【今回の皇海山登山は、体力的に厳しいことが予想されましたので、少しでも軽量化を図かりたくミラーレス一眼カメラを持ちませんでした。写真は全てスマホカメラなので、少し画質や色彩が悪いです。】
ここ2ヶ月近く続けてきた山活により、山登りに適した体に仕上がってきました☺
関東エリアの登山レベル最高難度にあたる皇海山に、仕上がった体が耐えられるのか?と不安もありましたが、この機を逃したら皇海山登山は出来ないと考え、チャレンジ登山をしてきました。
気温も丁度いいですし、晩秋は天気予報が大きく外れ急に崩れることも無い季節です。登山の計画が立てやすい時期になります。
釣りはこれからも定期的に出来ますが、皇海山登山は天候や季節、それに体力面が揃わなけば登れません。体力的には今しかない!と決心しました。今シーズンは釣りを半休止することにしました。
2022年現在、皇海山への登山ルートは群馬県側からアプローチする比較的楽なルートが閉鎖されております。とても険しい栃木県足尾側からのクラシックルートのみとなります。クラシックルートは長くて険しいのです。
このルートを日帰りする猛者たちもいるようなので、現在どれくらい体力があるのか?試すべく、チャレンジしてみることにしました。
時間的な面から考えて、山頂まで辿り着く事が出来なくても、12時には引き返してこようと考え挑みました。そこで、安全面からいつも明るくなってからしか動き出しませんが、まだ暗い5時からスタートしました。日帰りにて往復するためです。
銀山平から一の鳥居までは、車両通行止めとなっていますが、ガードレールのある道になります。本格的な登山道となる一の鳥居まで銀山平からだと徒歩で1時間ほどかかるため、日が登る前の5時にスタートしました。ちゃんと安全確保してますよ。
が、登り始めて直ぐに明るくなってきました。
そして一の鳥居に着く前には明るくなってました。
もう少し早くスタートしても良かったかな?と、この時後悔しました。
日帰りを無理なく目指すのなら、スタートはもう30分早くて5時前でしたね。
しかしその後、スピードアップしようとしましたが、鹿の数が多くてスピードアップするとバッタリ目の前に遭遇!なんてことがあり、物音をたてながら足早に進みました。
それでも予定通りにスタートしてから、1時間で一の鳥居を通過しました。
この時間帯から朝陽が射し込んできて、ここから百丁目あたりを過ぎるまで、朝焼けした綺麗な紅葉の景色を楽しめました。その景色を楽しみ過ぎて、さらに時間ロスしてしまいました。
通り過ぎるだけでは勿体ない良い景色だったので、このような写真を撮り過ぎました☺
来年以降は、この辺りの紅葉だけ見に行こうと思いました。楽なのに景色は良いですからね。
時間ロスしながも、庚申山の真下にある庚申山荘まで2時間で到着しました。(朝7時)
無人でしたのでポストに300円を入れ、休憩と水の補給をしました。
そして余分な荷物を置いていく事にしました。
日帰り出来そうになかった事を想定し、防寒着や食料、チェーンスパイクなど余分に背負って来ました。銀山平から皇海山への往路からすると、この庚申山荘はまだ1/3になります。往復日帰りだとたった1/6です。
この先の険しい道を少しでも楽に進むため、余分な荷物を階段下の置場へ置きました。
この山小屋へ戻ってくる時間が遅くなるようだった時、宿泊することになりそうだったので下見もしておきました。
因みに素泊まり宿泊料金は2080円でした。
皇海山を目指すなら、ここで前後泊することがフツーなのだと思いますが、まずは日帰りを目指してみることにしました。
7時30分 庚申山荘を出発
何時にここへ戻ってくることが出来るのかな?
