分割ボート釣りブログ

東京湾内房付近にて、分割ボートを使ったライトジギングを楽しんでいます。艤装品製作のため沢山の道具や材料を購入ますので、それらを家庭へ還元するDIY作業も行います。また、海だけではなく、流れ込んでくる川の調査と称する登山も行います。そんな内容を記録するブログになります。

爪切りタイプでPEラインをスパッと切れるラインカッター (ゴールデンミーンGMラインカッター)

PEラインって、専用品でないと意外とキレイにカット出来ません。特に細いPEラインって、PE専用のハサミタイプでないと、なかなか切ることが出来ません。

ハサミって切る際に刃の動きは、支点を中心として円弧状に動くため、ノーマルの刃だと先端部へ押し出すような力も作用します。そのため、滑りやすいPEラインは滑って切難いのです。そこでPEラインカット専用のハサミなどには、刃先には小さな波刃を設けた箇所があり、そこに引っかかるようにしてラインが滑らないようにしてカットする商品が多く存在します。

よく刃をみると波々ギザギザに加工されています。

 

ハサミタイプだとフローティングベストに、刃を裸の状態でブラ下げておくことは危険を伴いますので、ケースなどにしまうことになります。

そして使う時、ケースから出し入れしなければなりません。咄嗟の際に使い辛いため、私の好みではありません。

 

フローティングベストにブラ下げやすい爪切りタイプは、ナイロンやフロロカーボンラインはスパッと切れますが、PEラインとなるととても切り難いのです。

爪切りタイプの多くは両刃構造であるため、刃と刃の先端がPEラインを完全に切る前にズレてしまい、切難い状態となります。

挟み込んだ状態から横にスライドさせることで切ることは出来ます。

そんな両刃構造の爪切りタイプは、PEラインをカットし難い!

そんな不満を持っていました。

 

それが、ゴールデンミーン社 GMラインカッターという商品名、片刃構造の爪切りタイプのラインカッターを使用するようになってから、ラインカットがとても快適になりました。

フローティングベストにぶら下げて使用するため、とても使いやすい!

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www.golden-mean.co.jp

 

私なりの理解として、片刃構造とは?

片方はプラスチックの平板状になっていて、もう片方が鋭い刃が取り付けられています。その刃を押すと、プラスチックの平板側にはPEラインの逃げ場がないため、否応無しに切れるような構造になります。

これを私生活でイメージしやすいモノに例えると、ちょうど包丁とまな板のような構造になります。

 

そんなGMラインカッターを3年間使用してきましたが、最近では切れ味が悪くなってきました。

刃先を良く見ると、平板樹脂の刃先が当たる部分に凸凹が出来てしまい、その隙間にPEラインが挟み込んでしまうことで、上手く切れなくなったのだと思われます。

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プラスチックなので消耗品として仕方がないとこではあります。

 

また同じモノを購入し、次の釣行準備を整えておきました。

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マキオズさんからは、1個400円程度+送料で、600円強となります。

何回も購入するのは面倒なので2つ購入しておきました。

 

早く次の釣行をしたいところですが、バイクツーリングなどの活動もあるため、まだまだ先になりそうです。

minow.hatenablog.com

 

100円ショップΦ200バケツに合わせた丸形ホルダーの製作 (コマセバケツホルダー)

今まで丸棒をキレイに円形に曲げることが出来なかったため、バケツホルダーを製作する場合、円形だと市販品のΦ150リングか、曲げやすい角型がせいぜい自作出来るレベルの限界でした。

Φ150の円形バケツホルダーでも小物ホルダーとしては十分に使いやすいです。

それはメタルジグによるジギングかライトジギングがメインであるため、100円ショップ砂遊び用のΦ150円形バケツに小物入れとして使用しています。これで必要十分でした。

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角型バケツホルダーも製作しましたが、春先のあまり釣れない時期、ボウズ逃れ的な釣法に使用する程度です。これも必要十分なモノでした。

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また他にも現状の艤装品に満足していたことから、コマセホルダー造りは、暫く休止していました。

 

が、丸形バケツホルダー製作について先日製作依頼があり、そのサイズが円形のΦ200位でした。それは製作出来ないサイズだだったため、お断りさせて頂きまして、製作可能な角型バケツコマセホルダーとさせて頂きました。

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しかししかし、丸棒を綺麗に曲げられないままで一生終っても良いのか?俺!と自問自答する日々を暫く送る事、数週間。

