分割ボート釣りブログ

東京湾内房付近にて、分割ボートを使ったライトジギングを楽しんでいます。艤装品製作のため沢山の道具や材料を購入ますので、それらを家庭へ還元するDIY作業も行います。また、海だけではなく、流れ込んでくる川の調査と称する登山も行います。そんな内容を記録するブログになります。

ドーリーの改良

ドーリーについて、不満な点があったので、改良しました。

小型ボートとはいえ、大きさ3m、重量60キロ以上の物を砂浜で移動するには、持ち上げたり、引っ張るには体力的に厳しいので、ドーリー(タイヤ)を付けています。
そのドーリーについて、購入してから暫く使ったみて、使い勝手が悪い箇所を自分なりに改良しました。

自分が取り付けたドーリーは、モデルチェンジしたのか、ネットショッピングにて検索出来ませんでしたので、似たものの画像をここでは使います。
以下のような金具をボート側に、取り付けます。ドーリーステーに3つの位置に穴が開いています。中央にタイヤのついた角パイプの一番上端を取り付け、ここを中心としてタイヤのついた角パイプが上に下に回転します。

 

この商品で、タイヤが青色のタイプを使ってます。

改良したい点ですが、ピンの抜き挿しの作業効率アップです。

タイヤのついた角パイプを、ドーリーステーの真ん中の穴にピンを挿して固定します。
このピンをドーリー角パイプの中空部を通す際に、ピンが出口に向かって上手く挿し難く、早朝日の出前の船出作業時にはイライラして仕方がなかったので、何とかして改善したいと考えていました。もちろん抜く時も、早く帰りたいのに抜けないとイライラします。

簡単にピンがさせないし、抜けません。

 

 

 

同じものを買われたかたは、ご参考までに。


改良について:
ピンを挿すときのガイドになるよう、丸パイプを角パイプに差し込み固定するだけです。これで、ピンは丸パイプをガイドにしてスルスルと出口に向かって入ります。抜く際も引っ掛かりなく素直に抜けるようになります。

 

作業としては、まずは角パイプ側を、丸パイプがギリギリ入る大きさにドリルで穴を大きくします。


角パイプに、予め角パイプ長さにカットした丸パイプを差し込みます。(丸パイプは後でヤスリで少し削りますので、数ミリ長めでカットして下さい。短くカットしてしまうと役にたちません。)


丸パイプを、角パイプに差し込んだだけでは、ピンを挿す際に押されて外れてしまいますので、すこし加工が必要となります。


固定には溶接出来れば良いのですが、ここの固定に強度は必要ありませんので、丸パイプの両端を広げる作業をします。
センターポンチのようなものを、丸パイプに差し込み(完全に中に入るようではダメです)、下には木材等を敷き、センターポンチを金づちで叩いて、丸パイプの入口を広げ、角パイプの穴に食い込ませるだけです。
この穴を広げる作業を両端行い、あとは角パイプから少しはみ出た丸パイプを、ヤスリでフラットになるまで削るだけです。

角パイプには1本あたり2箇所穴があり、左右で4箇所同じように加工します。

丸パイプは、ホームセンターなどで1メートル500円位で販売されてます。労力こそかかりましたが、これで今後のボートライフでのイライラが解消されたので、良しとします。


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付属した差し込かえるピンは、鉄ですぐに錆びるため、こんなステンレス材の自作品に交換しました。


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