登りはじめてみると、やはり庚申山荘裏側の崖の多い山を登ることになりました。
ひたすら登り
ただひたすら登り
8時20分 庚申山(こうしんさん)の山頂へ
この山頂で往路のまだ半分です💦💦
そう考えてしまうと、精神的にキツイです。
この庚申山山頂部は視界が開けてません。
山頂から数分進むと視界が開けた場所があり、そこで小休憩としました。
まさか?と思いましたが、まだ遠くに見える手前の高い山が皇海山でした。
尾根伝い歩きしたとしても、距離はソコソコあるし、アップダウンが相当あるじゃないか!って、テンション下がります。
そして、これを見て先を急がねば!と、水を数口飲んだだけの小休憩としました。
8時50分 駒掛山通過
9時20分 薬師岳通過
だんだんと皇海山まで近く来ました〜
庚申山から歩き始めて丁度1時間経過しました。まだ先は長いので、少し開けた場所があったので、座って10分ほど休憩しました。
この薬師岳までは比較的平坦だったため、距離を稼げました。
この先に待ち構える鋸山(のこぎりやま)は、名前通りにアップダウンの激しい道程になりました。薬師岳付近で休憩しておいて良かったと思いました。
9時35分 白山通過
このあたりから見た景色は良かったですね~
そして、この先が鋸山です。
この先から、激しめな鎖場が沢山待ってました。
しばらく激しいアップダウンを繰り返しながら、前に進みました。
さして登った頂上からの景色を楽しみながら、前に進むことが出来ました。
10時10分 鋸山登頂
歩き始めてから5時間を経過しました〜
は〜
もう直ぐ皇海山だけど、ここまででもう疲れました〜
群馬県沼田側に広がる紅葉が、なんとも綺麗なことか〜
ここまで登った甲斐がありました〜
この鋸山から皇海山までは一旦急な崖を下らなければなりません。そしてまた登りが待ってます。
良い景色に満足したことだし、ここで引き返してもイイかな?と、弱い自分が囁くのです。
そして強い自分は、折角ここまで来たのだしまだ時間が十分有るのだから、前に進まないでどうする?と・・・葛藤が
時間的には十分余裕があったので、前に進みました。
が、鋸山から皇海山まで、下り20分登り40分ほど計1時間かかりました。
ようやく山頂!
皇海山山頂からのパノラマ的な視界ゼロなので、速やかな記念撮影のみ
11時30分 下山開始
この後の下山コースは上りと全く同じコースを、ほぼ同じ時間掛けて戻りました。
鋸山の山頂部は、シッカリとギザギザしてました。
そのギザギザした山をまた引き返して来ました〜
下山途中に左足を軽く捻ってしまいました。
軽くテーピング固定して、あとは気力で下山しました。
14時0分 庚申山通過
庚申山〜皇海山〜庚申山まで約6時間かかりました😫😫😫😫😫😫😫😫😫😫
そして庚申山を下山する途中、ハプニングが?
ニホンカモシカに遭遇しました!
14時30頃 庚申山荘到着 置いた荷物をピックアップし、水を補給して下山開始
16時15分 銀山平駐車場へ下山完了〜
疲れた〜😫😫😫😫😫😫😫😫😫😫😫
直ぐに銀山平にあるすぐ近くの温泉に入りたかったのですが、日帰り温泉は15時までとの事で断られました。
そこで少し車で移動し、水沼駅温泉センターにて汗を流して帰宅しました。
駅に併設した珍しい温泉施設です。
と、この後すんなり帰宅出来たわけではなく、途中睡魔には勝てず、4時間ほどパーキングにて爆睡してから帰りました〜
もう直ぐに冬がやってきます。
山頂部付近には霜柱が見られました。
この皇海山登山が今年最後の山活かな?と思います。でもまだ雲取山も行けそうであれば、そちらを今年最後の山活にしようと思います。
体は一つしかなく時間も限られます。こちら釣活とバイク乗活は小休止状態にして、山活に励んでいます。
山活は他の活動よりも体力的に最も厳しいので、優先的に行おうと思います。