失敗しても良いから、丸棒ベンダーだけは一度製作してみたくなってしまいました。

そして今回ついに製作してしまいました😁

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製作したロールベンダーですが、その性能を確かめるべく、6mmのステンレス丸棒を曲げてみたところ、簡単にそしてキレイな円形に曲げられることを確認したところになります。

 

そこで、試しに100円ショップの丸形5Lバケツを購入してきて、このサイズに合うようなバケツホルダーを製作してみることにしました。

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先日のローラーベンダーを使い少しだけ曲げ、曲がり具合を調整しながら曲げていきます。曲がり過ぎていないか?曲がりが不足していないか?曲がり具合を調整していきます。
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内径を200mmちょっとまで曲げたところ、バケツサイズにジャストとなりました。

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ホルダー部を円形に曲げたら、余分な長さをカットし、あとは柄となるフラットバーと溶接します。

ここで余談ですが、丸棒の両端に出来る曲がり具合の歪な部分を余分な長さとしています。その長さは約80mmでした。

欲しい内径サイズを決めたら、そこに円周率を掛け、+80mm✕2(160mm)した棒の長さが必要となるということです。

 

<例>Φ200mmの場合、必要な丸棒の直線長さはいくら?

200✕3.14+160 = 788mm →800mm程度の長さが必要となります。

ホームセンターなどでは1m単位での販売となりますので、1mの定尺からは1つしか製作出来ない計算となります。

ステンレス丸棒6mmサイズとなると、1本単価800円程度しますので、自作する際にはコストはそれなりに掛かります。

 

ここからは溶接作業となります。まずは道具を準備します。

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溶接前に材料をシッカリとクランプ固定しておきます。
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そして、あとは溶接したら完成!
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初めて円形に曲げて製作しましたが、キレイな円形バケツホルダーの出来上がりとなりました。

サイズは当然ながら100円ショップ5Lバケツにピッタリです。
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ボートへの取付け用穴は8mmとし、ボルトを手回し出来るようハンドルを取り付け、更にはボルト抜止用のナイロンワッシャーを取り付けておきました。

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折角製作したバケツホルダー試作品になります。

試作品とは言え、十分なクオリティーを持った製品に仕上がりました。

が、これを暫く使う予定はありません。

欲しかった訳でもなく、試し曲げした後、勢いだけで製作してしまいました^^;

 

丸棒のストック量も少なくなってきましたので、試作品と言えどもよく考えてから欲しいモノを製作してみようと思います。

 

よく考えてみると、二人同時にヒットした際に、サブのランディングネットが有ったらいいな?と思う場面が何度もありましたので、次はランディングネットのフレームでも製作してみようかな?と思います。

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細い丸棒曲げ加工用ローラーベンダーの自作 (ロールベンダー、レールベンダー製作)

最近、釣りではなく釣りに関連するモノから家庭用のDIY作業ばかりしています。今回も釣りではなくDIY作業になります。しかし、内容は釣りに関連した艤装品を製作するための道具を製作しました。

事の発端は、先日コマセホルダー製作のご依頼を受け、角型バケツに対応したホルダーを久しぶりに製作したことから始まります。

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特に曲げ加工は久しぶりで、それなりに楽しめました。

そのご依頼は当初200mm位の丸形バケツホルダーだったのですが、丸棒をキレイな円形に加工する設備(ローラーベンダー)がないため、お断りしました。それで曲げやすい角型バケツホルダーを製作することになりました。

 

でも、本当にそれで良かったのか?俺

6mmくらいまでの丸棒用ローラーベンダーを製作すれば良かったのでは?と、後で思い直すようになってきました。

(※蚊のいない時期だけ溶接作業を行いますので、タイミング悪い時期などは、そもそもご依頼はお断りします。)

 

今冬のシーズンを振り返ってみると、DIY作業を存分に楽しみました。そして、蚊のいない時期は、残すことあと2ヶ月弱となりました。

そこで、まだやり残したことは無いか?と考えてみると?

そうだ、残りの期間でローラーベンダーを製作し、丸棒をキレイに曲げてみよう!

