分割ボートの動力として、スズキの2馬力船外機 DF2 を使用しています。
その船外機はエンジンをスタートさせる度に、スターターロープを必ず引きます。当然ですが、引くたびにロープは擦れて摩耗していきます。
前回の釣行時のエンジンスタートの時に、見た目だけの話ですが、常に引く箇所のロープの色が痩せ細ってきたかな?
色が黒ずんでいることから、錯覚かもしれませんが、とても気になります。
長く交換していませんから、そろそろ交換時かな?
海上で切れたら、面倒なだけで大変ですからね。
こんな材料費が100円くらいの箇所の交換に、躊躇いは不要です。
気になりましたので、スターターロープ4ミリを2メートル購入してきました。
ホームセンターなどで1メートル単位50円位にて販売されています。
必要な長さ2メートルで、100円ですからね。
早めに交換したほうが、気休めとしての御守りなんかよりも、断然安くて安心できます。
作業も簡単に交換できますからね。
それでは、交換作業スタート。
ボルト3本を外します。
使う工具は、ソケットレンチ10ミリです。
ボルト3本外すと、カバーと一緒に外せます。
巻き取り機のロープを全て引き出します。
ロープを出し切ったところで、巻き取り機の回転を止めます。
結束バンドを使い、写真のようにしておきます。
結束バンド1本では長さが足りなかった場合には、2本を継ぎ足します。
こんな状態にしておけば、後の作業は余裕です。
決して手で押さえ、誰かに頼んではいけませんよ(笑)
このあと、ロープを抜き取り、同じ長さに切り揃えます。
交換前
交換後
新しいロープは、当然ですが巻き取り機からハンドル部まで繋がっています。
このとき新しいロープは、ハンドル側から通してはいけません。
その方向からだと、最後に巻き取り機側の小さな穴に、なかなか通せませんから。
そうではなくて、巻き取り機側のロープ端部側から、ハンドル側からへロープを通す方が、簡単に作業が行えます。
当然なことですが、通し始まる前にロープエンドは止め結びをしておいて下さい。最後に勢い余って引き抜いてしまわないように。
ここまでの作業は、10分位で出来ますよ。
あとは組み戻すだけです。
工具は、ソケットレンチとロープを切るハサミ、ロープ端部の処理用のライター(タバコ吸わないため、私はバーベキューの火用ガスバーナー)
それと、結束バンドだけです。
念のため、交換済みのロープを点検しました。次回の交換時期を予測しておくためです。
正直、劣化具合はあまり分かりません。
が、一番使用する箇所は、痩せ細っていました。
新品の余りを一緒に写真に納めておきます。
それより、同じ交換済みのロープで、使用しない箇所とも対比しました。その違いが最も分かりやすく、早く交換して良かったと感じています。
そんなに手間はかかりませんので、早めの交換をオススメします。