分割ボート釣りブログ

東京湾内房付近にて、分割ボートを使ったライトジギングを楽しんでいます。艤装品製作のため沢山の道具や材料を購入ますので、それらを家庭へ還元するDIY作業も行います。また、海だけではなく、流れ込んでくる川の調査と称する登山も行います。そんな内容を記録するブログになります。

201910末 金谷沖ライトジギング 分割ボート釣り

最初に言います。今回は不発(貧果)でした。
同乗者が写ってしまった写真ばかりなので、以下、文章だけになります。


9月ごろから週末になると悪天候になることが多かったこと、またバイク修理にも手間取っていたため、なかなか釣りに出掛けられませんでした。

前日の金曜日は大雨の悪天候でしたが、土曜日は天気・風波良いので、久しぶりに出かけました。
禁断症状が発症したのか、体がウズウズするし、蕁麻疹も頻繁に出ていましたから(笑)もはや病気です。


そんな病気治療に今回も向かう先は、金谷沖です。

海天気.jpでの予報では、湾内でも波高さが少し高めだったので、東京湾奥の波穏やかな富津岬にしようか迷いました。
乗船者もいるので、無理は出来ませんが、釣果を考えると、やはり実績のある場所となります。


出船時間はいつもより遅めの8時過ぎです。
日の出とともに出船するには、朝3時ごろに待ち合わせないと、出来ませんからね。
いくら釣り好きな方でも、初めての方にはハードルが高すぎます。

 

現地に到着しましたら、まずは海の状況確認します。
う~ん。悪い。

時間的にタイミング悪く、干潮の時間にピッタリはまってしまいました。事前に調べて知ってはいたけど、現地で見ると
やはり潮位が低い!
波で根が洗われているのが分かります。

潮位は50センチだから何とかなるけど、暗礁に乗り上げ、波被ると転覆するような、危険性の高いレベルです。
普段ならこの潮位は出来る限り避け、時間をズラします。
以前の痛い失敗を繰り返したくないから。


でも、これくらいの潮位は、普段の着岸時に、実績ある潮位なので大丈夫です。但し、根の位置が分かっていれば!の話です。

それが、昨日の大雨により横を流れる川から濁流となり流れ込んでいて、根が全く見えません!

転覆の危険性が高い、低い潮位なのに、底が見えないことで更に危険性が高まっています。
かなり気をつけないといけません。

 

船を組み立ていると、ゴムボート乗りされるブログ読者の方から、話しかけられました。

この潮位で船出せます?と。

根の位置も知っているし、出せます!と。
しかし、オールで漕いでも波の力には勝てないから、何処に流されていくか次第では、暗礁に乗り上げてしまいます。
知っていても、そこの不安は残ります。

その方は、初めての場所で根の位置が分からないため、危険と判断し別の場所へ移動されて行きました。

逆の立場ならそう思います。
金谷海浜公園前からの出船は、とても危険性高いと思っていますから。
初めての場所、さらに根の位置が把握し難い状況、潮位も低くて波高めですから、悪い条件ばかりでしたからね。


それでは、いざ出船します。
防波堤に当たり戻る波と、押し寄せる波とでウネリ、船向きが安定しません。
漕ぎ難い上に、二人乗りなので、体全体を使った大きなモーションによる力強い漕ぎが出来ないため、なかなか進みません。
船首が振られるため、方向も定まりませんから、危ない波打ち際からなかなか抜け出せません。
人を乗せているので、更にヒヤヒヤしながらの船出となりました。

 

エンジンかけて沖へ出たときには、ヘトヘト状態。

回復するまで、同乗者に浅瀬のシーバス狙いしてもらいました。

沖へ出て周りを見渡すと、金谷漁港のすぐ沖には、カワハギ狙いの釣り船が集まってました。

狙いが異なりますから、別のポイントに目をやりますが、沖合には釣り船が一艘もいない?

今の時期の青物やアジのポイントは、保田沖や、竹岡沖なのか?

でも、いつものポイントへ行ってみようと、向かいます。
が、魚群探知機には反応がほとんどない?

やっちまったな。

しかし、釣りはしてみないと分からないものです。
そこで、流し釣り開始します。

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フグ、フグ、エソ。
いつもの外道ばかりです。
かなり早めのワンピッチジャークで、泳ぎの遅いフグやエソから避けますが、何故か釣れます。

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青物の反応なし。

 

暫くして、鋼製で船体が灰色の嫌な船が、ゆっくりと近寄ってきます。
海上保安庁の船がやって来ました。

ここは、タンカーの波小型ボートでは危険だから、もっと岸よりに戻りなさいと。
指導されて渋々岸よりのポイントへ戻る事になりました。

岸寄りのポイントで、良い釣果上げた事ないから、ポイントが分からない。

それでも水深20~25メートル位はあるので、探っていれば当たるかな?

風向き、波の方向が岸から離れる方向になってきたので、ザ・フィッシュの沖合300メートル位の位置から流し始め、暫くすると魚の反応がポツリ、ポツリとあります。

フグか?
エソか?

やっぱり!フグ!エソ!によるお出迎えでした。

そのなかで、フグといっても超高級、デカい40センチ近くのトラフグが釣れました。
勿体ないけど調理しないし、食べないのでリリースです。
食べなくても、折角なので売れればいいんだけどね。

その後も、エソやフグの猛攻にあいながらも、合間に当たったカンパチとデカいホウボウを釣り上げた位の、貧果でした。

う~ん、今回はポイント選びで、海保にやられたな。
波も風も大したことない日に、指導されるとは(;´д`)

言うこと聞いたので、海難時にはちゃんと助けて下さいね。

アウトドア&フィッシング ナチュラム