前回釣行時のエンジンオーバーヒート気味に対応するため、海水をキャブレターの周りにも少しかけてしまいました。
そこで本格的にキャブレターを分解洗浄しました。
メインジェット、メインノズル、フロート、ニードルバルブなど、キャブレター下部の分解洗浄を済ませたあと、上部の分解洗浄も行いました。
以前に分解を試みましたが、ちょうど良いサイズと先端形状のマイナスドライバーがなかったことから諦めて、パーツクリーナーでの洗浄のみとしました。
今回はマッチしたマイナスドライバーを用意しましたので、ジェット類を全て分解しました。
パイロットジェットなどを3つ外す時、ちょうど良いサイズのマイナスドライバーが、ダイソーにて販売されてました。
今回はこれを使用しました。
シッカリと押し込むようにして回し、この小さなジェット3つを苦もなく外せました。
しかし、外したあとに少し焦りました。
視力が落ちてきていてパッと見で、ジェットの穴の大きさの違いが分からない?
そこでスマホのカメラを拡大鏡代わりに使い、拡大しながら確認しました。
さらに拡大すると?
これだけ拡大すると、穴の大きさが異なるのが分かりますね。
ジェットの番手は穴の大きさに比例してます。
右側がエアジェット180番
左側がパイロットエアジェット145番
因みに、パイロットジェットは、パーツリスト通り32番
スマホカメラを拡大鏡代わりに使用すると、とても細かな物を見るとき役立ちます。
そろそろ年齢的にも老眼鏡が必要になってきた世代なのかもしれません。
キャブレター内部には、塩の付着も見られましたので、入れ歯用超音波洗浄にて、内部までよく洗浄しておきました。
パーツクリーナーのような油脂では塩を溶かすことができませんので、ソルトアウェイの稀釈水を洗浄液とし、超音波の力で綺麗になりました。
これでしばらくはキャブレター好調でしょう。
二度と海上でオーバーヒートしないよう、メンテナンスをすること。さらに海上では、岸からオールで離れたらエンジン始動したら少し試運転し、様子見すること。
より一層安全航行になるよう心がけていきます。