分割ボート釣りブログ

東京湾内房付近にて、分割ボートを使ったライトジギングを楽しんでいます。艤装品製作のため沢山の道具や材料を購入ますので、それらを家庭へ還元するDIY作業も行います。また、海だけではなく、流れ込んでくる川の調査と称する登山も行います。そんな内容を記録するブログになります。

2馬力船外機 DF-2 キャブレター洗浄

先日、海釣りへ繰り出しました。

そこで最後、着岸前にいきなりエンストしてしまい、焦りました。

もし沖数キロの釣り場で起きていたらと思うとゾッとしますね。そのエンストは、何の前触れもなく起きたからなんです。何事か考えることなく、すぐにオールに切り替えに事なきを得ました。

 

ガソリンタンクは空ではなかったので、原因は恐らく、キャブレターの詰まりか、ガソリンタンクに溜まったスポンジカスがフィルターを閉塞させたからだと考えられます。

 

 

ガソリンタンクにスポンジカスが?

 

 

決して間違えて混入させたわけではありません。

 

スポンジカスは、ガソリンタンクの燃料キャップにあるエアベントにフィルターとして取り付けられています。そのスポンジが、劣化して粉々になったものです。

 

まずは、ガソリンタンクを逆さまにしてガソリンとスポンジカスを抜きます。
中からはスポンジカスが、沢山出てきました。それも気持ち悪いボウフラみたいに。

念のため、ガソリンをもう一度入れて、洗浄しました。

 

 

つぎにキャブレターを外して内部を見て見ます。

 

キャブレターを外すときは、エンジンケースを留める4箇所のボルトを少しだけ緩めますと、キャブレター取り付けボルトが回し易くなります。そのままだと、ユニバーサルジョイントやエクステンションを使ってもボルトを外せないと思います。

 

写真の3ヶ所と、反対側の1箇所にあります。(プラスチックカバーを押さえるボルトと、他にも近くにボルトがありますので、間違えないよう)


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スロットルワイヤーを外して、チョーク用の丸棒、ゴムチューブを外します。

 


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キャブレター取り付けボルト(8ミリの6角)をディープソケットレンチで外します。


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8ミリの6角ディープソケットレンチは、こんな感じのものになります。

 


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キャブレターを外したら、フロートタンクを外してみます。キャブレター内部にも微細なスポンジカスが入り込んでました。

 

パーツクリーナーや、キャブレタークリーナーで洗浄したら、元に戻します。

 

 

エンジンを掛けて、アイドリングの調整したら、キャブレター洗浄作業完了です。

対策として、燃料キャップのスポンジが、完全に劣化していましたので、全て取り除きました。

スポンジはパーツリストには表記ないため、きっとキャップアッセンブリー注文になるのでしょう?
スポンジは、今後無しとして運転することにします。

皆さんも気をつけて下さい。

アウトドア&フィッシング ナチュラム