分割ボート釣りブログ

東京湾内房付近にて、分割ボートを使ったライトジギングを楽しんでいます。艤装品製作のため沢山の道具や材料を購入ますので、それらを家庭へ還元するDIY作業も行います。また、海だけではなく、流れ込んでくる川の調査と称する登山も行います。そんな内容を記録するブログになります。

ステンレス材艤装品水切り乾燥用架台の製作続編

一年ほど前、艤装品の水洗後に採取コンテナに入れ水切り乾燥するための架台を、ステンレス材にて製作しました。
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minow.hateblo.jp

 

水切りが目的であれば、この様なしっかりとした架台でなくても良かったのですが、ベンチとしても使えるようなサイズ、剛性感としました。

それが、座面としてはパイプ間隔が少し広すぎたことが不満でした。さらに主目的である乾燥用架台としては、クーラーボックスをひっくり返して干すときには狭いといった不満がありました。

 

架台に改良を加えた方が少ない部材と手間にて済む話ではありますが、新規製作することにしました。今回の作品はストック量の多い20Aサイズのステンレスパイプの消費も目的とします。

前作品はその剛性感を活かし、ツールボックスなどの工具置場の棚にて使用することにしました。

 

 

20Aサイズのステンレスパイプの切断となると、電動グラインダーを使用した方が早く楽ではありますが、その騒音が酷くて昼間にしか作業が行えません。

対して人力による金鋸切断は、作業は大変ですが、音が静かではあります。夜も天気が悪い休日でも関係なく作業を進められるメリットが有ります。

帰宅後の平日夜に材料切り出しておくことで、天気の良い休日に朝から溶接作業を行うことが出来ます。

 

そこで平日夜に人力によるパイプの切断作業を進めるため、ステンレス切断用の金鋸歯を購入しました。

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LENOX社のステンレス切断用鋸刃 No.17

刃2枚入りで500円程度になります。
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この刃のお陰で、比較的楽にステンレスパイプを切断出来ました。

軟鋼用の刃でも切れなくはないのですが、なかなか大変です。軟鋼用と比べて半分位の時間、疲労半分にて切断出来ました。

材料となるパイプを切り揃え、木材で製作した位置固定用の溶接用治具にセットしておき、天気の良い休日を迎えました。

 

この日は冬型の気圧配置が緩み、朝から気温も高かった絶好の溶接日和となりました。

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あとはひたすら溶接し、座面となる部位を仕上げました。
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その後、脚となる部材を溶接したら架台の出来上がりとなります。
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アーク溶接なので、スパッタが沢山飛び散りボツボツが出来ましたので、ヤスリによる表面仕上げに少し時間を要しました。

 

そして脚の端部をヤスリにて削り、ガタツキ無いよう整え、先端部には樹脂キャップを嵌め込んで完成!

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作業する前から分かってた事ではありますが、労力を掛けた割に、前作とあまり代わり映えしない架台となりました(^_^;)

しかし前作よりキレイな出来上がりとなり、自己満足度は数段アップしました(*´σー`)エヘヘ

 

時間あればさらに改良を加え、クーラーボックスの蓋を水切り乾燥するステーを取り付けたいな〜と思いますが、他にもやりたいことがありますので、まだ先のことかな?

DIY溶接作業は、自分がほしい形を具現化する事が出来ますね。

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