今回のDIY作業は、家の設備における不具合箇所の修理になります。
分割ボートとバイク整備をDIYするくらいですから、家の簡単な設備の故障修理くらいDIYしておかないと、胸を張って趣味の活動が行えませんからね。
家の設備の修理と言っても大した箇所ではありません。トイレの便座がバタンと勢いよく閉まるようになりましたので、そこに使われる部品の交換になります。我が家に2つあるトイレのうち、使用頻度の高い方のトイレになります。いづれもう一つのトイレも同じような劣化をしてきます。その時に迷わず交換出来るよう、少し詳細に記録しておきます。
構造的には便座には、バタンと勢い良く閉まらないように、根本部分にダンパーユニットが組み込まれています。そのダンパーの劣化が原因にて、便座がバタンと閉まるようになったのだと思われます。
そもそも便座を開閉するのは私一人くらいなので、ここの部品が劣化したのは大抵自分が開閉したことによるものでしょう。悪いことをした訳ではないのですが、何だか罪悪感を少し感じてしまいます。
そのまま使用することも出来ますが、気になるので自分で部品交換することにしました。
まず、トイレの型番 品番は便ふた裏側に記載されています。
我が家のトイレの型番は、TOTO TCF9135Lでした。
このウォシュレットの便座用のソフト閉止ユニットをネット検索していると、部品番号はTCM1387S
ソフト閉止ユニット と検索すると、同じような部品がヒットしてきました。
こちらは便ふた用のソフト閉止ユニットになります。 この部品番号はTCM853S
??
少し考えると分かる事ではありますが、便座と便ふた用の2つあります。
間違えないように購入しましょう。
とは言え、便ふたも便座も同じような構造の部品を、同じ回数程使用したのなら、劣化具合はほぼ同じであろうと思われます。
また分解するのは面倒なので、2つ同時交換することにしました。
ネット購入して届いた部品はコチラ
少し位形が似ているのかと思いましたが、全く異なりました。
交換作業するにあたり、この型番のソフト開閉ユニット交換について下調べしてみることにしました。ネット検索なんですけどね。
部品購入するときには分かっていた事ではありましたが、どうやら交換作業は難しいのだと・・・
メーカーや工務店に依頼しないと難しいのだとか
しかし、私はそんなネガティブな考えではありません。
工務店でも交換出来るのなら、大抵の事は交換出来るのだと、ポジティブに捉えます。
でも、構造が分かっているか?分からないか?で、大きな違いとなります。
そこで、まずは構造を理解しておこうと、少し分解し組み方について調べてみることにしました。
分解する際に邪魔な電気と水を止めておきました。
ウォシュレットを外して下側から見てみようと思い、樹脂製固定ナットを4本外し、ウォシュレットを持ち上げて外してみました。
横にして下から見てみると、どうやら便座と便ふたは、前面側のカバーと一体となっていて、サイドに目隠しキャップにて隠れたビス2本で留まっているようです。
組み立て方が分かったため、ウォシュレット全体を元に戻すことにしました。
そして前面カバーのみ外すことに切り替えました。
上部を少し吊り上げ固定します。
サイドのビス2本を外したら、外したい前面カバー下にある爪を外すように横に引っ張りながら上に持ち上げます。
上部の爪部が外れたら、手前に引き出すと前面カバーが外れました。
最初から構造が分かっていたら、数分でここまで辿り着く事が出来ましたね。
ようやくここからソフト開閉ユニットの交換となります。
便座側のソフト開閉ユニットは写真の左側になります。
ソフト開閉ユニットはビス1本にて留まっていました。
角度を少し変えてみると、このよう
あとは交換するだけの単純作業になります。
便座側のソフト開閉ユニットを無事に交換することが出来ました🙌
そしてもう一つソフト開閉ユニット交換しておきました。便ふた側は、写真で右側の配線側にありました。
こちらもビス1本で留まっていました。
配線などは外す必要なく、単純にビスを外して交換するだけでした。
このようにして、少し大回りもしましたが、無事に便ふた側のソフト開閉ユニットを交換することが出来ました🙌
これくらい記録しておけば、もう一つあるウォシュレットの交換をする時は、もう一度読み返せば思い出せそうです。
次は15分程度で交換作業が出来そうです。
後日、交換したソフト開閉ユニットを詳しく見てみました。
内部からはネバネバとしたオイルが漏れ出ていました。
構造的には、オイルの流動抵抗を利用したダンパーのようで、オイルシール部の劣化からオイルが抜け落ちたことで、オイルがなくなりダンパー性能が落ちたのだろう?と・・・。
だろう?と、考えていただけではハッキリと原因は分かりません。
しかし、そこまで知らなくても良いのだけれども、暇にまかせて切断し、構造に確認してみました。
オイルの流動抵抗を利用したダンパー構造となっていました。
オイルシール劣化→オイル漏れ→ダンパー不良→便座、便蓋がバタンと勢いよく閉まる、となることが分かりました。
最後の分解は、ど〜でも良い内容でしたね。
でも、この部品には知恵と技術が詰まったパーツであることは、理解しました。