ルアー釣り全般に言えることなんですが、フックが沢山付いたルアーがスレ掛かりした際、ハリ外しって困りませんか?
特にクネクネする魚の尻尾あたりに掛かった時、魚が暴れている状態で、針を外そうなど、危なくてなかなか外せません。
そんな時、ハリ外しの作業に多大なる時間を使ってしまいます。
それが、時合時や、エソなんかの外道だと余計に時間の無駄だと感じてしまいます。
そんな時は、タモ網に入れて足で踏みつけ動きを抑え、ペンチで外すなど、両手両足を使って悪戦苦闘します。
そんなハリ外し作業のことなんですが、以前に大型エソの尻尾にハリ掛かりしたとき、事件がありました。
尻尾に掛かったルアーはメタルジグのフロントアシストフックで、リヤフックは宙ブラりんの状態になっておりました。
魚が尻尾を振るたび、宙ブラりんのフックも暴れ回ります。
ハリを外そうとした時に、暴れまくっているフックが指に引っ掛かり、深く引き裂かれました。
ブっ刺さらなくて良かった位です。
そんな事件の後、もっと効率良く安全に外せないか、考えるようになりました。
店で色々と探してみます。
ペンチコーナーで、ラパラやダイワから、変わった形のハリハズシが販売されていました。
片手で簡単に外せますとか、魚に触れないとか?
そんな都合良く外せますか?
疑心暗鬼になりながらも、ダイワのクイックハリハズシを購入してみました。
実際の現場に持ち込んでみると、その外し易さに感動です!
魚にさわることなく、片手で外せます。
この DAIWAから販売される クイックハリハズシ L-H とっても便利!
■人差し指でレバーを引けるピストルタイプで扱いやすく、アジ・イサキなどの中型魚に最適。
■タチウオなど歯の鋭い魚にも使えるロングノーズタイプ。
■ハリを外したら鋭い先端フックで魚を締めて、そのまま引っかけてクーラーへ投入可能。
■鋭い先端部を保護するキャップ付き。
■落下防止のためのロープ取り付け穴付き。
詳しくはDAIWA ホームページにて
使い方なども載ってます。
これ使い始めてから思うこと。
ハリハズシが早くて安全!
魚に触れる事、ハリに触れる事、宙ブラりんのフックに近づくこと無く外せます。
慣れると、魚を水面に浮かせてから数秒から10秒位で外せます。
あと自分仕様としては、簡易ギャフは不要だったので、先端部を切り落としてあります。
タックルバックの中で、他の物を傷付けて欲しくないし、ギャフ先端がリーダーラインを傷付けて欲しくないので。
(※あくまでも個人の見解です。人によっては便利なものです。)
これを使い始めてみたところ、とても便利過ぎて他のハリハズシ(プライヤーなど)は使えません。
ペンチやプライヤーは使わなくなったので、タックルバックの奥に仕舞ってあります。
ペンチ先端のスプリットリングオープナーは、オープナー機能だけの付いた小型の物に代えました。ハサミ機能は爪切りのような形の物に代えました。その2つを胸ポケットからピンオンリールで出せるようにしました。
ライン結束等の他の作業も効率良く出来るので、とても動きやすくなりました。
クイックハリハズシの使用頻度がとても高いので、取り出しやすいよう、このホルダーをクーラーボックスに取り付けてあります。
ホルダーから取り出し易すくするため、簡易ギャフを切ったことも理由の一つでもあります。
何でもかんでもペンチ一つで作業は出来ますが、機能を分散させることで、他の作業効率もぐんと上がりました。
タイトルに戻りますが、ハリ外しの時にケガしたことがあってお困りの方、これ大変安全便利でオススメです。
魚を外す時間を短縮することで、次の一投(一落)を早く行えます。
魚の群れから離れないうちに、もう一匹を狙えることで、釣果アップが期待できます。
後に、ハリハズシなど使用頻度の高い道具専用のホルダーも自作しました。
専用ホルダーにしたことで、使いやすさに加えて、取り出し仕舞い易さが加わりました。とても使いやすい道具の一つとなりました。
クイックハリハズシも含めて、最も使用する道具類たちのホルダーを製作しました。
いちいち探すこともなくなり、とても使い易くなりました。