7月中旬三連休の土曜日、午前中だけ天気が良かったので、前回の釣行からわずか3日後でしたが、またまた金谷沖へ繰り出してきました。
海況として、風は凪ぎに近かったのですが、潮は相変わらずの激流でした。
しかも濁りも入っており、苦戦の予感がしました。
一人で乗っているため、操船しながらの釣りを出来ませんので、流されるしかありません。
流されたくなければ、水深の3倍近く、アンカーロープを繰り出し係船します。そのアンカーロープを回収するのが大変なので、なかなか出来ません。
まず激流対策として、水深30メートル前後でしたが、少し重めの90~100グラムのメタルジグから始めました。
また、形状はショートタイプとセミロング、ロングタイプと異なるものを用意して、引き比べてみました。
ショートタイプは、ヒラヒラと振れながら落ちていくので、沈下スピードがセミロングより遅い。
また、引くと小刻みにダートする抵抗を受けるため、セミロングタイプより重めです。
が、逆に言うと浮き上がりしにくいタイプなので、流し釣りにてメタルジグを表層までピックアップしないで、底まわりをシャクり続けやすい かな?
セミロング、ロングはストンと落ちて、着底を明確に感じます。が、引き抵抗が少ないので、船が流された分だけラインが くの字 になったまま、直線になりずらく、流された分、ジグはほぼ垂直に上がってくるようね感じがします。
同じ重さのジグでも、引く軌跡が変わるとは考えてもみませんでした。
重たいメタルジグは、ほぼ垂直引きにしか釣ったことがありませんでしたので、自分の中で新たな発見でした。
どうせ船が流されるなら、流されるまま釣ってみようと思い、この日は垂直引きではなく、流れに任せて水平引きしてみました。底付近をジグザグシャクる感じです。
底から浮いてるため、底をあまり感じません。
その結果は、メーター級の太刀魚でした。
あと、なぜかイカもメタルジグにて釣れました。
釣れたものは、どちらも美味しく頂きました。