海釣りに適した今年の天候は、自分の生活と仕事のタイミングにどうもマッチングしていません。
でも海がダメなら山がある!と言うことで、密かに東北の山を一つだけでも登山したいと思ってました。
そこに東北の山々は、もうすぐ冬が到来しそうとのニュースを見て、急遽登山することに決めました。その登山先に選んだのは鳥海山になります。
この鳥海山は以前にバイクツーリングで訪れて良い山(バイク乗りで良いとは、主にワインディングロードの事を指します。)だった記憶しかありません。
単に登ってみたいという願望だけで、夜な夜な片道7時間ほどかかる車移動も難なくこなせました。
そして往復7時間超となった登山を無事に行ってきました🙌
朝6時半頃に鳥海山ブルーライン、鳥海山 象潟口五合目鉾立に到着しました。
登山靴を履き、ジャケットを着て帽子を被ったら準備完了~
数分で身支度し6時半過ぎに登山スタートしました。
スタート地点ではいつも何時に帰って来られるのか?と・・・
戻ってくるまでの時間と、その時の疲れて果てた自分を想像するのですが、この日は何故か何も考えずに前に進めました😊
それはスタート地点から景色が良かったので、前に早く進みたい!と思えたから。
ただ黙々と先進していきました。
そして鳥海湖のある御浜小屋の前まで、一気に上がりました。
この綺麗な鳥海湖を見れただけで、ここまで来て良かった~とテンションアップしました。
しかし綺麗な青空が見れたのは、このあたりまで。
その先の山頂付近には雲がかかってました。
この雲ではあまり気が乗らないな~
それでも振り返ればこんな景色があるため、自分を後押ししてくれました。
でも山頂は?進むたびに悪くなってるような?
この地点までで心の満足レベルはもう十分溜まりました。
ここで引き返しても良かったのですが、折角なので進めるところまで前に進むことにしました。
そして予想通り山頂に近づくほどにガスガスになっていき、ついには視界が見通せなくなりました。
そして、ちらほらと雪が?
進めば進むほどに雪が多くなってる?
ヤバいぞ!山を少し舐めてた!軽アイゼンを車に置いてきてしまった!
アイゼンを忘れてきたことに少し後悔しながらここで休憩しながら栄養補給しました。
そして気分転換に雪だるまを作ってみました。
栄養補給した後、また歩きはじめました。
この時点で10時頃になり、歩き始めてから3時間強経過していました。
青空が見たいと願っていると、少しだけ雲の切れ目から青空を見ることが出来ました。
その青空の見えた山頂付近では、ハイマツが凍っていて吹き付ける風は秋ではなく、もう冬でした。
鳥海山山頂へ向かう途中、雪渓が見られました。またその周りには降ったばかりの雪が見られ、足下が滑るため気を付けながら前に進みました。
雪道を下ってきたかと思えば、次は急な登り坂が待っていました。
鋭く尖った岩が多かったです。
こんな岩のトンネルを通りました。
スタートしてから4時間後、ようやく頂上に到着しました。
ここからの帰路ですが、まずはゴロゴロとした岩で出来た急な下り坂を降りました。
写真ではそれ程高低差が感じられませんが、実際はとても急です。
神社横のベンチに座り、下るための栄養補給しました。
下りはスイスイと下り
雪渓のある箇所を通過し
多少のアップダウンがあったものの何とかスピードが落ちることなく下ることが出来ました。
そして往復7時間ちょっとで無事に駐車場まで戻ることが出来ました。
鳥海ブルーラインを下り、鳥海温泉保養センターあぽん西浜の温泉にて、汗を流しました。
この日、山頂付近にはずっと雲がかかっていたので、山頂で晴れ間を粘っても駄目でしたね。
次回、機会があればまた登りたい山として記録しておきますが、行程の半分もない鳥海湖までで良いかな?その余分を鳥海山の周りある観光地巡りを増やしたいかな?と思います。