ボートを乗り出す際に自作した三方ローラー取り付けて、これまで使用してきました。
製作時にメインローラーについては、ちょうど良いサイズの材料を、ネット検索やホームセンターなどで見つけることが出来なかったため、プラスチック材の水道ホース用ジョイントを加工して製作しました。
そんな自作したローラーですが、見た目はイマイチでしたけど、意外にもこれまで何の問題もなく使用することが出来ました。
耐久性も意外と良くて不満はありませんが、ここでローラーをテンレス化自作して取付けたいと思います。
材料は、ステンレスパイプ 10A 数センチ と、M10ナット2つになります。
同じ長さになるようにパイプをカットし、長さ調整と面出ししたら、両端のバリ取りをしておきます。
溶接作業をする時に芯がズレないよう、M8のボルトとナットを使い、材料を締め上げておきます。
M10ナットとパイプを、点溶接にて固定していきます。
ナット1つを点溶接にて3箇所固定し、ナット2個分を繋いだら完成になります。
ナットのネジ部をドリルにて削り、内径9.5mmに仕上げ、中に外径9mmのステンレスパイプが通るようにしてあります。
ローラー表面を研磨剤で磨きました。
そしてローラー表面は、ロープが絡み付きやすいよう、電工用の透明な熱収縮チューブを巻きつけておきました。
完成したローラーを取付けたら、三方ローラーのステンレス化が完成となります。
ついでに、サイドのローラーは、プラスチックパイプに変更しておきました。
これで、艤装品の完成度がさらに高まりました。