風速にもよりますが、シーアンカーのサイズが少し小さいことから、流し釣りのスピードが早すぎます。
大きくしても流すスピードはコントロール出来なくて、不確実なものになります。
風に流されるスピードを抑え、低馬力のボートで風上に上る回数を減らしたい!
もっと釣りに集中したい!
シーアンカーより、もっと確実にアンカーを簡単に効かせながら流し釣りがしたい。
釣り人はワガママです。
思案します。
シーアンカーはそもそも水の抵抗を利用しているため、効きは不確実になります。
そこで、シーアンカーより効かせるには、海底までアンカーを落とすしか考えられません。
通常のアンカーは海底まで沈めると、水深の1.5~2倍近くロープを出します。そのアンカーロープを回収しなければなりません。その労力を減らすには、ウインチのような道具を使うしか考えられません。
(浮き輪を使った回収方法も、ネットで検索されますが、完全にアンカーを効かさなく、流したいんです。できるだけ軽い装備で。)
しかし、水深50メートル以上だと、回収作業が大変なので、海底まで重たいアンカーを打ちたくない!
→ 軽いアンカーを底まで沈めよう。
→ ちょうどの重さ、そして軽さのアンカーは?
→ 石ころにしよう。
捨てても良いような石を沈め、根掛かりさせよう。捨てることが前提なので、ロープでなくて、ロープより安価なPEライン、細くて強度のある糸にしよう。
そしてある程度の強度で切れるように、先端側には、ジギングのリーダーを使ってみよう。
ようは、釣りで遭遇する根掛かりを故意に行います。
(そもそも、フォールディングアンカーなどは根掛かりを故意に行うもの。)
道具は?
ステンレス材のウインチなんて見当たらないし、あったとしても高額。
ステンレスでウインチに近いものと言ったら、トローリング用のリールです。
そう考え中古釣具店に出かけてみます。
ウインチのようなデカイ、パワーのあるリールなら何でも良かったのです。
探しに行くと、何と500円で販売されてます。今にも処分されそうなワゴンの中に、しかもPEライン付きで🎵
リョービのリールです。
家に持ち帰り、グリスアップしたら、まだまだ使えそうです。パワーも十分です。
取り付け方法はこれから考えるとします。
自作の三方ローラーのベースは、角パイプを横に流して取り付けてあるため、拡張性を持たせてありますので、取り付けは苦労しないと思います。
簡単に取り付け取り外し可能で、そこそこの強度をもたせる、かつ、ハンドルが回しやすい位置とする。
さらには、釣りや他のアンカー作業に邪魔にならないようにすることを考え、暫くの間思案します。
沈めるものは、まずは現場に落ちている石で行くつもりです。さらに、ペットボトルにコンクリートで固めたものも試してみるつもりです。毎回都合の良い石なんて存在しないと思います。
沈んでくれて、少しだけでも根に引っ掛かってくれれば良いんです。
引っ掛かった分だけスピード下がりますから。
考えてる間も楽しい時間です。