分割ボート釣りブログ

東京湾内房付近にて、分割ボートを使ったライトジギングを楽しんでいます。艤装品製作のため沢山の道具や材料を購入ますので、それらを家庭へ還元するDIY作業も行います。また、海だけではなく、流れ込んでくる川の調査と称する登山も行います。そんな内容を記録するブログになります。

14 リョウガベイジギングC2025PE-SHL オーバーホール

ベイトリールのオシアコンクエストを使ってみたところ、メタルボディーの剛性感と、緻密なギヤの噛み合わせからくるマイクロモジュールギヤの滑かさに、すっかりヤられてしまいました。
キャスト時も、何て滑らかな回転なのでしょう。
加えて、ドラグサウンド付きなので、魚とのやり取りも楽しい!

このリールの後に、アブ オーシャンフィールド7を巻くと? ?

キャスト時の回転も、巻きもガサガサしてます(笑)
そして、ドラグは無音⤵

樹脂ボディーや、アブの悪口を言いたい訳ではなく、十分な性能を持ったリールなのですが、比較するとその差を感じてしまうのです。

ベイトリール左巻きを2台所有していて、オーシャンフィールドをサブ機とするつもりでしたが、比較的安価でハイスペックな中古リールを、オークション落札してしまったので、タックルを入れ替えることにしました(笑)

それは、ダイワ リョウガベイジギングC2025PE-SHL

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ダイワのリールは、自分の好みでないため、あまり購入したことがなかったのですが、今回はスペックと値段で、ダイワのリールに決めました。

現物を見れないネットでの中古リール購入なので、状態がとても気になるところです。


到着したので早速分解し、状態確認してみました。

 

まず、スプールを外してみます。
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おっと、ベアリングには油っけが全然なくて、錆びが見えます。

( ´゚д゚`)アチャー !
ヤっちまったか?

 

スプールなんて最も簡単に給油できる箇所なのにこの状態では、きっとギヤ回りは重症でしょう⤵


前オーナーさん、最も簡単なグリスアップ箇所であり、最も錆びやすい箇所に対して、ノーメンテとは、なんとも出不精過ぎます。


この先の分解作業が、思いヤられます。

 

 

ハンドルを外して、ギヤ側を分解してみます。


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あれ?

以外とキレイ!

 

ワンウェイローラーベアリングは?

 

点検のために外すコツは、私の場合にはソケットレンチ10ミリを使うこと。
ちょうどベアリング穴にすっぽり入り、ワンウェイローラーベアリングに当たるので、ソケットを押しながら、軽く叩くとワンウェイローラーベアリングが、出てきます。


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点検すると、これまたキレイ!

ギヤとドラグの状態は?

分解ついでにドラグサウンドの仕組みを確認してみます。


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シマノと比べても、ピンが何とも小さい!

そのせいか?
ドラグサウンドが小さい!


それと、音が出るようにギザギザさせた加工部を、このピン先端で引っ掻くから、金属クズを大量に発生させてます。
設計悪すぎです、ダイワさん。

もう少しピンの頭が大きいほうが、音も大きくなるし、金属クズ少なくなるはずです。
サブ機なのでそこは諦め、改造までは行いませんよ。サブですから。

 

 

このあと、レベルワインダー周りの分解が一番面倒でした。

余裕無さすぎて、写真撮り忘れました(汗)


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状態を確認したので、直ぐ組み立てに戻ります。

稼働部にグリスアップしながら、組み立て戻しました。

スプール無しで回転させてみると、んっ?
とても回転軽いではありませんか⤴️
ワンウェイローラーベアリングの脱脂と給油、ベアリングへの給油による効果を感じます。


しかし、スプールを戻してみると、んっ?

シャリシャリ音が⤵️
ヤバい

ベアリングに給油したことで、錆がベアリング内部で暴れてるのか?
手で周すと、ガタガタします。

これは交換するしかないかな?

ミネベアベアリングなら数百円なので、早速注文しておきました。

ヘッジホッグさんなら⬇️

 

 

スプールベアリングを外す際には、ベアリング出口側にあるピンを外さなければなりません。そのピンを抜きとり、戻すための工具は⬇️

 


中古は、使用状態や保管状態、そしてメンテナンスの状態が分かりせん。
いくらハイスペックのリールでも、状態が悪くては性能を発揮しません。
やはりメンテナンスすることが重要ですね。
中古に限らず、新品も使っていくと、いつかは中古になりますからね。

 

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