目次
はじめに
ダイワのフィールドナイフSL-78を20年超と長年使用(愛用)してきました。
が、ナイフを固定する一部のネジが腐食してしまい、そのネジを取外すことが出来なくなってしまいました。
刃を錆びないステンレス鋼と謳ってるのなら、このネジも錆び難いステンレス鋼であるべきでしょ?と、愚痴ってしまいます。
ココ、随分前にステンレス材でないことに気づいていたので、もっと早くに交換しておくべきでした💦こうなってからでは後の祭りです。
フィールドナイフ購入
ネジを外せない状態となってしまったので、今まで使用してきたナイフを諦め、更新することにしました。
その更新ですが、懲りずにまた同じナイフとしました☺
ただカラーリングは異なりますし、ロゴマークなど多少の違いがあります。が、全く同じです。
このナイフは刃を収納する方法が独特で、それが秀逸でとても使いと感じてます。
折りたたみナイフの刃の出しやすさは、同じダイワから販売されるバタフライより上、ダイヤルタイプと同じくらいか?
このナイフは慣れると片手だけで素早く刃が出せるんですよね。
バタフライタイプだと片手だけで刃を出そうとすると、とてもアクロバティック過ぎます。ダイヤルネジのタイプは片手で出せますが、出したあとのぶっ刺す前にダイヤルを回してロックするか、指で押さえながらと、手間取ります。そしてトータル時間がかかります。
このナイフだと、ロックを外してスライドさせ、左右閉じたら直ぐに魚をぶっ刺せます。とても操作性が良いんですね。
フィッシュピックがありますので、〆刺すだけならナイフは不要ですが、折りたたみコンパクトなのうえ片手で刃が出せるのはメリットです。
錆びやすいタッピングネジの交換
今回の更新したナイフのネジも、錆びやすい鉄ネジでしたので、愚痴る前に(使用開始する前に)ステンレス材へ早々に交換することとしました。
このネジは錆びやすい鉄材です。これを錆び難いステンレス材に変更するだけです。が、これが特殊ネジなのです。
では交換するため、新たに購入するネジのサイズは?
ネジ外径3mmのタッピングネジでした。
M3サイズですね。
ネジの先端形状は尖ってなく、その全体長さは5mm位でした。
よってサイズはM3×5、ネジの種類は B0型のタッピング2種ネジと特殊なネジでした。
因みにネジ頭のサイズは6mm弱でした。(5.85〜5.9mm位)
こんな特殊な先端形状と長さのネジは、なかなかホームセンターなどで見かけませんね。
ネット販売されているネジだと、このサイズ感です。
購入するなら送料含めて600円くらいなので、ネット注文にしました(笑) 作業が面倒なので、自分に負けました。
到着したらあとはネジを交換するだけです。
たったこれだけで、ホントの錆び難いナイフになりました。
ネジ加工製作編
特殊ネジを交換するだけでもこのネタとしては面白いと思うのですが、先の交換作業ではまだ飽き足らずこの続きの作業を行いました。
でも少し思い直しました。単に部品購入して良かった悪かっただけのブログネタになりかけてたな?
多くの困った方は、1本の特殊なネジのために、わざわざネット購入するのか?
ネジを加工したほうが安価に済むし、それ程手間じゃないのではないか?
そこでM3のタッピングビスの長めのものから、先端部をカットし、ヤスリでならすることにし、試してみました。
ネジを切断しヤスリかけすると、出費は1本単位で購入すれば数十円ですが、手間だけはかかると容易に見積もることができます。
まずはホームセンターでタッピングビス3mm、長さ8mmを購入してきました。残念ながらバラ売りしてなくて、20本入で200円くらいでした。
ネジの先端部を3mm削る作業は面倒で、少しでも作業量を減らしたいので、まずはネジの先端部をペンチの刃にてカット!
そして先端部のバリを取るため、ヤスリ掛けしたら、ネジは15分以内で完成しました。
ステンレス材でもあるし、仕上げ削りくらいなので、目の荒いヤスリよりもダイヤモンドヤスリのほうが削りやすかったです。
左側がナイフのオリジナルネジ、右側が加工前のネジ、中央が加工した後のネジです。
取付けてみましたがサイズ感ピッタリ!
オリジナルと遜色なし!
ステンレスネジに交換したら、これでホントの錆びにくいステンレスナイフになりました🙌
最後に
海水での使用を想定しているのだから、ネジはステンレス材を取り付けておいて欲しいですよね。良いアイデアとデザインのロングセラー商品ですので、胡坐をかくことなくブラッシュアップしていって欲しいですよね。
それを差し引いても、ベースはいいナイフです。ステンレスビスに交換したので更に良いナイフとなりました。
最近では釣行できないため、その反動として釣具購入やカスタムが続いております。
いつになれば行けることやら・・・・(;´д`)トホホ
天候のタイミング悪すぎです。