この度、ボートドーリーの小改造しました。
まずは、現状の説明からです。
使用中のボートドーリーは、このタイヤが青色のタイプです。
ノーパンクタイヤで、材質はほぼステンレス材です。でも、一部は錆びる鉄が使われています⤵️
この写真手前に見えます抜け防止の付いたピンは、残念ながら材質がカーボンスチール(鉄)です。
錆ることは購入時から分かっていました。
いつか錆びて使い物にならなくなるので、対策品を購入するか、製作しないといけないと考えていました。
それが、現状は錆びまくってしまい、船に着色するくらいの状態になってしまいました。いよいよ対策しなければならなくなりました。
ワイヤーブラシで擦ったりして、騙し騙しって事じゃ、通用しなくなってきました。
ピンが錆にて膨れて、差せなくなってきましたから。
錆にまくりです。
ドーリーを跳ね上げる時や下げるときは、ピンが差しやすく、沖へ出たときは抜けなければ良いだけです。
ピンの直径は8ミリなので、8ミリボルトで代用します。
固定は、ナットだと振動で外れやすいから、Rピンで止めることにしました。
このボルトは、ロッドホルダーのスーパー受け太郎を改造したときに、クランプするボルトを切断した時、廃材として出て来たものです。
スーパー受太郎のクランプボルトの一部
クランプハンドル側の穴の開いた部分を再利用しました。
ステンレスのボルトに穴を開ける作業って、とても大変なんですよ!
固くて、ドリルの刃が食い込んでいかないんです。
形状も丸いと、大変なんですよ!
上手く再利用出来ましたね。
ここで再利用することを考えての、スーパー受け太郎のボルト切断位置でしたからね。当然です。
あとは、ナットをボルトに溶接してあります。接着材で固定してもよかったのですが、せっかく溶接機を所有しているので、より確実な固定方法としました。
チェンジノブを取り付けて、Rピンが無くならないように、アシストフックの製作に使用するラインで繋げたらオシマイ!
簡単な構造なので、手間なく完成です。
これから購入される方の場合、全てステンレス材で出来た別の既製品を購入されることをオススメします。
私は、ピン長さが合わなかったため製作しましたが、長さが合えば1本500円程度のステンレス製のクイックリリースピンを購入した方が、手間なくて便利です。