分割ボート釣りブログ

東京湾内房付近にて、分割ボートを使ったライトジギングを楽しんでいます。艤装品製作のため沢山の道具や材料を購入ますので、それらを家庭へ還元するDIY作業も行います。また、海だけではなく、流れ込んでくる川の調査と称する登山も行います。そんな内容を記録するブログになります。

2022/11上旬 皇海山(すかいさん)日帰り登山 (栃木県側銀山平から登る過酷な修行クラシックルート)

【今回の皇海山登山は、体力的に厳しいことが予想されましたので、少しでも軽量化を図かりたくミラーレス一眼カメラを持ちませんでした。写真は全てスマホカメラなので、少し画質や色彩が悪いです。】

 

ここ2ヶ月近く続けてきた山活により、山登りに適した体に仕上がってきました☺

関東エリアの登山レベル最高難度にあたる皇海山に、仕上がった体が耐えられるのか?と不安もありましたが、この機を逃したら皇海山登山は出来ないと考え、チャレンジ登山をしてきました。

気温も丁度いいですし、晩秋は天気予報が大きく外れ急に崩れることも無い季節です。登山の計画が立てやすい時期になります。

釣りはこれからも定期的に出来ますが、皇海山登山は天候や季節、それに体力面が揃わなけば登れません。体力的には今しかない!と決心しました。今シーズンは釣りを半休止することにしました。

 

2022年現在、皇海山への登山ルートは群馬県側からアプローチする比較的楽なルートが閉鎖されております。とても険しい栃木県足尾側からのクラシックルートのみとなります。クラシックルートは長くて険しいのです。

このルートを日帰りする猛者たちもいるようなので、現在どれくらい体力があるのか?試すべく、チャレンジしてみることにしました。

時間的な面から考えて、山頂まで辿り着く事が出来なくても、12時には引き返してこようと考え挑みました。そこで、安全面からいつも明るくなってからしか動き出しませんが、まだ暗い5時からスタートしました。日帰りにて往復するためです。f:id:Minow:20221112094055j:image

銀山平から一の鳥居までは、車両通行止めとなっていますが、ガードレールのある道になります。本格的な登山道となる一の鳥居まで銀山平からだと徒歩で1時間ほどかかるため、日が登る前の5時にスタートしました。ちゃんと安全確保してますよ。

が、登り始めて直ぐに明るくなってきました。
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そして一の鳥居に着く前には明るくなってました。

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もう少し早くスタートしても良かったかな?と、この時後悔しました。

日帰りを無理なく目指すのなら、スタートはもう30分早くて5時前でしたね。

しかしその後、スピードアップしようとしましたが、鹿の数が多くてスピードアップするとバッタリ目の前に遭遇!なんてことがあり、物音をたてながら足早に進みました。

それでも予定通りにスタートしてから、1時間で一の鳥居を通過しました。

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この時間帯から朝陽が射し込んできて、ここから百丁目あたりを過ぎるまで、朝焼けした綺麗な紅葉の景色を楽しめました。その景色を楽しみ過ぎて、さらに時間ロスしてしまいました。

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通り過ぎるだけでは勿体ない良い景色だったので、このような写真を撮り過ぎました☺

来年以降は、この辺りの紅葉だけ見に行こうと思いました。楽なのに景色は良いですからね。

 

時間ロスしながも、庚申山の真下にある庚申山荘まで2時間で到着しました。(朝7時)
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無人でしたのでポストに300円を入れ、休憩と水の補給をしました。

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そして余分な荷物を置いていく事にしました。
日帰り出来そうになかった事を想定し、防寒着や食料、チェーンスパイクなど余分に背負って来ました。銀山平から皇海山への往路からすると、この庚申山荘はまだ1/3になります。往復日帰りだとたった1/6です。

この先の険しい道を少しでも楽に進むため、余分な荷物を階段下の置場へ置きました。

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この山小屋へ戻ってくる時間が遅くなるようだった時、宿泊することになりそうだったので下見もしておきました。

因みに素泊まり宿泊料金は2080円でした。

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皇海山を目指すなら、ここで前後泊することがフツーなのだと思いますが、まずは日帰りを目指してみることにしました。

 

7時30分 庚申山荘を出発

何時にここへ戻ってくることが出来るのかな?

