パーツリストから部品構成が容易に想像出来ますが、今後のメンテナンスや部品改造の方向性について計画を立てておきたいと思います。
気になるのは最も塩ガミしやすいラインローラーになります。
ラインローラー部を分解してみました。
ボールベアリングが組み込まれた一体型のラインローラーになりますので、部品点数がとても少なく、分解と組立作業は楽チンですね。
このラインローラーは、プラスチック部品が溝に嵌め込まれており、簡単に分解出来ないような構造になっています。
ここまで部品が組み込まれていると、パーツクリーナーなど吹き付けるだけのクリーニングは、難しいですね。
ここは超音波洗浄が活躍しそうなパーツです。
今回の目的は単なる分解ではありません。
どうにかしてもっと分解しクリーニングしやすいパーツ構成に出来ないか?の調査も兼ねてます。
まずはパーツ構成について勉強しておきます。
同じ4000番台に組み込まれたラインローラー部品を並べてみます。
写真上のパーツは20ストラディックSW4000のラインローラーです。このパーツ構成は分解可能であり、20ヴァンフォード4000や19ストラディック4000、21アルテグラなどに採用されています。
写真中央のパーツは、15ストラディック4000のラインローラーです。一体型だったパーツを分解可能なパーツ構成に改造したものになります。
写真下のパーツは20ツインパワー4000のラインローラーです。
以上のラインローラー部品を分解し、並べてみます。
上〜下の部品の並びは、先の説明通りになります。
写真下の20ツインパワー4000は、とても少ないパーツ点数ですね。
ステラなどの上位機種にも採用されていますが、ここは中堅機種に倣ったパーツ構成に、今後改造していこうと思います。
因みに、試しに他のモデルのラインローラーを組込んでみましたが、いづれも問題なしでした。
改造するのも良いですが、まず1年間はオリジナルのまま使ってみようと思います。
使用してみて問題あれば、即変更することとします。