は少ない。
魚影無きところに、漁船無し。
魚影有るところに、漁船有り、です。
しかし、そんなことは良いんです。
少しでも魚影有れば、回遊魚は回って来ますから!
楽観的ですが、コレで良いんです。
回遊魚など、私の使用している魚群探知機の性能ではわかりません。
どうせ分からないのだから、ベイトフィッシュの群れと、地形的変化の有るところにポイントを絞り、そこで回遊魚を待つだけの作戦です。
ミニボートは、移動するスピードが遅いんだから、待ち伏せ作戦に限ります。
前置きは、これくらいにしておきます。
水深25~30メートルあたりが、今日のポイントです。
ポイントへ到着したら、魚の反応を見てみます。
久しぶりの釣りなので、どんな魚が根に付いているのか、探るところから始めます。
勿論パイロットルアーは、以前に紹介しましたダイソーメタルジグです。
これにツインタイプのアシストフックと、カラーリングしたナス型オモリを合わせたバージョンになります。
この日、活躍したメタルジグたちはコチラ。
40グラム~120グラム迄の重さを、水深や船の流されるスピード、潮の流れなどにて調整します。
どのメタルジグも値段は、フックと合わせて150円から450円位のものばかりです(安っ)
魚にとっては、値段なんて関係ありませんからね。
魚のエサで有れば良いだけです。そのエサ感を、魚のいる水深で演出する性能が必要なだけ。
(魚を釣る前に、人間が釣られていませんか?
そんな私は、十分に釣られていますよ(笑))
では、ここから釣果報告。
パイロットルアーであるダイソーメタルジグを使い、しゃくること数分。
最初のヒット、なんと25センチ位のカワハギ!
ちゃんと小さな口に、伊勢尼16号のアシストフックが刺さっていました。
肝パンでは無いながらも、食べて美味しい魚にテンション上がります!
更に数分すると、同乗者に30センチ位のカサゴ!
食べ頃サイズ。
この2匹の後、暫く沈黙が続きます。
アピール力のあるシルエットの少し大きなメタルジグ100グラムに替え、しゃくること数分、同乗者にその時は突然やってきました。
着底してすぐに巻き上げ開始した直後です。
重みを感じた瞬間、すでに魚は突進状態!
ドラグが鳴りっぱなしに!
緩めの設定だったが、締めても走りは止められない!
ラインの出方、竿の曲がりからして、こいつはデカイ!
同乗者 耐えるのみ!
腕が負けてるぞ!
バットエンドを体に当てて、リールの少し前を持ってモーメントを稼がないと!
流石、理系出身者です。こんな説明でも、すんなりと理解してくれました。
最初の突進が止まったところから、巻いて応戦に入ります。
が、敵はデカイ!それ以上にドラグが出ていきます。
巻いては、走られドラグが出される!
そんな楽しい時間が数分続きます。
魚に引かれて、ボートがくるくる回ります。
そんなパワーから、相当なサイズだと確信できます。
魚の疲れが見えてきました。
徐々に海面に近づいてきました。
デカイ!
同乗者にも疲れが見えます。
しかし、ボート周りで最後の抵抗!
このやり取りが同乗者の体力を更に奪います。腕が伸びてしまい、完全に竿がのされてます。
危ないっ、耐えろ!
竿を立てて、タモの方向へ向けさせ、頭を持ち上げろ!
無事にランディング!
玉網50センチ枠に何とか収まりました。
あげてみると、かろうじて80センチか?
ブリサイズ? サワラのデカイサイズか位。
クーラーボックスに入れてみるが、入らない?
クーラーボックスの内寸は53センチあるが、尻尾がはみ出ててる。
強引に曲げて何とか押し込みました。
その後、同じサイズが2匹釣れたところでクーラーボックスが満タンに!
後の2匹は尻尾を切り落とし、曲げて押し込みました。
他にカンパチの子供(40センチくらい)が釣れました。
大漁でした!
これだから、沖釣りはやめられません。