分割ボート釣りブログ

東京湾内房付近にて、分割ボートを使ったライトジギングを楽しんでいます。艤装品製作のため沢山の道具や材料を購入ますので、それらを家庭へ還元するDIY作業も行います。また、海だけではなく、流れ込んでくる川の調査と称する登山も行います。そんな内容を記録するブログになります。

スズキ船外機DF2 シフトロッドOリング交換

はじめに

今年の冬にプロペラシャフトのオイルシール交換など行いました。

minow.hateblo.jp

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その際に一緒に交換するつもりでいた箇所があったのですが、小さな部品なので完全に忘れていました。

ギヤケース周りにはオイルシールの他にリングが1箇所使われております。そんなゴム部品を今回交換をすることにしました。

 

交換作業

船外機スタンドにより立てたまま作業しました。
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まずはボルトを2本外します。
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するとプロペラ部がスポッと外れます。
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そのまま引き抜き外します。
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ボルト4本を外し、ウォーターポンプケースを外します。
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ウォーターポンプケースをシャフトから外しひっくり返すと、今回の交換部品であるシフトロッドのOリングが現れます。
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シールリムーバーを使い、Oリングを外します。
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細いマイナスドライバーなどでもOリングは外せますが、アストロプロダクツなどで販売されるシールリムーバーを使うと、更に外しやすくなります。無くても外せますが、有ると便利な道具ですね。

しかし、マイナスドライバー先端部を少し丸く削り、曲げるだけで簡単に出来そうなものではあります。

 

Oリングを新旧見比べてみました。
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10年使用し外したOリングは少し硬化しており、丸型でなく四角っぽくなっておりました。f:id:Minow:20220527061223j:image

写真左側が使用したゴムです。ギヤオイルが歪に付着しているのは一部変形していたからです。

交換しておいて良かったですね。

 

Oリング交換作業は、ここからは組み戻すだけとなります。

因みに使用したOリングの部品番号と、サイズは写真に写るステッカーに記載があります。
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他に注意すべき点があります。

ウォーターポンプケースパネルのガスケットは、一度緩めるとズレますので、ギヤケースのシールの役目を果たさなくなるリスクのほうが大きくなりますので、新品に交換したほうが無難です。

ですので、このOリング交換はインペラ交換と一緒に行ったほうが、とても作業的にも効率的ですね。

 

加えてインペラは欠損などありませんでしたので、もう暫くは使えそうです。

 

最後に

昨年から進めてきたゴム部品交換作業が、また一つ完了しました。

交換しなかったインペラについては、来年までには状態が良かろうとインペラ交換する予定でいます。

 

海に出る前にお祈りするくらいなら、事前にメンテナンスしよう!がモットーです。

 

 

そうそうサーモスタット部も開けてみたところ、またヌルヌルしたゼリー状の物質が生成していました。ソルトアウェイの希釈水を流し込んでおきました。
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これが私流の神頼みに代わるメンテナンスですね。

神に頼んでみたところで、機械の状態は全く変わりませんからね。

 

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