沖に出て釣り場に到着したら、魚群探知機で魚群を探します。
風や潮の流れ、水深とアンカー長さを考慮して、アンカーを投げ込みます。
ロープを投げ込み、必要な長さのロープを繰り出し、一度ロープが伸びたところで一度アンカーが海底に食い込むように引っ張ります。
その直後に、素早くクリートにアンカーロープを結び、アンカリング完了となります。
素早くクリートに結ぶ為には、慣れもありますが、使い勝手を考えて配置しないと素早く行えません。
アンカーを打ち込みに海に出たわけではありません。一秒でも早く魚が釣りたい訳です。
そこで、私のボートでは、以下のようなクリートの配置にしました。
このアカシヨット E3K-280 のバウデッキ(船首側の平場)は、波切りのことを考えてあり窪んでます。(私には余計な設計です(笑))
クリートは、一番小さい4インチの物を購入しましたが、船首側に取り付けるスペースが見当たりません。そこで写真の位置に取り付けることにしました。
単にクリートを船の側に押し付けるように取り付けると、クリートの足が短く側に寄ってしまいクリートし難いのです。
そこで、クリート足側とボート側部の間に、ナットを一つ入れ嵩上げしました。
単に取り付けたら使い勝手悪いので、改善してあります。
船首側でアンカリング作業する際に、この船の浮力バランスなのか、船首側が結構沈み込みます。体重60キロ以下なんですが。
沈み込んだ分、波を被ったり、波がボート内に入り込むリスクが高くなります。
モーメントの関係(テコの原理)で、船首の前に体重が載れば載るだけ、前が沈みます。
そこで、あまり前側に出たくないので、写真の位置にクリートを取り付けました。
クリートは先のタイプように括るものでなく、カムタイプで簡単に留められるものが、ヨット部品として販売されてます。
有名なメーカーであるハーケンのものなら頑丈です。
他に、考えた案
長さ1mくらいの木材を1本、波切りの前に左右に流して取り付け、その木材にクリートを一つ取り付けた方が、簡単で安価に出来るとおもいます。
私は見た目のカッコ良さを重視しました。