分割ボート釣りブログ

東京湾内房付近にて、分割ボートを使ったライトジギングを楽しんでいます。艤装品製作のため沢山の道具や材料を購入ますので、それらを家庭へ還元するDIY作業も行います。また、海だけではなく、流れ込んでくる川の調査と称する登山も行います。そんな内容を記録するブログになります。

分割ボート 艤装品と荷物などの全体配置の紹介 【ミニボート アカシヨット E3K-280 (3分割) 】

これまで、艤装品を自作し個々のパーツを紹介してきましたが、全体配置を紹介したことはありませんでしたので、今回はその紹介になります。

 

自分が欲しいモノを思い付くままに市販品やアレンジ、自作してきましたが、3年掛けてようやくシンプルで納得できる形になってきました。

 

FRPボートの中でも一体型と分割型があり、メーカーが異なれば艤装品も配置も異なります。何より釣種が異なれば全く配置が異なります。

 

そんな私の現在の艤装品と配置は、アカシヨット 3分割モデルによる(ライト)ジギング仕様になります。+サビキ釣りが出来る仕様になります。

 

人それぞれ求めるものが違いますので、同じ艤装になるはずがありませんが、配置も艤装品も、これから乗り出そうと考えている方へ、何かしらの参考になれば良いと考えております。

 

他の船の艤装品や荷物配置を見たことがないので、何が王道なのか全く知りません。

自分なりに、機能だけでなく、見た目も重視してきましたので、仕上がりはソコソコ見せられるレベルになってきました。

 

この紹介を書きながら感じたことは、自分の家の間取と家具、家具配置を紹介しているような事と似ているな~と。

 

他の方があまり詳しく書かない理由でしょうね。たぶん。

 

 

艤装品と配置の紹介

それでは、紹介していきます。

まずは、後ろ側からの全景から。

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砂浜からの出船時は、船首を沖側に向けておき、後ろから船を押し出しながら乗り込みますので、私は左後側から人が乗り込みやすいような艤装品配置としています。

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船内の全景

横から中を覗くと、こんな配置になります。
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乗り込んだ時に座椅子までの動線に荷物があると邪魔なので、左側を空けています。

 

 大きなクーラーボックスを、同乗者の座椅子として使用しています。

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 クーラーボックスには保冷力のある発砲ウレタンやスチロールが使用されています。

元々アカシヨットの座椅子には、発砲ウレタンが充填されており、不沈構造となるよう設計されておりますので、クーラーボックスがその役割になるよう、船にシッカリ固定できるよう専用の金具を自作して取付けてあります。

安全第一ですからね。

 

 座椅子には防水クッションを使用し、お尻と腰への負担軽減対策をしております

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これでは、艤装品の全体が良く見えない写真ですね。

 

ここからは、個別に紹介していきます。

 

オール周り

オールの周りは、こんな艤装品配置にしています。
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オールホルダーは、小物ホルダーと同じボルトを使い固定させ、艤装作業の効率化を図っています。

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サビキ釣り用の角型コマセバケツホルダーの最終仕様はこちら。

さらに2連タイプ

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ここで注意すべきこととして、オールのグリップ側は出船・着岸の時に邪魔にならないような艤装品配置とすることです。

具体的には、オールクラッチ(ヒンジ部)からグリップエンドまでの間には、ロッドホルダーを配置しないことです。もしくは配置したとしても、他にもロッドホルダーを配置し、オールを使用する時ロッドを移動できるようにしておくと良いと思います。

 

オールの端部には少し隙間が出来ます。そこに同乗者がラインを良く引っかけるため、グリップエンドに隙間が出来ないよう、グリップゴム一体型のものを追加してあります。

 

操船者周り

次は右後側に配置される艤装品の紹介になります。ここが、操船者にとって最も重要な艤装品と配置になります。 

ここには、ロッドホルダー、ランディングネット・フラッグホルダー、魚群探知機、オール・小物ホルダーを配置させています。
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このロッドホルダーとランディングネット・フラッグホルダーは、海上で邪魔にならない右後側へ配置変更させています。

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このようにしておくと、とてもロッドをシャクリやすくなります。

 

これは海上で簡単に配置変更できるような構造になっているから出来ることですが、こんな工夫を施してあるからです。 

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 この変更により、海上でも配置変更が容易に出来るような仕組みとなりました。

加えて艤装品の組立て分解作業において、とても早く楽に行えるようになりました。

 

魚群探知機

魚群探知機は、簡易防水ホルダーと振動子用パイプのホルダーを自作して、右後側へ配置しています。

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 船外機のスロットルの操作側(左側)に配置しても邪魔にはなりませんが、出船時には邪魔になるため、右後側配置としてあります。

 

先日、自作したばかりのマルチホルダーは、ここに配置しました。
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 このマルチホルダーの配置位置は、同乗者にも使いやすい位置となりました。

その後、マルチホルダーを同乗者と操船者用の2つ製作し、更に使い勝手のよい艤装になりました。

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タックルケース

快適な装備品は、艤装品ばかりではありません。狭い船内では、大きな荷物は邪魔になります。

そこで、荷物をコンパクトにまとめ、 波を乗り越える際の飛沫や、雨などからタックルや食料が濡れないようにする、蓋付きのタックルケースがあるととても快適になります。

荷物も運搬も便利ですし、帰宅後には、蓋をしたまま上から水を掛けるだけで、簡単に塩抜き洗いすることが出来ます。

 

バークレーのタックルケースは、3000円台ですから、2つ購入しタックルと食料などを分けて使用しています。

他のメーカーからも販売されております。

大きさだけで言うと40Lタイプのモノが使い勝手の面で言うと限界だと思います。

そして40L以上の大きさだと、狭い船内で置く場所が限定されてきます。

因みに33Lタイプの大きさが丁度良くて、どこへでも置きやすく、足元が邪魔になり難いため、このサイズを愛用しています。

船内での配置変更が容易である点を重視しています。

 

ガソリン携行缶

ガソリンの予備燃料は、プラスチック製のガソリン携行缶3Lを使用しています。

配置としては船外機のクランプ部にある穴に、ロープとカラビナを使って吊り下げています。

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材質が全てプラスチックなので、海水を浴びても錆びないので、このようなプラスチックタイプのモノは便利ですね。

上のリンク先のAmazonから、2000円台で購入出来ます。

 

最後に

今回は、艤装品と配置についての紹介としましたが、少しでも役に立つようなモノやアイデアがあったのなら、参考にしてみて下さい。

 

FRPの小型ボートを使った釣りは、人口が少なくとてもニッチな趣味になります。

更に、情報発信する方も少ないため、乗り始めるまでのハードルが高いと思います。

 

船外機への知識も必要となりますので、更にハードルが高くて大変だと思います。

 

それを越えれば、岸からの釣りでは味わえない大きな楽しさが沖にはあります。

 

そんな高いハードルを越えるために、役に立つブログになれは幸いです。

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