分割ボート釣りブログ

東京湾内房付近にて、分割ボートを使ったライトジギングを楽しんでいます。艤装品製作のため沢山の道具や材料を購入ますので、それらを家庭へ還元するDIY作業も行います。また、海だけではなく、流れ込んでくる川の調査と称する登山も行います。そんな内容を記録するブログになります。

メタルジグ 熱収縮チューブコーティング

ようやくジギングロッド(一番柔らかいタイプ)を購入し、ライトジギングからステップアップして、ジギングを始めるところになります。

ライトジギングクラスまでは、とても安価なメタルジグを購入できましたが、ジギングレベルとなるとソコソコな値段もしてきます。

手始めにヤフオクにて購入した安価なメタルジグ180gなんですが、塗装が直ぐにボロボロになってしまいました。

 

そこで、本来は電線の絶縁に使用するための熱収縮チューブになりますが、コーティング代わりに取り付けてみます。

 

 

簡単に熱収縮チューブを探せるものではありません。

細くて黒色の熱収縮チューブなら、ホームセンター等で販売されています。100円ショップでも販売されます。

それが、太いサイズはなかなか販売されていません。更に透明となると皆無に近いレベルになります。

 

そこで、リアルな店を探し回るのは面倒なので、即ネット注文します。

 

収縮チューブ  デンカエレクトロン  透明

品番 THT-20.0N  21.4mm  

内径(収縮前) 21.4mm  (収縮後) 10.0mm肉厚(収縮前) 0.4mm    (収縮後) 0.89mm

材質  ポリオレフィン樹脂

収縮温度  (開始) 80℃ (完了) 100℃

 

延長1mを5本で値段1600円位します。

 

最初なので割高でしたが、お試しレベルものを購入し、取り付けてみました。f:id:Minow:20200930203123j:image

 

収縮は温度80℃から開始しますので、ドライヤー熱や、熱湯でも熱源としては十分です。

 

ドライヤーの高温スイッチにて、チューブを熱しますと、直ぐに収縮し始めます。
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こちらが収縮後の状態
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最後に前後の収縮しきれないで、浮いてしまった箇所をカッター等にて切り落とします。

 

ジグの頭側はシャクった時に水の抵抗を受けるため、念のためセロハンテープにて塞いでおきました。

 

デンカエレクトロンによる収縮チューブ施工は、とても良好でした。

 

 

次に紹介しますのは失敗例になります。

 

120℃から収縮するスミチューブは、塗装が熱でぐちゃぐちゃになってしまいました。


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収縮は中途半端になり、透明やキラキラフィルムはぐちゃぐちゃにしてしまいました。

ドライヤーの熱をたくさん浴びせてしまったからなんですね。

 

これはヒートガンを使い、素早く仕上げる必要がありそうです。

低温で収縮するタイプを選べば防げそうです。

低温タイプの方がジグの熱収縮チューブ施工には向いてそうです。

 

そもそも電線の絶縁をとるためのものなので、こんな使い方にて評価されたくはありませんよね。

 

メタルジグなら、もう少し薄くてφ14~20mmまで2mm刻みでラインナップされていると便利ですね。

 

 

 

 

 

 

ハリミツの収縮チューブは、ちゃんと釣具用として販売されています。

 

こちらは、選びやすいサイズ感です。

 

形にもよりますが、マリアメタルフリッカーのようなシルエットのものですと、おおよそこの商品のSサイズは、メタルジグ100gくらいに、Mサイズはメタルジグ150~180グラムにマッチしています。

 

ハリミツの熱収縮チューブは、ペットボトルの外装フィルムなどに使われる素材と同じですので、少し固めで表面がツルツルしていますので、とても使い易い素材です。

温度も低め(熱湯)で収縮します。そのため、電気ポットの熱湯で収縮します。

熱で塗装を痛めることもなく収縮させることが出来ます。

 

 

 

Lサイズはこちら

 

 

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