登りはじめてみると、やはり庚申山荘裏側の崖の多い山を登ることになりました。
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ひたすら登り

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ただひたすら登り

8時20分 庚申山(こうしんさん)の山頂へ
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この山頂で往路のまだ半分です💦💦

そう考えてしまうと、精神的にキツイです。

この庚申山山頂部は視界が開けてません。

山頂から数分進むと視界が開けた場所があり、そこで小休憩としました。
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まさか?と思いましたが、まだ遠くに見える手前の高い山が皇海山でした。
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尾根伝い歩きしたとしても、距離はソコソコあるし、アップダウンが相当あるじゃないか!って、テンション下がります。

そして、これを見て先を急がねば!と、水を数口飲んだだけの小休憩としました。

 

8時50分 駒掛山通過
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9時20分 薬師岳通過
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だんだんと皇海山まで近く来ました〜
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庚申山から歩き始めて丁度1時間経過しました。まだ先は長いので、少し開けた場所があったので、座って10分ほど休憩しました。

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この薬師岳までは比較的平坦だったため、距離を稼げました。

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この先に待ち構える鋸山(のこぎりやま)は、名前通りにアップダウンの激しい道程になりました。薬師岳付近で休憩しておいて良かったと思いました。

 

9時35分 白山通過
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このあたりから見た景色は良かったですね~

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そして、この先が鋸山です。
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この先から、激しめな鎖場が沢山待ってました。

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しばらく激しいアップダウンを繰り返しながら、前に進みました。

さして登った頂上からの景色を楽しみながら、前に進むことが出来ました。

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10時10分 鋸山登頂
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歩き始めてから5時間を経過しました〜

は〜

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もう直ぐ皇海山だけど、ここまででもう疲れました〜

群馬県沼田側に広がる紅葉が、なんとも綺麗なことか〜
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ここまで登った甲斐がありました〜

 

この鋸山から皇海山までは一旦急な崖を下らなければなりません。そしてまた登りが待ってます。

良い景色に満足したことだし、ここで引き返してもイイかな?と、弱い自分が囁くのです。

そして強い自分は、折角ここまで来たのだしまだ時間が十分有るのだから、前に進まないでどうする?と・・・葛藤が

 

時間的には十分余裕があったので、前に進みました。

が、鋸山から皇海山まで、下り20分登り40分ほど計1時間かかりました。

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ようやく山頂!

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皇海山山頂からのパノラマ的な視界ゼロなので、速やかな記念撮影のみ

 

11時30分 下山開始

この後の下山コースは上りと全く同じコースを、ほぼ同じ時間掛けて戻りました。

鋸山の山頂部は、シッカリとギザギザしてました。
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そのギザギザした山をまた引き返して来ました〜

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下山途中に左足を軽く捻ってしまいました。

軽くテーピング固定して、あとは気力で下山しました。

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14時0分 庚申山通過
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庚申山〜皇海山〜庚申山まで約6時間かかりました😫😫😫😫😫😫😫😫😫😫

 

そして庚申山を下山する途中、ハプニングが?

ニホンカモシカに遭遇しました!
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14時30頃 庚申山荘到着 置いた荷物をピックアップし、水を補給して下山開始

 

16時15分 銀山平駐車場へ下山完了〜

疲れた〜😫😫😫😫😫😫😫😫😫😫😫

 

直ぐに銀山平にあるすぐ近くの温泉に入りたかったのですが、日帰り温泉は15時までとの事で断られました。

そこで少し車で移動し、水沼駅温泉センターにて汗を流して帰宅しました。
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駅に併設した珍しい温泉施設です。

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と、この後すんなり帰宅出来たわけではなく、途中睡魔には勝てず、4時間ほどパーキングにて爆睡してから帰りました〜

 

もう直ぐに冬がやってきます。

山頂部付近には霜柱が見られました。
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この皇海山登山が今年最後の山活かな?と思います。でもまだ雲取山も行けそうであれば、そちらを今年最後の山活にしようと思います。

 

体は一つしかなく時間も限られます。こちら釣活とバイク乗活は小休止状態にして、山活に励んでいます。

山活は他の活動よりも体力的に最も厳しいので、優先的に行おうと思います。

アウトドア&フィッシング ナチュラム