と思い立ちまして、ローラーベンダーを製作してみることにしました。

 

前から端材(廃材)を有効活用したイメージ図は頭の中で出来ていました。それを時間的余裕の無さから、実行出来ずにいました。

 

その第一歩として主要材料を並べてみました。

角パイプの端材、丸棒の端材、大きめなボールベアリングの廃品、新たに小振りなボールベアリング×2個となります。
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角パイプは、分割ボートをカートップする架台を製作した時の端材です。

丸棒の端材は、これまでのコマセホルダー等の製作時の端材です。

大きめなボールベアリングは、バイクDIY整備にてリヤホイール周りのベアリング打ち替えしたときの廃品です。内径が25mm外径60mm超ありますので、アート的な置物にしようとキレイに脱脂して保管してありました。

これらを使用しようと思います。

新たに購入してきた材料は、小振りなボールベアリングになります。

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内径8mm、外径22mmのミニチュアベアリングは、ホームセンターなどにて一般的に陳列販売されるサイズになります。普段から陳列棚を意識して見ないと、ボールベアリングが販売されているかなんて、分からないとは思います😁

 

 

大まかに材料を揃えたら、加工しながら組立ていきます。

角パイプのド真ん中に貫通穴を開け、大きなベアリングを固定
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もう一つの角パイプには、小さなベアリングを2つ取り付けました。大きなベアリングを中心とし左右対称配置となるのですが、どれ位オフセットするのか?分からず、手探り状態なため、大きなベアリングの半径と同じ位としました。
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まず組合せてみて、棒をセットして確かめてみました。

 

あとは大きなボールベアリングにハンドルを溶接にて取り付ける作業となります。

いつもの溶接風景です。
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ボールベアリングの外輪には、ハンドルの柄となる角パイプを溶接接続しました。
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スパッタがボール側に入ったら大変なことになるため、片側隅肉溶接としました。

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強度的にはこれ位の溶接代で十分です。

ハンドルノブは、バイクのグリップエンドを取り付けました。
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見た目は金属の塊感が強めで、全体強度はありそうです。

しかし性能については、やはり試し曲げをしてみないと分かりません。

そこで、試し曲げしてみました。

ステンレス材6mm丸棒を、少しづつ曲げていくと、どんどんキレイに曲がるではありませんか!
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あてもなく内径23cm位に曲げてみました。いや、曲げてしまいました。

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これくらいの大きさなら、100円ショップのバケツサイズにピッタリでしょうか?

何の下調べもないまま、試し曲げしてしまいましたからね(^_^;)このままでは単にスクラップになってしまいます。

でも、これくらいのサイズまでは、簡単に加工出来ると分かりました🙌

 

丸棒用のローラーベンダー完成!

但し、6mmまでですけどね。

これで少し加工の幅が広がりました。

 

後には、このローラーベンダーを使い、ランディングネットを自作しました。

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そしてこの曲げた丸棒は、Φ200サイズのコマセホルダーになりました。

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ドライヤーホルダーの製作 (ステンレス溶接)

趣味のDIY技術を活用して、家庭に役立つドライヤーホルダーを製作しました。

趣味のDIYにて出た残材と、余った材料の有効活用でもあります。

 

前年はステンレスパイプとフラットバーの残材から、歯ブラシホルダーを製作しました。

次は何を作ろうかな?と考えると、やはり使用頻度が高いモノの方が、家庭還元率が高い!

生活に必要なモノは既にあるため、有ったら良いなと思うけど無くても良いかな?くらいなモノとしてドライヤーホルダーを思いつきました。

とは言え、どこに取付けると使いやすくなるのか?更にはそこに取り付けるにはどんな形として、どのようにして取付けるべきかな?と、考えることが多過ぎて、なかなか行動に移せませんでした。

 

そこで、まずは取り付ける場所を決めました。

すると、どれくらいの大きさのモノで、どのようにして取り付けるか?と、おおよそ決まりました。

そこからはどんな形にしようかな?と考え、検索していると参考になるような商品に辿り着きました。

 

こんな感じのドライヤーホルダーを製作することにしました。

 

まずはステンレス残材たちを、ベースとなる木材に並べて大きさを確認します。

ステンレス材のリング、フラットバー、短い丸棒、アイストラップになります。木材もホームセンターにてカット後の端材になります。
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まずフラットバーに2箇所穴を開けて、その穴に丸棒を挿し込みます。

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挿し込んだだけだと抜けてしまうので、

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裏面から点溶接して固定します。
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そしてリングをこのように溶接接合させると、ドライヤーホルダーの形になりました。f:id:Minow:20220312204558j:image

ここからバリ取り、面取り、研磨を行いようやくドライヤーホルダーらしい金具に仕上がりました。

それをこんな感じに木材に固定します。
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固定するためのボルトなどは、見た目良いものにしようと思い、ポイントビスとそのキャップ、低頭ボルトを購入してきました。

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あとはベースに固定し、取り付けたい壁に取付け
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ようやく完成となりました。
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面倒くさいとは言いませんが、何を造ってもそれなりに手間がかかるものですね。

でも今回もクオリティー高めなDIYでした。

アウトドア&フィッシング ナチュラム