分割ボート釣りブログ

東京湾内房付近にて、分割ボートを使ったライトジギングを楽しんでいます。艤装品製作のため沢山の道具や材料を購入ますので、それらを家庭へ還元するDIY作業も行います。また、海だけではなく、流れ込んでくる川の調査と称する登山も行います。そんな内容を記録するブログになります。

シマノ リール4000番台 ローターナットボールベアリング追加方法 (まとめ)

このオフシーズンは、リールのメンテナンスとチューンナップとしてボールベアリング追加作業をしております。

今回もシマノのスピニングリールの中堅モデルにされるローターナットへ、ボールベアリングを追加する内容となります。

 

ここ最近、いつくかのボールベアリング追加方法を試行錯誤しながら取付けてきたのですが、ようやく完成形に辿り着きました。

ローターナットベアリング追加についてまとめましたので、その紹介になります。

 

交換するにあたり、まずはローターナットを分解します。
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六角棒レンチ0.89mmサイズが必要になります。

ホームセンターなどで150円位で購入出来ます。

ローターナットを外します。逆ネジなので注意が必要です。
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因みにローターナットは、12mmのメガネレンチ等で外せます。100円ショップなどでも販売されます。

 

外したローターナットの中のパーツですが、後ろから押し出さないと、外せません。
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このあたりの作業や、過去の記事にも記載してあります。

minow.hateblo.jp

 

minow.hateblo.jp

 

 

 

 


必要なパーツですが、ステラSW4000のHGでもXGどちらでも良いのですが、今回はXGの方で部品購入しました。

赤く着色した4個のパーツになります。
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シマノHPより引用
04074 20ステラSW 4000XG

www.shimanofishingservice.jp

 

シマノの補修用パーツとして販売される部品を、近くの釣具店より購入してきました。
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袋から開けて並べ、シッカリ採寸
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ワッシャー(座金)のサイズは、外径10mm内径8mm厚み0.25〜0.3mmになります。
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この座金(ワッシャー)は、本来の使用部位と異なりますが、ローターナット部へのベアリング追加チューンとして、丁度良いサイズ感のワッシャーとして購入しました。

値段は165円/個になります。

ローターベアリングシールには、20ステラSW4000のパーツを購入しました。

このローターベアリングシールには、表裏があります

こちらが表側(スプール側)
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こちらが裏側(本体側)になります。
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値段は275円/個になります。

 

 

 

ローター受けカラーは、値段605円/個になります。

このカラーは外径6mm、内径4.5mmになります。
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こちらの座金は、ボールベアリングがローターナットに直接接触し、抵抗が増えないようするため?なのか、ステラの構造を真似ておきました。
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そして今回のメインパーツであるボールベアリングですが、内径6mm外径10mm厚み3mmサイズになります。

 

シマノの補修パーツとして購入するとボールベアリングは、1個1400円程度になります。

高耐食性能を有するミニチュアベアリング キャストップなら、1個500円程度になります。私はこのベアリングを使用しています。

なにも問題なし!回転性能よし!です。

ミネベア製品についても、性能的に問題ありませんし、とても安価に購入出来ます。

1個200円程度になります。

以上までが、購入するパーツの紹介になります。

 

このからは組込むパーツと、外すパーツを並べて、写真にて比較しておきます。

コチラです。

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写真の上側が外すパーツ、下が組込むパーツです。

ローターナットはオリジナル品のまま使用します。

 

ローターナットに座金を入れ、ボールベアリングにはプラスチックカラーをそれぞれ入れます。f:id:Minow:20220113132526j:image
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次にローターナットへボールベアリングを入れます。
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ここに、内径8mm外径10mm厚み0.3mmの座金を入れてみると?
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少しベアリング側に、ちょうど良いクリアランスが出来た状態となりました。0.1〜0.2mm程度空いてます。

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ここへ厚み0.5mmのワッシャーを入れてみたのですが、厚すぎてローターナットと面一となり過ぎたことから、ボールベアリングの動きを妨げるようでした。

この0.25〜0.3mmの厚さの座金がちょうど良いサイズと思われます。

 

リールにローターナットを組み付けます。
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座金を入れ、その後ベアリングシールを入れます。

 

この状態でローターナットを締付け、他のパーツを組戻します。
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組み込んだ後にバンドルを回すと、とっても軽い!

リールが生まれ変わったと感じます!

皆さんもこの軽さは感じるはず!

 

魚を掛けた時には、その効果がギヤ比である5倍〜6倍分の軽さを実感出来るはずです〜👏

 

ベアリングチューンナップやオーバーホールは楽しいですね。

シマノさんのリールは、DIYにて分解出来る構造なので、とっても良いですね。

 

冬のオフシーズンも、釣り道具で楽しめるなんて、幸せですヽ(=´▽`=)ノ

 

と、今回紹介しましたパーツは、先日改造したばかりである20ストラディックSW4000へ、組み込みました〜(汗)

無駄遣いだよ〜 😁

アウトドア&フィッシング ナチュラム