船出の前に、毎回行っていたロッドホルダーを取り付ける作業(クランプで留めるだけなんですが)を省き、少しでも早く船出したい。
さらに、ウッドデッキ用の人工木(プラスチック混在)なので、クランプ歯の食い込みが甘く(プラスチックがヌルヌルと潰れる感じ)、取り付けがルーズでした。
竿受けとしては有ってはならないことですが、滑って受け回転することがありました。
滑り止めの材質を間に入れ込むことで対策できますが、部品点数が増え、さらに取り付ける手間が増えるだけです。
変更前
固定するときに、人工木を取り付けてから、ロッドホルダーを取り付ける。この一手間を減らしたい!
→人工木に 固定してしまおう!
そこで固定方法を考えます。
私の場合、人工木に物理的に強そうな取り付けかたは、クランプを垂直方向にした取り付け方法から、水平方向だと思いますので、水平へ変更します。
まず人工木のサイズと、クランプのサイズを測ってみよう。
人工木を少し切り込み加工すれば入りそうだ。
クランプ金具を撤去し、全長130ミリの長ボルトで人工木と一緒に差し込めば、固定できそうだ。
すぐ行動です。
スーパー受け太郎に付いていたクランプの金具を撤去(金のこで切断)します。
切断したクランプネジはM8 (JIS規格の8ミリネジ)になります。
スーパー受太郎の、プラスチック材で出来たコの字の部分を、木材に食い込ませるように加工します。
食い込むよう加工したところへ、スーパー受太郎を入れてみます。
バッチリです。
全長130ミリの長ボルトで、スーパー受け太郎と受け太郎スタンドをボルトで留めてあります。
M8ボルトなら、受け太郎のクランプナット部を活用できます。
が、数十円ですが安いM6サイズにしました。
これでクランプで留める、外すの動作が無くなりましたし、クランプより確実に固定されることとなりました。
変更後。(受け太郎が一つのタイプ)
オールを取り出すときに、稼働範囲に干渉していないか確認します。
干渉してきたので、ギリギリ交わすようにオールのアルミパイプを1センチカットしました。
これで、完了です。
出船時にオールが出せなかったら、一大事ですから、確認は重要な作業の一つです。